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着圧タイツの種類が多すぎてわからない!

「医療用と市販品の着圧タイツなら、医療用の方が効果が高そう!」と安易に選んでしまうのはおすすめできません!医療用は万人向けのタイプではないからです。今回は医療用と市販品の着圧タイツの違いをデブ卒編集部がわかりやすく解説します。
医療用と市販品のそれぞれの人気商品も紹介するので、参考にしてみてくださいね。これを読めば着圧タイツ選びで失敗することがなくなりますよ!
一目でわかる!医療用と市販品着圧タイツの違い
医療用の着圧タイツは「弾性ストッキング」、市販の着圧タイツは「着圧ソックス」や「圧迫ストッキング」と呼ばれることが多いです。
医療用 | 市販品 | |
---|---|---|
着圧レベル | ◎ | △ |
効果の持続性 | ◎ | △ |
着圧の段階 | ◎ | △ |
バリエーション | × | ◎ |
値段 | × | ◯ |
着圧レベル目安(1mmHg=約1.3hPa) | |
---|---|
約10mmHg~20mmHg | 軽いむくみ対策 |
約20mmHg~30mmHg | 中度〜ひどいむくみ |
約30mmHg~50mmHg | リンパ浮腫などの治療に用いられる医療用 |
デニール(糸の太さ)の目安 | |
---|---|
~70デニール | 軽い血液循環の促進に適したタイプ。一般的なストッキングはこれくらい |
70デニール~140デニール | むくみ改善に効果的なタイプ。ストッキングとタイツの中間 |
140デニール~280デニール | リンパ浮腫などの治療にも用いられる強圧タイプ。タイツに近いタイプ |

着圧タイツと一口に言っても、医療用と市販品では目的が違います。医療用は脚にボコボコとした膨らみができる下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)のような病気の治療に使われます。下肢静脈瘤は心臓に血液を戻すためにある静脈の弁がうまく閉じなくなり、足先に血液が落ちてしまうことで起こります。
一方、市販品は病気の治療ではなく「夕方になると脚がパンパンになっちゃう!」「なんとなく脚がだるい…」などの軽度のむくみ解消に使われるタイツです。では次の章から医療用の特徴と効果、市販品の特徴と効果について詳しく見ていきますね。
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医療用着圧タイツの特徴と効果
着圧が強い

医療用着圧タイツは着圧が強めに設計されています。血液の流れが滞りやすい下半身から上半身にかけて血液を戻す働きをする筋ポンプ作用をサポートする効果に優れています。医療用のものは着圧が約30mmHg~50mmHgが平均 です。
着圧タイツは着圧以外に糸の太さによっても着圧レベルが異なります。医療用に使われる着圧タイツだと、糸の太さの平均は140〜280デニール です。
着圧が長続きする
市販品の着圧タイツをなんども履いていると、だんだん弾性線維が劣化してゆるゆるになってしまうことが多いです。一方、医療用の着圧タイツは耐久性が高く、180回使っても劣化しないような特殊製法がされているものもあります。
市販品は履き方や選択の方法によってすぐに線維がダメになってしまいますが、医療用はちょっとやそっとでは着圧は落ちません。だいたい半年は着圧が続く設計になっています。
着圧が段階的になっている
医療用の着圧タイツは、足首や足の甲の着圧が強く、上部に行くにしたがって段階的に着圧が弱くなるように設計されています。この設計だと、末端に滞った血液を押し出し、血液を心臓に戻す筋ポンプ作用を効果的にサポートできるからです。
市販品だと着圧すべきところの締め付けが弱かったり、逆に締め付けてはいけない場所の着圧が高かったりするものもあります。
値段が高いものが多い
着圧タイツは医療用に使われるだけあって、値段が高いものが多いです。中には1万円以上するような高価なものもあります。市販品よりも着圧が長続きするものが多いので単純に比較はできませんが、気軽に購入できる値段ではないので、選ぶのに慎重になる必要があります。
医療用着圧タイツは医師の診察を受け、着圧タイツが必要だと判断してから、そこの医療機関で処方してもらう方法が一番確実です。通販で購入することもできますが、絶対に失敗したくないという人はクリニックや専門の医療機関で処方してもらうことをおすすめします。
市販品着圧タイツの特徴と効果
軽度のむくみに適している
まず大前提として、市販品の着圧タイツは軽度のむくみを対象にしています。病院で治療が必要なレベルではなく「立ち仕事や座り仕事続きで脚がパンパンで悩んでいる」「むくみで脚が太く見えるからダイエット目的で使いたい」などの悩み解消サポート用ということです。
