ダイエットに効果的な恋愛ホルモン① オキシトシン

脳下垂体後葉から分泌されるホルモンの一種で、「恋愛ホルモン」や「愛のホルモン」として知られている「オキシトシン」。これは好きな人と手をつないだり、抱きしめあったり、キスをする行為によって分泌されるもので、生殖と成長に密接に関わるホルモンとして注目を集めています。

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たとえば、ウィスコンシン大学の実験では、強いストレス状態におかれた女性が母親に抱きしめられた後、オキシトシンの血中濃度が高まったという実験結果が出ています。

またオキシトシンが分泌されると、ストレスホルモンの「コルチゾール」の分泌が抑制されるため、不安感が払拭され、信頼感を得られるという効果もあるんだとか。ストレスはダイエットの大敵なので、これを減少させてくれるオキシトシンはダイエッターにも強い味方なのです。

そんな魅惑のオキシトシンですが、実はこれがもっとも多く分泌される瞬間はいつだと思いますか?

それはセックスでオーガズムに達したとき……! 高い癒し効果があるこのホルモンは、ストレスを緩和するだけでなく、発情を促すことでパートナーとの結びつきを強めてくれる効果もあるのです。セックスをするとますます相手と結びつきたくなる背景には、こうした理由があるんですね。

また近年では、オキシトシンが摂食を抑制し、肥満や過食にも効果的であるという研究結果が発表されています。愛する彼と触れ合うだけで、心にもカラダにも嬉しい作用があるんですね。

ダイエットに効果的な恋愛ホルモン② ドーパミン

また恋愛やセックスによって放出されるのが、「ドーパミン」。

脳の奥にある扁桃体という部分が相手のことを「好き」だと感じたとき、ドーパミンが流れ出すことで、脳の視床下部から「快楽」が得られるのです。

このとき「快楽」とともに生じるのが、相手と「セックスしたい」という衝動。愛する人と何度も「セックスしたい」と思うのは、セックスによって放出されたドーパミンが、再び性欲衝動を生じさせるからなのです。

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また、ドーパミンには気分を高揚させ「気持ち良い」と感じさせる作用だけでなく、女性に嬉しい美容効果も期待できます!

たとえば血流が良くなることで新陳代謝がアップし、血色が良くなったり、肌にツヤが出たりするという効果があるんです……! セックスをした翌日に「あれ、お肌の調子が良いな」なんて思った経験ってありますよね?

また、血流が良くなることで「むくみ防止」効果もあるので、目がぱっちりしたり、顔がすっきりしたりと、嬉しいことばかり。

さらにドーパミンは、食欲を抑制する効果があるため、食べ過ぎ防止につながり、ダイエットにも効果的。セックスをした後に、「あれ、なんだかお腹が空かないな」と感じるのは、ドーパミンが分泌され空腹感が満たされてしまうからなんです。

このように、ドーパミンは美容だけでなくダイエットにも効果があるんですね!

ダイエットに効果的な恋愛ホルモン③ エストロゲン

また女性が恋やセックスをするときに分泌されるのが、女性の2大ホルモンの一つと言われている、「エストロゲン」。これは“痩せるホルモン”としても知られていて、ダイエットの力強い味方になります。

女性ホルモンを司っているのは、脳の視床下部という場所で、ここから分泌されるのが2大ホルモンと言われる「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」です。

エストロゲンは女性らしいカラダを作ってくれるホルモンで、心とカラダを整え、集中力を高めてくれるという効果があります。さらに腹部の脂肪燃焼促進、乳腺の発育促進のほか、肌の老化防止など美容にも最適。

生理が終わってから排卵日前までがダイエットに適している、と言われるのは、このエストロゲン分泌量が増加する「ヤセ期」だからなのです。

反対に、生理前にイライラしてしまう「PMS(月経前症候群)」期には、「プロゲステロン」が多く分泌されます。そのせいで疲れやすくなったり、大腸のぜん動運動が低下して便秘がちになったりするので、ダイエットには不向きな時期なのです。

