Medium aca5947072bc7e57

チョコレートダイエットが嘘というのは本当?効果が出る正しい方法・食べ方

「チョコレートを食べるとダイエットできる」と言われたら、チョコ好きの人は嬉しくなりますよね。しかし、チョコレートダイエットには甘い罠が仕掛けられていました。ここでは、チョコレートダイエット論文事件についての嘘本当、効果が出る方法や食べ方について紹介します。

カテゴリー:生活習慣おやつ  作成者:トト  投稿日:2017/12/05

藤本美貴がインスタで絶賛「痩せ菌」サプリ!
↓今ならなんとモニター特別価格990円

↑詳しくはこちら↑

うまい話には裏がある

「〜さえ食べれば痩せる」「〜さえしなければダイエットできる」など最近のダイエット方法は疑わしいものもありますよね。理系の人ならデータが揃っていなければ「エビデンス(証拠)」がないということで鼻から信じないでしょう。

世の中にはこのエビデンスが欠けているダイエット方法がたくさんあります。チョコレートダイエットの論文も、研究データの内容が全くのデタラメで、エビデンスが0の論文でした。しかしこれにはさらに裏があり、もともとメディアを試すためのデタラメ論文だったのです。

チョコレートダイエット論文の内容を簡単にまとめると「チョコレートは少量ならむしろダイエットに効果的で、リバウンド防止にも役立つ」ということです。ドイツで発表された論文で、日本ではあまり大々的に報じられませんでしたが、海外では結構大きなニュースになりました。

チョコレートダイエット論文の内容

Dd53531a252bcc2e

まず、チョコレートダイエットの実験対象には3つのグループが用意されました。そして数週間後にダイエット効果を確認しました。

  • 低炭水化物ダイエットグループ
  • 低炭水化物ダイエット+毎日42gのチョコレートを食べたグループ
  • 好きなものを食べたグループ

数週間後に「低炭水化物ダイエット+毎日42gのチョコレートを食べたグループ」の体重・BIM・ウェストヒップ比を計測したところ、他の「低炭水化物ダイエットグループ」「好きなものを食べたグループ」に比べて一番効果的にダイエットできたということです。

ポイント

・低炭水化物ダイエットグループ
・低炭水化物ダイエット+毎日42gのチョコレートを食べたグループ→一番痩せた!
・好きなものを食べたグループ

つまり、この実験データが真実なら少量ならチョコレートを食べないよりも食べた方がダイエットの効果が出やすいということになります。

メディアが騙された嘘のチョコレートダイエット論文

588dd6d07160dc86

この嘘のチョコレートダイエットの内容は、ヨーロッパで発行部数No1の「ビルド」という雑誌のトップ記事に取り上げられました。ヨーロッパを中心として世界20カ国で報道されて、瞬く間にダイエットを気にする人たちの間に伝わりました。

日本ではそれほど大騒ぎされませんでしたが、ネット界隈では有名な話になっていたみたいですね。ところが、このチョコレートダイエットの論文は科学ライターの「ジョン・ボハノン」というジャーナリストによるイタズラの論文だったのです。

にも関わらずボハノン氏のブログによると304の科学誌に送ったところ、6割の科学誌で採用されたということです。本来であれば科学誌は発表された論文の検証作業を行ってから載せるべきなのですが、十分に検証せずにそのまま載せてしまう学術専門誌がたくさんあったわけです。

ちなみに、ボハノン氏はブログで「私は何百万もの人々を騙してチョコレートがダイエットに効くと思わせる事に成功しました」と書いています。マスメディアはボハノン氏の手の上で踊らされたわけですね。

チョコレートダイエットの論文の何が問題だったのか?

チョコレートダイエット論文は内容がデタラメだったのですが、実験データはちゃんと実験を行なって載せてあるものです。そもそも論部発表者のボハノン氏の目的は「メディアがどれくらい騙されやすいか」を試すものだったので、論文データも用意周到に用意されていました。

「ちゃんと実験データがあるなら何も問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、その実験データは極めて偏ったものでした。問題点は大きく分けて3つあります。

①実験に参加した人数が少なすぎた

3bda51f7e8f03768

嘘のチョコレートダイエット論文の実験では、調査対象になった被験者が何人で期間はどれくらいか明記されていませんでした。実験参加者の論文の記述は以下のようにされていました。

  • 参加者の平均年齢は29.6歳
  • 平均体重は81.5kg
  • 平均BMIは26.16
  • 2/3が女性、1/3が男性

何人の被験者が対象になっているかが書かれていなかったわけです。その後ボハノン氏は自身のブログで実験の被験者がたったの15人出会ったことを明かしています。こんなに少ない人数では正確なデータは取れませんよね。

