目次
ふくらはぎはなぜ太くなる?
ふくらはぎの脂肪が増える

ふくらはぎが太くなる原因の一つに、セルライトが挙げられます。セルライトとは、脂肪・体内に溜まった老廃物が結合して、皮膚の表面上にデコボコした肌になってしまう状態のことです。その形状から欧米では「オレンジピールスキン」と呼ばれています。
一般的にセルライトは、お尻・太ももに出来やすいのですが、ふくらはぎにも現れるのです。一度出来てしまったセルライトは、なかなか元の状態に戻すことが出来ないので、事前に予防(マッサージや生活習慣の見直し)が必要になってきます。
ふくらはぎのむくみが原因

足は心臓から離れた場所に位置する為、どうしても血流が悪くなりやすく、むくむのが難点です。特にふくらはぎは最も遠いので、体重の負担がかかり、余分な水分が溜まりやすくなります。特に立ち仕事をしている人や長時間デスクワークをしている人は体を動かさないので、注意が必要でしょう。
元々冷え性の人は、季節関係なく足が冷えやすいので、どうしても血流が悪くなり、そこに老廃物や余分な水分が溜まることでむくみの要因になります。ふくらはぎはリンパマッサージなどで改善できる為、日ごろからマッサージケアを心がけましょう。
ふくらはぎの筋肉太りが原因

学生時代に運動部に入っていた人に起こりやすい状態です。学生の頃は頑張って毎日運動をしていたのに、卒業してから全くスポーツをしなくなってしまうことで、筋肉の上に脂肪が付いてしまい、盛り上がって見えてしまうのです。これがふくらはぎが太く見える要因になります。

又、普段から高いヒールを履く機会が多い人は、ふくらはぎに負荷がかかるので知らないうちに筋トレ状態になり、筋肉量が増えて、ふくらはぎが盛り上がってくるのです。何気に履いている靴にも気を付けなければいけません。
浮き指が原因でふくらはぎが太る
浮き指とは、立った時に足の指が地面から浮いている状態のことです。外反母趾や親指がしっかりと地面に着いていない浮き足・偏平足は足が太くなる傾向があると言われています。特に浮き足は、脛(すね)・ふくらはぎをたくましく成長させてしまうのです。

どうしても体の重心がかかとに傾き、足の裏が不安定になり、補おうとしてふくらはぎに力がかかるからです。その為、細くするべきふくらはぎが太くなってしまいます。
ふくらはぎ筋トレのメリット
ふくらはぎの筋肉をアップして脂肪燃焼に

エネルギー消費は運動をしている時だけでなく、呼吸をしているだけでも消費され、それが基礎代謝になります。つまり脂肪を燃焼する為に必要なのことは、基礎代謝を上げることです。効率的に代謝アップをはかるには、ふくらはぎ筋トレをして筋肉量を増やしましょう。

ふくらはぎの筋肉を鍛えることで、ふくらはぎの基礎代謝がアップし、脂肪がどんどん燃やされていきます。燃焼されていくのを実感しながら更に筋トレを進めていくと、メリハリのある美脚をゲットすることが出来るのです。
足が細く血行が良くなってキレイに

すっぴん顔でもイケてる女性と同様に、素足がキレイな人も魅力的です。美脚の条件は、ほっそりと細くすることは勿論のこと、血色の良い足であることも大事な要素です。筋トレでふくらはぎを鍛えることで、基礎代謝が上がり血の巡りが良くなります。

血色が悪く浅黒かった肌色も、薄いピンク色になって素足でも気にすることなく外出できるでしょう。又、筋トレでふくらはぎを細くするので、益々自分に自信を持てるようになります。
ふくらはぎのむくみ解消効果が

むくみは、血液循環が停滞して血液中に水分が溜まってしまうことで起こります。この状態が続くと、水分だけでなく体内にある老廃物も溜めてしまうことになるのです。どんどん足に溜まって、ふくらはぎを太く見せてしまうわけです。

筋トレをすると筋肉の収縮が始まり、ポンプのように圧力をかけて溜まりやすい血液が心臓に向かって上がっていくことで、血流が良くなります。溜まった水分や老廃物が流れて解消するので、ふくらはぎをすっきり細くするのです。
足の疲労度が軽減される