着圧が弱め
市販品の着圧タイツは着圧が弱めに設計されています。製品にもよりますが、10mmHg〜20mmHg 程度が平均です。軽度のむくみ対策や夜に履く用としてはいいですが、下肢静脈瘤対策など重度のむくみ改善には効果が弱いことが多いです。
着圧が長続きしないものが多い
医療用の着圧タイツは作りがしっかりしています。専用の編み込み機を使っているため、半年使っても効果が落ちないものも多いです。一方、市販品は履き方が悪いとすぐに伸びてしまったり、洗濯の仕方によってはすぐにほつれてしまうなど着圧が長続きしないものが多く、頻繁に買い換える必要があります。
いろいろな種類が選べる
市販品の着圧タイツのメリットは、いろいろな種類から選べるとことです。医療用よりも品数が多く、外出時用、自宅用、就寝時用、などシーンによって好きなものが選べるようになっています。いろんな種類を試してみたい人には市販品のバリエーションは嬉しいですね。
値段が安い
もう1つのメリットとして、市販品の着圧タイツは値段が安いものが多いということがあります。製品によっては1,000円以下のお手頃価格もあり、気軽に試すことができます。ドラッグストアやネット通販などいろんな場所で販売されています。
医療用着圧タイツ人気商品5選
べノサン5000
価格 | 11,100 円(税込) |
- 下肢静脈瘤予防・血行促進・リンパの改善に特化した医療用弾性ストッキング
- 高い着圧で筋ポンプ作用をサポート
- 足首から上に行くに従って段階圧を採用
- 銀繊維により防菌、防臭効果あり
血行促進など非常に有効的な商品ですが、肌が弱いとかぶれてしまうのでご注意ください。
使うたびに塗り薬が必要になる場合があります。
最初に履く時は、こんなにきつくて大丈夫かなあ?と少し不安でしたが、履いてしまうと、しっかりホールドされた感じはあるものの、キツイとは思いませんでした。
初日、お昼から夕方に掛けての重だるい感じがなくて、いつものように太くなってない足を何度も確認してしまいました。
圧に関しては確かに、さほどギュッとされている感覚がないので最初はちょっと心配でしたが
なんてことない!座りっぱなしの仕事でむくみがひどかったはずの足が、
朝とまったく変わっていないどころかもっとスッキリした?という感覚。
しかも、圧をそんなに感じないので長時間履いていてもまったく苦にならない!
ポイント
☑︎肌が弱いとかぶれるかも
☑︎最初はきつく感じるが一度履いてしまえばきつく感じない
☑︎圧力が弱い感じがするがちゃんとむくみに効果がある
ベノサン7000
価格 | 18,360円(税込) |
- ベノサン5000よりもさらに強力に作られた医療用弾性ストッキング
- むくみ解消に必要な着圧23mmHg〜
- 病院が治療に選んでいる実績あり
- 多くのメディア掲載でレビューも高評価
細身の私には太すぎました。はいていると途中で下がってしまいます。実際にベノサン5000と比べてみると、ずいぶん太い作りだということがわかりました。脚の細い人にはお勧めできません。
やや厚手ですが、しっとり感があり、色は5000より黒いので、使いやすいです。生地は柔らかめですが、しっかりしています。履いた直後は、5000の方が良いかも?と思いましたが、今では、このしっとり感が癖になり、やはり次も7000を購入しようと思っています。
下肢静脈瘤と皮膚炎予防に購入しました。二足目です。三ヶ月ほどいろいろな弾性ストッキングを履き比べてみましたが、一番履きたいと思うのがこちらでした。つま先ありもつま先部分にゆとりがあるので巻爪にも負担が少なかったです。買いたしていきます。
病院以外で購入可能な弾性ストッキングの中では一番気に入っています。
ポイント
☑︎脚が細い人だとずり下がってくるかも
☑︎厚手だけどしっとり感がある
☑︎下肢静脈瘤の改善にも使える
ベノサン AES
価格 | 4,200円(税抜) |
- 就寝時に履くことができる
- 自宅使いでも足に負担がかかりにくい設計
- 入院時の着圧ストッキングとしても使われている
履き方が分かりづらい、そして他の方のレビューにもあるようにかかとの位置がかなりズレている。肝心の圧は足の甲、土踏まず辺りが一番強く、圧をかけてほしいふくらはぎのところはあまり無く、むくみは全く取れませんでした。それどころか履いて寝ていると甲の辺りの圧が強すぎて、痛くて夜中に目がさめるほど
一見、窮屈そうだなと感じましたが、履いた後は引き締まる感じもありつつ、特に圧迫感もなく過ごせます。むしろ足が軽やかになりました。
履いて寝ていますが、翌朝スッキリした脚になっています。つま先も空いているので蒸れなくて良いです。
私は仕事柄飛行機での移動も多く、日常的な足のだるさやむくみもひどかったですが今は問題なし!