たとえ15人でやってうまくいっても、たまたまかもしれません。科学的と言えるほどのデータを集めるためには100人、1000人という大人数を集めて行う必要があります。しかもそれを何回も繰り返してやっと「科学的根拠がある」と言えるようになります。

②期間が短くうまくいったデータだけ抽出していた

Ab2e79016ba1c26b

嘘のチョコレートダイエット論文のデータは、実験期間が数週間と短く、しかもうまくいった(痩せた)データだけ抽出したという偏った内容でした。科学者は一つの仮説を立てて、それを証明できるまで様々な角度から実験を繰り返します。

何度やっても同じ結果が出れば「再現性が高い」ということで信ぴょう性のあるデータとなります。数回やって「痩せた」というのではあまりにも根拠が乏しすぎるわけです。

③根拠が明らかにされていなかった

823cd216386fd7b0

さらに、嘘のチョコレートダイエット論文は「なぜ低炭水化物ダイエットを行ったグループの中でチョコレートも食べたグループのダイエット効果が高かったのか?」ということも明らかにされていません。単なる実験結果を載せただけでした。

チョコレートダイエット論文は明らかに綻びだらけの論文だったわけですが、最近の研究ではチョコレートに関する科学的に認められた健康効果もあります。

  • カカオポリフェノールによる血流改善
  • 血流改善による冷え性改善、代謝アップ
  • 食欲抑制
  • ストレス軽減
  • 食物繊維による便秘解消

ボハノン氏はメディアがどれほどいい加減な対応をしているかを試す目的でチョコレートダイエット論文を提出したというだけで、チョコレートに全くメリットがないわけではありません。ただ「チョコレートを食べれば痩せる」と鵜呑みにしてしまったことが問題だっただけです。

嘘を見抜くための3つのポイント

E9194499fdbe3d43

スポンサーリンク

嘘のチョコレートダイエット論文のようなカラクリに騙されないためには、統計データを読み解くコツを身につけておくといいです。もっともらしい数字のデータに騙されない目を養うことができれば、メディアのダイエット報道にむやみに踊らされなくなります。ポイントは3つだけです。

  1. 実験に参加した人数
  2. 実験期間
  3. 実験回数

例えば50人の肥満の人を半分に分けて、チョコレートを摂取グループと非摂取グループに分けます。この人たちの体重や体脂肪率の変化を3週間後に計測して変化を確認する、といった細かい条件が必要です。この実験をさらにこの人たち以外のグループでも試して何回実施したか、ということも必要です。

さらに細かく確認するには、食事からの摂取カロリーなども同じにしてもらう必要があるでしょう。統計データを出すにはこれくらい面倒な手続きが必要です。もちろん、研究者が自らの仮説を裏付けるためにこじつけていることもあるので、本当に正しいかどうか自分で疑う目を持つことが大切です。

ダイエットはそんなに甘くない

166039ca3391f5ca

「チョコレートを食べればダイエットできる」「チョコレートを食べた方がダイエットできる」といった魅力的な話はチョコレートダイエット以外にもたくさんあります。こういう「〜さえすれば痩せる」というダイエット法は誰にでもわかりやすいです。

面倒なことを考えなくてもいい、カロリーも量も気にせず、努力もいらないという方法はシンプルでわかりやすいので「やってみよう」と思いますよね。しかし、ダイエットはそんなに甘いものではありません。もし「〜さえすれば」で痩せられるなら誰も苦労しません。

わかりやすいからこそ「本当なのか?」「根拠はあるのか?」「嘘をついているのでは?」という疑いの目を向けることが大切です。メディアに踊らされてばかりでは、いつまで経っても自主的にダイエットすることはできません。

チョコレートダイエットは全くのデタラメではない?

ただし、チョコレートの効果は全くの嘘ではありません。最近の研究では、お菓子メーカーの明治と愛知県の共同研究で「毎日チョコレートを食べることで血圧や認知機能が改善する」といった健康に関する報告もされています。

また、チョコレートに含まれているカカオポリフェノールは抗酸化成分の一種で、体を錆びから守って老化やそれに伴う代謝低下を防ぐ効果も期待されています。また、カカオポリフェノールには血糖値の急上昇を抑制する作用、脂肪燃焼サポート作用、食欲抑制作用なども期待できると言われています。

チョコレートに含まれている食物繊維には便秘を解消して腸内環境を健やかにする効果もあるので、腸内環境がよくなれば代謝がアップして痩せるという可能性もあります。また、カフェインやテオブロミンといった成分は覚醒成分で、活動力をアップしてカロリー消費量を増やしてくれる場合もあります。