長時間の立ち仕事等は、足に負担がかかり、血液循環を悪くさせる原因になります。その為、心臓から遠いふくらはぎはどんどん余分な水分や老廃物が溜まってしまうのです。この状態が長く続けば、ふくらはぎは太くなってしまいます。

筋トレでふくらはぎが鍛えられることで、血流が良くなり、老廃物が足元に溜まりにくく外に排出されるので、足を細くする最短距離となって、又、疲れにくい足を目指せます。
代謝アップして全体のダイエット効果がアップ

太っていることを気にしている人の多くは、足太りだけでなく、体全体的に痩せたいと思っています。その場合のシェイプアップには、ふくらはぎの筋トレがおすすめなのです。ふくらはぎの筋肉量が増えることで、基礎代謝がアップするのです。

基礎代謝が上がると、脂肪燃焼が始まり、血行が良くなることで体全体の血液循環が改善します。つまり、全身の基礎代謝アップに繋がるのです。血行が良くなると、肩こりや首のコリにも効果が期待出来るため、率先してふくらはぎを細くする筋トレを始めましょう。
理想的なふくらはぎを目指そう
足の2つの筋肉について
①鍛えるとふくらはぎを太くなる速筋

この筋肉は、瞬発性に優れています。瞬発的に筋肉を使うスポーツとして代表的なのは、短距離でしょう。又、重い負荷を与えるパワーリフティングも同様にこの筋肉が使われています。鍛えることで太くなる筋肉で、逆に細くすることを望んでいる人にとっては鍛えてはいけないのです。
筋肉がムキムキのボディビルダーは、主にこの筋肉を鍛えて、どんどん大きくしています。速筋は、ふくらはぎを細くすることを望んでいる人にとっては、大きくしてはいけない筋肉です。
②鍛えてもふくらはぎが太くならない遅筋
赤っぽい色をしていることで、「赤筋」とも呼ばれる遅筋は、よく理科の実験室で見かける人体模型の中の赤い筋肉の部分に当たります。長時間かけて軽い負荷を与える運動をすることで、筋肉が徐々に付いてくるのです。

代表的なのは、マラソン選手で、鍛えても太くなりにくいのが特徴であり、ふくらはぎを細くすることを目指すのであれば、遅筋を鍛えることが重要です。効率的に脂肪を燃やすことで、メリハリのある美脚になります。
効果的なふくらはぎストレッチについて
2つの種類がある
ストレッチというと、運動前にやる準備体操をイメージしますが、実はストレッチには2種類あります。この2つのストレッチは、運動前と運動後にする方法が若干違うのです。まずは動的ストレッチで「ダイナミックストレッチ」と呼ばれています。
- 動的ストレッチ:体を動かして、その動きに応じて筋肉を動かしていく方法
- 静的ストレッチ:体をあまり動かさずに、筋肉が可動する範囲いっぱいまで伸ばす方法
体をめいいっぱい動かして、筋肉を動かしていくストレッチ方法です。一方、静的ストレッチは、「スタティックストレッチ」と呼ばれ、体を動かさずに、筋肉だけを伸ばしていくストレッチ方法になります。運動前のウォーミングアップは体を温める目的なので、動的ストレッチが良いでしょう。
動的ストレッチ効果
動的ストレッチをする目的は、体温上昇と筋肉の柔軟性を上げる為で、体温が上がることで血行が良くなり、筋肉が柔らかく伸びやすくなります。運動前はどうしても体が固く、冬場は特に血管収縮で筋肉も硬直している状態です。
- これから始める筋トレ効果アップ
- ケガをしないように
- 血行を促進
体を温めることで筋肉が伸びやすくなり、その結果、血行が良くなってケガをしない柔軟な体を作り、筋トレの効果をより高めます。「これから本格的な運動をするんだ」と準備モードに入るわけです。
静的ストレッチ効果
静的ストレッチの目的は、筋トレによって蓄積された老廃物を外に排出させる為の方法なので、筋トレ後のトレーニングとして用いられます。筋トレをすると、筋繊維がダメージを受けて、一時的にふくらはぎに水分や老廃物が溜まりやすくなるのです。