この「2大ホルモン」のバランスを調整するために重要な役割を担っているのが、脳の刺激。女性がセックスをして気持ち良く感じたり、オーガズムに達したりすると、この2つのホルモンが良いバランスになり、心もカラダも美しい状態に保つことができるのです。

ダイエットに効果的な恋愛ホルモン④ PEA(フェニルエチルアミン)

さらに“天然の惚れ薬”などと称されるのが、「PEA」こと「フェニルエチルアミン」。

「PEA」は、恋をした瞬間、脳内に大量に分泌される神経伝達物質の一つで、気持ちを昂ぶらせたり、食欲を減退させ、“恋患い”と呼ばれるような状態に導いたりするホルモンです。

恋愛に夢中になっているとき、なぜか食欲が抑えられ、自然と痩せたりするのは、この「PEA」が分泌されているからなのです。

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よく「一目惚れ」をするという人がいるかもしれませんが、この犯人も「PEA」。このホルモンは目で見たモノに反応する性質があるので、“一目見て恋に落ちた”、“中身を知らないのに、なんでこんなに惚れているんだろう?” という状態を引き起こすのです。まさに情熱的な恋には欠かせない「媚薬」ですね……!

先ほど紹介した「ドーパミン」は、この「PEA」によって濃度が増大するという特性があります。恋をしているときには、異常にハイになってしまったり、普段なら絶対にしないようなことをしてしまったりと、“アッパー”な状態になることがありますよね。

これは「PEA」と「ドーパミン」がタッグを組むことで、自分自身を理性でコントロールできなくなるために生じる現象なのです。

しかし、「PEA」には賞味期限が…。時間が経つにつれ「PEA」の分泌量は減少し、約3ヶ月~3年で分泌がおさまるといいます。これは「PEA」が長期間分泌されつづけていると、理性的な判断ができなくなったり、禁断症状が出たりするため。これを防ぐために、人間のカラダが自然と「恋が冷める」状態にシフトしていくのです。

ダイエットに効果的な恋愛ホルモン⑤ βエンドルフィン

ドキドキ、ワクワクとした“アッパー”な状態に導くのが「PEA」だとしたら、一方で興奮を抑制させ、穏やかさと幸福感を与えてくれるのが“ダウナー系”のホルモンである「βエンドルフィン」。

なんとその鎮痛効果はモルヒネの6.5倍! 脳内麻薬のなかでも、とりわけ効果が強いホルモンだと言われています。マラソン中に苦痛を感じなくなるという「ランナーズ・ハイ」も、このβエンドルフィンがもたらした作用なのです。

そんなβエンドルフィン、実はダイエットとも密接に関わっています。人間の脳は美味しい食べ物、とくに高カロリーの食事を摂取したとき、脳内報酬系の「ドーパミン」に加えて、脳内麻薬系であるβエンドルフィンもともに放出するのです。

その結果「ドーパミン」と「エンドルフィン」のタッグで、快楽や幸福感が増幅し、「もっと食べたい!」という依存状態に陥ってしまうのです。当然これを続けていれば、カロリーの過剰摂取で健康にも悪影響……。もちろんダイエットだって失敗してしまいますよね。

では、高カロリーな食事ではなく、なにか別のものでβエンドルフィンを分泌し、幸福感を感じることはできないのでしょうか?

それが、好きな人とのセックスです。

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性行為後に「ふわ~」っとウットリしてしまうような幸福感に包まれたり、安心して自然と眠りにつきたくなるような経験はありませんか? βエンドルフィンはセックスの最中にも分泌されることがわかっており、とくにこのリラックス効果がβエンドルフィンの作用と言われています。

以上、恋愛している最中に分泌され、ダイエットにも効果的な「恋愛ホルモン」についてご紹介しました! 大好きな人とのセックスでカロリーを消費するだけでなく、「恋愛ホルモン」もまたダイエットを手助けしてくれるようですね♪

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