こういったチョコレートのいくつかの成分の効果が合わさって、結果的にダイエットに効果を発揮する可能性はあり得ます。ただし、そのためには適当にチョコレートを食べればいいわけではありません。チョコレートダイエットで効果を出すためには、カカオポリフェノールの量がポイントです。

チョコレートダイエットの効果を出すための方法

チョコレートダイエットで効果を出すための最大のポイントが、どの種類のチョコレートを選ぶかです。スーパーやコンビニに行けば、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレート、ビターチョコレート、などなどたくさんの種類が売っています。メーカーも様々です。

ポイントはカカオ含有量70%以上の高カカオチョコレートを選ぶことです。カカオ成分が多いと、ダイエット効果が期待できるカカオポリフェノールの含有量が多くなります。逆に甘み成分の糖質は少なくなり味は苦くなります。

ポイント

チョコレートダイエットで使うチョコレートはカカオ含有率70%以上

チョコレートダイエットの効果を出すための食べ方ポイント×3

①摂取量の目安は1日合計50g

Fd6f55181d5af1f1

チョコレートダイエットは好きなだけチョコレートを食べて痩せるダイエット方法ではありません。1日の合計摂取量は、50gが目安です。50gというと板チョコなら半分程度の大きさですね。もちろん、毎日50g必ず食べなければいけないわけではありませんよ。

チョコレートが食べたい時には我慢せずに50g程度なら合計で摂取しても、ダイエットにマイナスにはならないということです。

②食欲抑制のために1日3回食前に食べる

15fd2e48d40f5fed

チョコレートに含まれているカカオポリフェノールには食欲抑制効果があると言われています。また、チョコレートに含まれている糖分が血中に取り込まれると血糖値が上がり、空腹感が和らぎます。お腹が空いたかどうかは胃の内容量だけではなく、血中のブドウ糖の濃度に影響されるからです。

なので、血糖値を程よくあげて食欲抑制したいのであれば、食前にチョコレートを食べるのがおすすめです。チョコレートが分解吸収されて、ブドウ糖が血液に入るまでに20〜30分ほどかかるので、食事の20〜30分くらい前に食べておくといいでしょう。

チョコレートにはリラックス効果もあるので、この作用でどか食いを防止できる可能性もあります。一度にまとめて食べるのではなく、50gを朝昼晩の3回に分けて食前に食べるといいです。

③食事は普通に摂る

09ffb0e9e708342a

チョコレートダイエットというと「食事をチョコレートに置き換えるダイエット法?」と勘違いする人もいますが、それは違います。チョコレートダイエットでは食事は普通に摂ります。ただし、チョコレートを食前に摂取することで自然に食事量を減らしやすくなる効果が得られます。

チョコレートをたくさん食べたいからといって、食事を抜いてチョコレートをご飯代わりにするのは正しいチョコレートダイエットではありません。この方法だと栄養バランスが偏ってしまい、太りやすく痩せにくい体質になってしまう可能性もあるので注意しましょう。

まとめ:チョコレートダイエットが嘘というのは本当?効果が出る正しい方法・食べ方について

Fce413891f2bf471

以上、チョコレートダイエットが嘘というのは本当か、効果が出る正しい方法・食べ方について見てきました。チョコレートダイエットが嘘というのは、チョコレートダイエット論文事件というデタラメ論文がメディアによって報じられたからです。

  • 低炭水化物ダイエットグループ
  • 低炭水化物ダイエット+毎日42gのチョコレートを食べたグループ→一番痩せた!
  • 好きなものを食べたグループ

この論文は嘘というよりも、メディアがどれほど騙されやすいか、適当なことを報じているかを試すために提出されたものでした。この論文ではチョコレートダイエットのデータはデタラメで嘘だったわけですが、その後はチョコレートダイエットについての科学的な根拠も登場しています。

ただし、チョコレートダイエットをするときには食べ方のルールを守らないと効果は期待できません。重要なのがチョコレート選びで、カカオ含有率70%以上の高カカオチョコレートを選んで食べること。食べ方のルールは次の3つがポイントです。

  1. 摂取量の目安は1日合計50g
  2. 食欲抑制のために1日3回食前に食べる
  3. 食事は普通に摂る

チョコレートダイエット論文は嘘だったわけですが、チョコレートの健康効果やダイエット効果は一部は科学的に確認されています。大切なのは「エビデンス(根拠)はあるのか?」と自分で疑ってみることです。ダイエット情報に踊らされて人生を無駄にしないためにも、自分で考えるクセをつけましょう。

人気記事