- 老廃物の除去
- 筋肉痛の緩和
老廃物を無くすことで、血流が良くなり疲れにくくなるので、翌日のきつい筋肉痛を抑えることが出来ます。又、血行が良くなれば、代謝も上がって脂肪燃焼され、よりふくらはぎダイエット効果が望めるでしょう。
原因別によるふくらはぎダイエット法
ふくらはぎのセルライト対策リンパマッサージ
一度出来てしまう皮膚の表面に現れるセルライトは、なかなか取り除くのが難しいものです。そこで効率的にふくらはぎのセルライトを無くす方法として、リンパマッサージがあります。まず、オイル・クリームを塗り、足の先をよく揉みほぐしましょう。
足の甲だけでなく、足裏もしっかりリンパを流していきます。左足を折って左手を太ももで支え、右手の親指をふくらはぎの裏にあたるように、足首から膝に流してください。次に足の前の骨の横の硬い部分を両手の親指で下から上になぞりましょう。
そして、足の前にある平らな骨部分もマッサージ、膝裏のリンパ節に溜まったリンパも後ろに流していきます。太ももも内側から外側へなぞるようにマッサージを行い、右足も同様に行って、リンパマッサージ1セットが完了です。
むくみ対策でふくらはぎを細くする筋トレ
ふくらはぎは老廃物や余分な水分が溜まりやすく、むくみやすい箇所です。その為、普段から筋トレをすることで、疲れにくく足をすっきり細くするのです。やり方は、まず、椅子に腰かけて片足をもう片方の足の太ももに乗せ、組んでいない方の手で足首を押さえます。

そして、足の親指で円を描くように大きく回し、反対側も同様に回します。「足首まわし」と呼ばれる方法で椅子があればすぐ出来るので、今日から始めてみましょう。
トレーニング別ふくらはぎを細くする方法
筋トレでふくらはぎを細くする
膝を少し外側に向けて、お尻を引き締めた状態で立ちます。親指に体重をかけて、10回かかとを上げ下げ、今度はかかとに重心を置いて、10回つま先を上げ下げしてください。つま先を開き、かかとを付けた状態で10回上げ下げします。
左足の膝を外に向けるよう意識して、右足の膝を曲げながら上げ、そのままの状態で右足を右・左と下ろします。10回往復して左足も同様に行い、最後に足をバタバタさせて終了です。
マッサージでふくらはぎを細くする
膝を曲げて座り、両手で足首から膝にかけてマッサージ、膝のお皿の下を通って膝裏に流しましょう。これを両足5回ずつ行います。次に両足の脛の骨の両脇を足首から膝にかけて順番に押し、足首から膝裏までゆっくり擦り上げ、最後に両手の中指を重ね、膝裏からふくらはぎのツボ押ししましょう。
ツボ押しでふくらはぎを効率的に刺激する
- 承山(しょうざん)筋肉に老廃物が溜まるのを防ぐ
- 承間(しょうかん)老廃物が溜まりにくくする
- 承筋(しょうきん)足の筋肉に老廃物が溜まるのを防ぐ
- 委中(いちゅう)疲れやむくみを解消できる
足の中には4つのツボがあり、承山(しょうざん)はふくらはぎの筋肉が分かれる部分のくぼんでいる所、承間(しょうかん)はふくらはぎの真ん中あたりです。又、承筋(しょうきん)はふくらはぎ上部に、委中(いちゅう)は膝裏関節あたりにあります。
ヨガでふくらはぎに優しく働きかける
両手を頭の真上で重ねてまっすぐ伸ばし、右足を軸にして左足を後ろに引いて上げ、姿勢をそのままにしてゆっくり呼吸しましょう。もう片方の足も同様に行います。
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動画で見るふくらはぎを細くする筋トレ・マッサージ
かかと上げ運動
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まずはしっかり立った状態で、お尻からしゃがみ、肘を膝の上に乗せながらかかとを上げます。30秒~60秒その状態をキープして、ゆっくりと体を元に戻していきましょう。その後、アキレス腱を伸ばしたストレッチをして完了です。
かかと上げ運動とアキレス腱ストレッチをセットで行うことで、よりキレイな足ラインを目指すことができるので、毎日空いた時間を利用して、ふくらはぎを細くする筋トレを実践してみてください。
足首マッサージ
ふくらはぎの付け根・足首の部分を優しくマッサージします。足首の骨の間をリンパに沿いながら、外側に足の甲に向けて流していきましょう。こうすることによって、ふくらはぎのむくみを取り除くことが出来ます。