この商品は、医療機関で扱っているだけあって締め付けがしっかりしていて履いているだけで足が軽く気持ちよささえ感じました。
ポイント
☑︎かかとの位置がズレている
☑︎足の甲、土踏まずの圧迫は強いが、ふくらはぎの圧迫が弱い
☑︎医療機関で扱うだけあり、締め付けがしっかりしている
ベノサン ママライン20
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価格 | 7,800円(税抜) |
- マタニティケア用品
- 妊娠中の足がだるさ、冷え、疲れの症状に
- 妊娠中の静脈の圧迫による重度のむくみや下肢静脈瘤の予防に
リラクサン 弾性ストッキング 医療用 25-32mmHg 血栓予防用
価格 | 2,500円(税抜) |
- 四肢の静脈血、リンパ液のうっ滞を軽減or予防に
- 静脈還流の促進を目的に使用される医療用の弾性ストッキング
- 足首の圧迫が最も強く、上にいくほど低くなる段階圧迫設計
- 筋ポンプ作用をサポート
市販品着圧タイツ人気商品5選
エクスレッグスリマー

通常価格(1着) | 3,960円(税別) |
3着セット | 11,880円(送料無料) |
5着セット+1着プレゼント | 19,880円(送料無料) |
返品、交換 | お客様都合による返品、交換不可 |
- リピート率93%、満足度98%、愛用者21000万人突破の着圧ストッキング
- ふくらはぎを中心にした段階式加圧構造で老廃物の排出を促進
- オリジナル構造で脚のツボを的確に刺激
- 履いて寝ると体温が平均0.5度上昇
いいレビューと悪いレビューがあり少し購入に迷ったのですが
実際に購入し届いてつかってみるとむくみがしっかりととれ、
長時間つけててもずり落ちてきたりせずきつくもなくて凄くよかったです!
加圧は強めですが、太もも部分がくるくる丸まって食い込んで痛いです。だんだんずり落ちてきます。これなら膝丈だったらよかったかもしれないですね。
何もしないでいると、毎日足がパンパンになってしまい、浮腫みやすいですが、これを履いていると、夕方になってもすごく足が楽です。ただ仕事中履いているとズルズルと落ちてきてしまうので、使いづらく今は寝る時のみの使用になっています。
ポイント
☑︎むくみがしっかり取れた
☑︎太もも部分がくるくる丸まってしまう
☑︎日中履くと下がってくるので寝るときだけの方がいいかも
キュットスリムプロ 着圧・弾性タイツ140デニール
価格 | 3,564円(税込) |
- 基本設計は、上級者用ストッキング「キュットスリムプロ」を採用し、中級者~上級者向けの超弾性
- ヒップアップ効果とウエスト引き締め効果を実現する補正構造
- 医療用製品も製造するヨーロッパ随一のブランド「メルツ社」の編み込み機で製造
オープントゥが、ワンサイズしかないのが、とても困りました。オープントゥだけが、Mサイズだけでしたから、購入できたのはよかったのですが、やはりサイズがあわなくて、結局使えない状態でした。
サイズももっと増やして頂けると嬉しいです、
毎日履きますが、まったくむくみません。
暖かいし、タイツ特有の毛玉にもならず、購入して本当に良かったです
最初はきづらかったのですがコツがつかめ履き心地も良いしむくみにくくなりました。夏にはきたいのでレギンスタイツを購入。夏は冷房で会社のデスクで座りっぱなしの私には確実に必要です。もう少しお値段が安いと助かりますがむくみ防止にはしょうがないと思っています。
スリムウォーク 美脚タイツあったか満足プラス
価格 | 1,281円(税込) |
- 冷えやすい足先とお腹まわりを120デニール裏パイル地が集中保温
- 高い保温性にもこだわった着圧タイツ
- やわらかなハイカウントナイロン糸を使用しているので履きやすい
- 長時間着用していても締め付け感が気にならないほどの快適な履き心地
かなり細身なのでSを購入したんですが、スリム過ぎて足首が締め付けられ、脱いだときには足首に痛々しい後がついていました('口`)↓︎↓︎
MLにすればよかったです。もったいないことをしました…
とにかく履くのが大変なくらいの着圧!
でもその着圧のおかげで一日中ヒールで立ち仕事でも全く足がむくまない。
座りっぱなしで立てない場合も全くむくまない!
