必ず訪れる試練の時…停滞期

ダイエッターにとって、体重というリアルな数字の減少は喜びであり、励みになるもの。順調に体重が減ると、ツラいはずのダイエットも楽しくなってきますよね。ですが、そんな時はいつまでも続きません。ある日突然、体重がピタッと減らなくなる日がやって来るのです。

出典:www.skirtcollective.com

「今まで通りがんばっているはずなのに…自分のやり方が悪いのかもしれない」と、今まで以上にがんばってみてもやっぱり思うような結果が出てくれない…。努力が報われない時期、それが停滞期です。

がんばって体重を落とした人には、避けては通れない道なんです。モチベーションも一気に下がり、挫折してリバウンドしてしまう人が多いのもこの時期。それを避けるためにも、停滞期は必ずやってくるものだと心の準備をしておきましょう。

成功の証!停滞期が起こるメカニズム

停滞期さえなければ、ダイエットの成功率は上がりやすくなるでしょう。それほどまでに大きな妨げとなる、やっかいな停滞期が起こる理由とは何でしょうか?それは、生命維持をするために必要なホメオスタシス効果が働くからなのです。

ホメオスタシス効果とは?

外部からのあらゆるストレスに対し、体の環境を安定した一定の状態に保とうとする反応。例えば、暑いと発汗で体温を下げ、寒いと体を震わせ体温を上げようとします。

出典:blog.doctoroz.com

このように、体の温度を常に一定に保とうとするのもホメオスタシス効果によるもの。私たちの体を健康な状態に維持させるための重要な働きなのです。もしホメオスタシス効果が働かなければどうなるか。生命維持は極めて困難になると言っても良いでしょう。

では、ダイエット中に関してはどうでしょうか?

体重減少によるホメオスタシス効果のメカニズム

ダイエットによって短期間で急激に体重を落とすということは、体にとって異常事態。食べ物が十分に食べれない状況なのだと認識されてしまいます。このままどんどん体重が落ち続けることは生命維持に関わることだと、ホメオスタシス効果を働かせてしまうのです。

すると、どうなるでしょうか?

  1. エネルギーをグングン吸収
  2. 消費エネルギーをグッと下げる

主にこの2つのスイッチが入り、現在の食事量で生命維持ができるように働きます。そのため、栄養を最大限吸収して体に溜め込もうとし、同時に消費エネルギーを最大限まで節約するので、体重が減らなくなってしまうのです。

出典:12160.info

いわゆる、太りやすく痩せにくい状態ですね。そのため、何をしても無駄、水を飲んだだけでも太ってしまう…という印象を受けやすくなります。

遭難した人が水だけで過ごし、1か月以上生き延びたという話を聞いたことがありませんか?これもホメオスタシス効果によるもの。つまり、ダイエット中のホメオスタシス効果=停滞期なのです。

停滞期はがんばった人にしか訪れない、言わば成功の証。体重の減少がストップしても落ち込まず、まずは自分を褒めてあげてくださいね。

ポイント

停滞期は、体の状態を一定に保とうとする、ホメオスタシス効果によって引き起こされるもの。ダイエットをがんばった証でもあるので、体重の減少がストップしても落ち込まないようにしよう!

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VSホメオスタシス!停滞期との付き合い方

ダイエットだけに限らず、結果や報酬がなければモチベーションを保つのは難しいですよね。停滞期は体重減少という報酬を受け取れないので、これ以上ダイエットをしても無駄だと諦めてしまう人も多いのが現実。

先ほど紹介したように、ホメオスタシス効果は想像以上のパワーを持っています。それだけすごい力を持っているものと立ち向かおうというのですから、負けてしまう人が多いのも納得です。

しかし、それを乗り越えなければダイエットは成功しえないどころか、リバウンドの可能性も非常に高くなってしまうのです。そうならないためにも、停滞期の性質を知った上でうまく付き合っていきましょう!

停滞期に入ったら思い出してほしい3つのこと

①停滞期には終わりがある!

体重が5%落ちたあたりや、ダイエットをはじめて1か月後くらいから停滞期に突入する人が多いようです。その後、だいたい2週間〜1か月ほど続きます。ですが、個人差があり、中には3か月続く人もいるそうです。

出典:www.dailymail.co.uk

残念なことに、停滞期は何度でもやってきます。自身の停滞期のペースや傾向をつかむためにも、体重などの記録をつけておくことをオススメします。

②目標は体重キープ!

結果を得られないことによって、このままのダイエット法で良いのか迷いが生じるかもしれません。ですが、ここまで体重を落とすことができたのは、間違っていないという証拠。淡々と同じ生活を繰り返しましょう。

なぜなら、体にそれが「通常」だと認識させる必要があるからです。体がその食事量を覚え、体重が安定して生命に危険が及ばないと認識することで、停滞期は終わります。

出典:smallfood.us

ここで新しいダイエット法に変えたり、食事の量をさらに減らしたり、運動量を極端に増やしたりすると体はかえって混乱し、停滞期を長引かせてしまう可能性があります。体重を無理矢理減らそうとはせず、現状キープが何より重要なんです。

絶対にやってはいけないのが、ダイエットを諦めること。停滞期はとても太りやすくなっているので、リバウンドをするのも一瞬です!注意しましょう。

③しっかり栄養補給!

エネルギー不足だけでなく、栄養不足も停滞期を長引かせる原因に。栄養バランスにはより気をつけましょう。ただし、カロリー摂取は増やしたくないので、サプリなどを上手に取り入れると良いでしょう。

出典:michelebergh.com

一般的に、1か月以内に体重が5%以上減るとホメオスタシス効果が活発に働くそうです。50㎏の人が3㎏落とせば、5%減ったことになります。やり方によっては、1週間でそれくらい落とせてしまう人もいますよね。

しかし、短期間で体重を大幅に落とせば落とすほど、停滞期のショックは大きく挫折しやすくなります。打たれ弱い人は、急激なダイエットは避けた方が良いかもしれません。緩やかに体重を落としていく方が、ホメオスタシス効果をある程度なら和らげることができるそうですよ。

ポイント

停滞期には、必ず終わりがやってくる。体重の減少がストップしても、同じダイエット法を淡々と続け、現状をキープするのが吉!

停滞期は地味で孤独な戦いです。そのメカニズムを理解し、焦らず自分を信じてあげてくださいね。時期が過ぎればまた体重が落としやすくなるので、そこからまたがんばりましょう!

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