ふくらはぎのむくみは、直接その部分をマッサージしてしまいますが、足首部分を揉むことで、より効果的に足痩せを目指せるのです。その後、足の指に向かってやや強めに余分な水分や老廃物を外に出すイメージで外に流していきましょう。
膝を曲げて座り、両手で足首から膝に向かって優しく撫でて、膝の裏に流します。これを両足で5回セットで行いましょう。脛の骨の両脇を足首から膝にかけて、両手の親指で徐々にずらしながら押していきます。
もう一方の脛も同様に行い、今度は足首から膝まで一気にさすり上げ、膝の裏にあるリンパを刺激しましょう。両手の中指を重ねて、委中(いちゅう・膝裏の中央)・承筋(しょうきん・ふくらはぎの筋腹の太いところの真ん中)・委中(いちゅう・膝の裏側の真ん中)を押してください。
又、同様に承間(しょうかん・承筋と承山の中間)・承山(しょうざん・委中と足首の間を二分した位置)もツボ押ししていきましょう。
ふくらはぎを細くする効果の高い歩き方
膝を伸ばし、かかとから着地
膝を曲げた状態で、足で地面に付くと、ペタペタと音がしてキレイな歩き方ではありません。又、体のバランスも悪くなり、足が太くなってしまうのです。そこで、膝を伸ばしてかかとから着地するようにしましょう。
そして、無意識につま先着地をするのではなく、まっすぐの状態で、意識しながら地面に付けるようにして下さい。つま先の向きがバラバラでは、ふくらはぎの筋肉がまばらに付くので、かえって足が太くなってしまう可能性があるからです。歩く時は、かかとに意識を集中して歩くように心がけましょう。
大幅に歩く
歩く時の歩幅も、ふくらはぎ痩せには大事な要素です。一歩の幅が小さい方が歩く回数が多くなるので、良いのではないかと思ってしまいますが、実際は逆で、大きい歩幅の方が骨盤が安定する為、手を前後に振りながら大股歩きをしましょう。
又、足を大きく開くことで消費カロリーが高まり、毎日ウォーキングを継続すると徐々に筋肉が付いて、ふくらはぎだけでなく全身の引き締め効果が望めるのです。その為、歩く時は出来るだけ足を開いて歩くようにしてください。
股関節を動かす
人によって歩き方は様々で、歩く癖が足太りの原因の場合も多いのです。例えば、足首にあるアキレス腱を収縮させることで、地面を蹴って反動で歩く歩き方の人は、ふくらはぎの筋肉が発達して太くしてしまう可能性があります。
その為、足首はなるべく動かさないで、股関節で足を動かすように意識しましょう。初めは難しいかもしれませんが、慣れてくると無意識のうちに、股関節を使ってウォーキングが出来るようになります。
骨盤を前傾させる

姿勢の悪さが足を変形させ、ふくらはぎを太らせてしまうケースも多いです。例えば、骨盤の後傾で骨盤が後ろに傾くことで猫背になりやすく、その姿勢のまま歩くとふくらはぎに大きな負担がかかってしまうのです。