履くのが大変な反面、着圧はしっかりしています。さすがに確立したブランドだけあって、生地がしっかりしていて、爪がひっかかっても破れにくく耐久性もありそうです。
一方、「+8℃のあたたかさ」は少し過大に思いました。
ポイント
☑︎かなりの細身設計なので、一回り大きいサイズを買った方がいいかも
☑︎履くのが大変なくらいの着圧だけど、そのおかげで全くむくまない
☑︎+8℃のあたたかさは言いすぎかも
ドクターショール おそとでメディキュット ボディシェイプ 骨盤サポート付き
価格 | 1,979円(税込) |
- 「おそとでメディキュットシリーズ」の中で一番人気の着圧タイツ
- 足全体の着圧効果だけでなく、骨盤クロステーピングを採用し、骨盤サポートケアを同時に行える
- これ一つで下半身全体をケア
- 腰痛の緩和や姿勢の改善にも
アツギ アスティーグ 引き締め発熱タイツ
価格 | 2,065円(税込) |
- 5色展開のカラーバリエーション(ブラキッシュベリー・チャコール・チョコレート・スキニーベージュ・ブラック)
- タイツの厚さが80デニールの他に40・60・80・110・120デニールの中から選べる
- ほどよいサポート感でラクに動ける太もも7hPa、夕方まで美脚ラインが続くふくらはぎ9hPa、強い加圧でキュッと引き締める足首12hPaの段階加圧構造
ダイエット目的で着圧タイツを選ぶ時のポイント
加圧レベル
着圧タイツのほとんどが、心臓から遠いパーツの着圧が強く設定されています。 足首、ふくらはぎの着圧を最大にして、ひざ周り、太もも、お尻、ウエストなどパーツごとに異なる段階的着圧構造になっています。
加圧レベルは高ければ高いほどいいわけではありません。軽度のむくみであれば10mmHg〜20mmHg、中度〜ひどいむくみなら20〜30mmHg、下肢静脈瘤のような病気治療に用いるのは30〜50mmHgです。ダイエット目的の着圧タイツなら、10〜20mmHgのものを選ぶといいですよ。
サイズに合わないきついものを選んでしまうと、締め付けがきつくてメーカーが考えている着圧にならない可能性があるので、サイズは適切なものを選びましょう。万が一きつかったら交換してくれるような市販品着圧タイツだと安心ですね。
着用部位
ふくらはぎのむくみだけ解消されればいいなら、着圧タイツではなくても着圧ソックスでも十分です。一方、太ももまで細くしたいという場合は膝上まである着圧タイツの方が適しています。着圧グッズは他にもストッキングやスパッツなどもあるので、着用部位を考えて選びましょう。
履きやすさ
着圧タイツで忘れてはならないのが履きやすさです。きついと効果が高そうですが、きつすぎると履きづらくて使う気が失せてしまうこともあります。また、締め付けがきつすぎると血行障害になってしまうリスクもあります。きつく感じるものはサイズがあっていない証拠です。
口コミを確認して「丸まってしまう」とか「ずり落ちてしまう」「履くのに時間がかかる」などのレビューがある場合はチェックしておきましょう。
即効性
むくみがひどい人なら、着圧タイツを履いたその日からむくみ解消効果が実感できることもあります。むくみは脂肪ではなく水分の滞りですから、着圧タイツで下半身に滞っていた水分が心臓に押し戻されて回収され、尿として排出されれば1〜2週間で脚が数センチ細くなることもあります。
即効性があるかどうかは履いてみないとわからないですが、口コミで自分と同じような悩みを抱えていた人が履いてみて、どれくらいの期間で効果があったのかチェックしてみると参考になりますよ。
タイツで美脚効果?履くだけ足を細く綺麗にするオススメ商品紹介
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まとめ:着圧タイツは目的にあったものを選ぶのが大切

以上、着圧タイツの医療用の特徴や市販品との違い、効果や人気商品について紹介しました。医療用着圧タイツは、静脈の弁がうまく機能せずに足の先に血液が溜まって脚がボコボコになる下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)のような病気の治療に使われるタイツです。
一方、市販品は軽度のむくみ解消に使われます。ダイエット目的で着圧グッズを使うという場合は、市販品の着圧タイツの中から選べばOKです。
医療用 | 市販品 | |
---|---|---|
着圧レベル | 30mmHg〜50mmHg | 10〜20mmHg |
効果の持続性 | 半年以上 | ものによる |
着圧の段階 | 筋ポンプをサポートする段階式 | 製品によっては着圧部位がイマイチ |
バリエーション | 少ない | 豊富 |
値段 | 1万円以上のものも | 1,000円以下のものも |
今回は医療用着圧タイツ5選、市販品着圧タイツ5選の合計10種類を紹介しました。もし病院で診断を受けて、着圧タイツを使ったほうがいいと言われた場合は医療用の着圧タイツを使ってみるといいでしょう。それ以外の人は市販品のものがおすすめです。
市販品はシーンによって選ぶことができ、脚ツボを刺激したり、体温をアップさせるなどの機能がプラスされているのが魅力です。自分の目的にあった着圧タイツを見つけて、脚の悩みを解消してくださいね!