ふくらはぎが太くならないように、骨盤をしっかりと立たせて少し胸を張るような意識を持って、歩くことがふくらはぎを細くする筋トレのポイントになります。
自宅でできる手軽な筋トレ方法
ふくらはぎを細くするカーフレイズ
- 壁に向かって、両手をつく
- 片足をもう一方の足にかけて、片足立ちになる
- ゆっくりつま先立ちになり、ゆっくり降ろす(かかとはしっかり床に付けずに、寸前で止める)
- この動作を左右15~20回、2~3セットリピートする
誰にも見られず一人でふくらはぎ痩せを目指すのであれば、カーフレイズが良いでしょう。ふくらはぎを細くする代表的なトレーニング法として注目されており、壁さえあれば、どこでも出来るのが魅力的です。何の道具も必要ないので、着の身着のままで出来るふくらはぎトレーニングになります。
ふくらはぎに効果的な踏み台昇降運動
- 台の前に立って、右足から台に乗せる
- 左足を台に乗せる
- 右足から降りる
- 左足を台から降ろす
- この工程を20分程続ける
小・中学校でよくやっていた踏み台昇降運動を自宅でもトライしてみることで、ふくらはぎを細くする運動が出来ます。台を作って上がったり下りたりするだけの作業なので、とても簡単です。自宅の階段を使ったり、自分で踏み台を作ってみましょう。(10cm~20cmの高さが理想)
ふくらはぎに働きかけるつま先立ち
- お尻をキュッと引き締めて、膝を外側に向ける感じで両足を揃えて立つ
- 足の親指に体重をかけ、かかとを上げてつま先立ちする
- かかとを下げる、これを10回リピートする
- かかとに体重をかけてつま先を上げる
- 元に戻し、これを10回リピートする
- かかとを付けたまま、左右の親指を離し、足と足の間がV字になるようにする
- その状態でかかとを上げ、つま先立ちになり、かかとの上下運動10回
- 左足で片足立ちになり、右膝が90度になるように持ち上げる
- そのまま足をクロスさせるように右足を下す
- 右膝を90度になるように持ち上げ、逆に外側に右足を下ろす
- この動作を10回、左右同じように行います
カーフレイズに似た運動で、ふくらはぎを細くするのと同時にお尻に力を入れて、ヒップアップにも効果がある筋トレ方法です。膝を外側に向けて行いましょう。内側に入ると太ももに筋肉が付いてしまい、足が太くなるので注意しなければいけません。
ふくらはぎを細くするスクワット
- 椅子の背もたれに手を添えて、足を肩幅程に開いて立ちます
- ゆっくり膝が90度になるまで腰を落とします
- 元に戻し、その時、膝を伸ばしすぎないように、軽く曲げたままの状態で立ち上がります
- この動作を10回繰り返して、2~3セット行います
スクワットは足に負荷がかかるので、筋肉が鍛えられて太くなってしまうと躊躇している人も多いでしょう。しかし、この筋トレは短時間に一気に回数をこなすのではなく、ゆっくりスローペースで行うので、筋肉の肥大が避けられ、ふくらはぎを細くする筋トレです。
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ふくらはぎ痩せに有酸素運動を取り入れよう
正しいウォーキングの仕方とは
ウォーキングはただ歩くだけと思う人も多いですが、それでは単なる散歩になってしまいます。脂肪燃焼をする為に正しいウォーキングのコツを身に着けることが大事です。脂肪はすぐには燃焼されず、20分続けることで燃やされていきます。

又、酸素が十分に体内に取り入れることができないと有酸素運動にはならないので、しっかり深く呼吸をして酸素を取り入れながら歩くようにしましょう。
ポイント
ダイエット目的であれば、20分以上継続すること
深呼吸をして酸素をしっかり取り込むこと
ふくらはぎ痩せにはスロージョギングがおすすめ
- 笑顔で走る
- 歩幅は10cm
- 足の指の付け根で着地する
- 力を抜いて背筋を伸ばす
スロージョギングとは、ウォーキングとジョギングの間ぐらいのスピードで歩く運動です。ウォーキングよりも脂肪燃焼が早く、ふくらはぎ痩せに期待出来ます。この方法も大体20分程度で効果が現れるので、1日20分は継続して続けることが大事です。
ポイント
現代人は体力が低下し、すぐに息が切れてしまう為、20分程度が目安
自分の体力を過信してしまうと、膝等を痛めるので注意
ゆっくり水泳・有酸素運動でふくらはぎ痩せ
笑顔があることはそれだけ余裕を持てるので、心のゆとりが長く続けるポイントです。又、あまり大股になると膝に負担がかかるので、10cm程度にして指の付け根だけで軽く着地するイメージで走りましょう。力を抜いてリラックスした状態で背筋を伸ばしてください。
水泳はハードな運動で、速く泳ぐと無酸素運動になるのですが、ゆっくり泳ぐことで有酸素運動になります。水圧で下半身が圧迫されると、血液・リンパの流れがよくなって、ふくらはぎを細くする運動としてぴったりです。

ただし、長時間水に浸かっていると体が冷えてふくらはぎがむくみやすくなるので、短時間での水泳に努め、その後は入浴したりマッサージをして体を温めるようにしましょう。
自宅でできるランジについて
ランジとは
筋トレは、誰にも会わずに自分だけでできる方法が理想。そこで、家でたった一歩足を踏み出すだけでできる足痩せトレーニング「ランジ」が注目されています。特に準備する物は何もないので、着の身着のまますぐにスタート出来るのが魅力的な筋トレです。
ふくらはぎが痩せるランジのやり方
- 後頭部で手を組んで、右足を大きく前に出す
- 3~5秒かけて、ゆっくり腰を落とす(右ももが床と水平になったらSTOP)
- 腹筋や骨盤底筋群の力を使い、ゆっくり1の姿勢に戻す
- 上体がぶれないように注意して、10回上下運動をしたら、足を入れ替えて同じように10回行う
1では手の位置は後頭部でなく腰でも大丈夫です。又、2では右膝が右の足先より前に出ないように、直角になるように膝を曲げましょう。
動画でチェック
初めてランジをやる場合、一つ一つの工程の動きが分からない場合も多く、戸惑ってしまうでしょう。そこで動画でチェックしてみてください。特に必要な物はないので、思った時にすぐに始めることが出来ます。動作自体もとても簡単な動きなので、空き時間を利用してトライしてみましょう。
芸能人のような美脚を目指すには
ぽっちゃりさん向けふくらはぎ運動法

全体的に脂肪が付いているぽっちゃりさんは、適度な筋肉を付けて美脚を目指しましょう。ふくらはぎダイエットの基本は、ジョギングです。西野カナさん・長澤まさみさん・べッキーさん等、多くの芸能人が有酸素運動を取り入れていることは有名な話です。

とはいっても、ぽっちゃりさんがいきなりジョギングを始めるのはハードなので、ゆっくりペースで歩けるスロージョギングが良いでしょう。背筋を伸ばし、肘を軽く曲げ動かし、足の付け根が常に地面に着いた状態で足の指の付け根で着地しましょう。歩幅は10cmを目安にしてください。
運動する時間のない人向け食事制限

運動だけでなく、食事管理もダイエットにはとても必要です。モデルやタレントとして活躍しているローラさんも、運動だけでなく食事に関してもかなり意識が高く、料理本を出版する程のこだわりを持っています。彼女が行っているのが、グルテンフリーダイエット法です。

グルテンとは小麦・大麦に含まれるたんぱく質で、パンやうどんをこねる時に出るねばり成分、この代用としてトウモロコシや米粉が使われています。血糖値が上がりやすいグルテンを抑えて、材料や調理を変えるだけで、ふくらはぎを細くする効果が期待出来るのです。
ふくらはぎ痩せで意識すべき点
- 足痩せの大敵は下半身の冷えから
- 毎日自分のボディをチェックする
- 足痩せグッズを効率的に利用する
運動・マッサージ・食事等、どの足痩せダイエット法でも、共通して意識すべきことは3つあります。まず、下半身の冷えがふくらはぎを太くしてしまう原因になっています。女優の長澤まさみさんは、日本酒をお風呂に入れて体を温めているそうです。血液促進・保湿・保温・美肌効果があります。
水原希子さんがテレビで公表しているのが、鏡の前でボディチェックをすることです。ただ毎日体重をはかるだけでなく、鏡の中の自分の体をチェックすることで、ふくらはぎのむくみやウエストの変化を見逃しません。洋服のままでは分かりづらいので、必ず裸になって確認しましょう。
足痩せグッズは数多くありますが、いつも使える便利なグッズと言えば、着圧ソックスや着圧タイツでしょう。冬の寒さだけでなく、夏のエアコンの冷えからも足(ふくらはぎ)を守ってくれるので重宝します。モデルの菜々緒さんも使っていると話題です。
エステでふくらはぎダイエット
- プロのエスティシャンからアドバイスや励ましを貰える
- 部分痩せが可能
- 根本から足を細くする
ふくらはぎの自己ケアでは限界があるので、プロに頼むのが良いでしょう。エステのメリットは、エステティシャンがそばにいてくれることで、一人では挫折してしまいがちなマッサージもプロのアドバイスや励ましで徐々にふくらはぎを細くすることが出来るのです。

又、エステの魅力は何と言っても部分痩せが出来ることです。上半身が細いのに、下半身が太いと悩んでいる人はエステに通いましょう。そして、むくみ改善だけでなく、セルライト除去・脂肪細胞を小さくすることも出来るので、根本から本格的に足痩せしたいのであれば、エステは効率的です。
まとめ:効果的にふくらはぎを細くする筋トレに励もう

ふくらはぎはむくみ等で太りやすく痩せにくい特徴があるので、効率的に働きかける筋トレが推奨されます。他にも細くする方法は、ツボ押し・ヨガ等、多く存在します。まず原因を知り、細くする筋トレから始め、プラス別の方法を取り入ながら、理想的なふくらはぎを目指しましょう。