ローフードダイエットって?

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ローフードダイエットとは名前の通り、ローフード(raw food=生の食べ物)を食べて痩せるダイエットです。ルールは至ってシンプル。熱の通っていないローフード(または48度以下で加熱した食材)を食べ、加工・加熱食品の摂取を控えます。

加熱すると失われてしまう酵素をそのまま体内に取り入れ、デトックスや新陳代謝を効果的に促す体質を作る、というのがローフードダイエットのメカニズム。そのため、量の制限は特にありません。ローフードであれば、基本的にはいくら食べても、間食してもOKです。

また、調理されていない「生」の状態の食材が最も栄養価が高い、という考えのもと編みだされた方法なので、美しく健康的に痩せられるといわれています。

ローフードダイエットは、主に生野菜、果物、海藻類などを食べて行います。また、加工食品でも、豆腐、納豆、味噌などの発酵食品やナッツ類、発芽させた穀物・豆類(発芽玄米・スプラウトなど)は食べてもOKです。炒め物、揚げ物、煮物などの加熱した料理と加工食品は食べないようにします。

減量しながら健康的な体質づくりもできるので、一石二鳥のローフードダイエットですが、問題点も指摘する声も少なくありません。ローフードダイエットを正しく取り入れるには、何に気を付ければよいのでしょうか。次の章からは、ローフードダイエットで見落としがちな注意点を紹介していきます。

ローフードダイエットで見落としがちな注意点① 体調管理に注意する

ストイックにローフードダイエットを実践すれば、確かに体重は減りますが、近年では、健康面での問題を指摘する声もあるようです。長期間のローフードダイエットについてのある調査によれば、

  1. 生理が止まってしまう傾向がある
  2. 骨密度が低くなる
  3. 善玉コレステロールやベータカロチンが減ってしまう

という報告もあります。取り入れ方や個人差はもちろんありますが、無視できないデータです。無月経症については、45歳以上でその確率が強まるというデータもあります。なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか。

ローフードは栄養不足になりやすい?

ローフードからはどうしても摂取できない栄養素があり、栄養に偏りが出てしまいます。たとえば、ビタミンB12・ビタミンD・カルシウム・鉄・亜鉛・タンパク質などは、ローフードでは摂取することができません。

また、ローフードは低カロリーなので、お腹いっぱいだと感じても必要な摂取カロリーを満たしていない場合があります。

さらには、生野菜や果物は体を冷やすので、体温が下がりやすくなります。その結果、健康に良いはずのローフードをたくさん食べているはずなのに、栄養が偏り体調を崩してしまうのです。

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ですので、足りない栄養素を意識的に補うように心がけなければなりません。そこでおススメなのは、アサイーやノニなどの健康食品です。ノニはあまり馴染みのない食材ですが、アサイーと並んで栄養価が非常に高いと言われており、体調を整える効果もあるようです。

ローフードを加熱すると栄養価が増す?

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また、中には加熱した方が栄養素の吸収率が上がり、体に良いというデータもあります。たとえば、ニンジンのベータカロチン吸収率は1〜2割上がり、キャベツ・ブロッコリーの鉄分吸収率も6〜30%に上がります。トマトのリコピン値も加熱した方が高くなるようです。

生の食材の栄養価が最も高い、というローフードダイエットの根本にある考え方は、必ずしもすべての食材にはあてはまらないということです。このように、栄養面も考慮して、食材に応じて加熱して食べることも大切だということを忘れてはなりません。

ダイエット中もバランスのとれた食生活をすることが一番大切です。体調を崩してしまっては元も子もありません。ローフード食材についての正しい知識をもって、栄養不足にならないように気をつけましょう。

ローフードダイエットの見落としがちな注意点② 食中毒に気をつける

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ローフードダイエットでは、食中毒のリスクを忘れてはいけません。食材に火を通さないということは、生の野菜や果物に微生物や寄生虫がついていても殺菌することができないということです。健康的なダイエット法としてローフードを取り入れた結果、食中毒になってしまっては本末転倒ですよね。

完全に防げるとはいえませんが、食材を買う時に自分の目でしっかり確かめて選び、食べる前はしっかり洗うなど、衛生面に気を付けましょう。野菜を切るためのまな板や包丁などの調理道具も清潔に管理することが大切です。

また、48度以下の加熱であれば、食材に含まれている酵素は失われないとのこと。危ないと感じたら、頑なにローフードにこだわらず、必要に応じて加熱してから食べましょう。

ローフードダイエットの見落としがちな注意点③ 大きな効果を期待し過ぎない

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ローフードダイエットはアメリカ発祥のダイエット方法です。海外セレブについてはよく耳にしますが、日本人の成功例は、比較的少ないように感じます。それは、欧米人と日本人のもともとの食生活が違うことが大きく影響しているようです。

和食の場合、ローフードを比較的多く取り入れており、生の食材を食べる習慣があります。そのため、食材からの酵素を意識せずに習慣的に摂っています。加熱された食品が多い欧米の料理を今まで食べていて、突然ローフード生活に変えた場合に比べれば、ダイエットとして得た効果には差が出ます。

したがって、海外の成功例と同等の効果を期待して実践した場合、私たち日本人の中にはあまり痩せなかったと感じる人がいるのでしょう。

あまり効果が無いと感じても、過剰に低カロリーするのは健康的ではないので避けましょう。もともとの食生活が違えば、効果の現れ方も違うということを理解し、焦らずダイエットに取り組むことが大切です。

いかがでしたでしょうか?今回はローフードダイエットで見落としがちな3つの注意点を紹介しました。

ローフードダイエットの成功例はたくさんあります。美肌、アンチエイジング、デトックスなど女性に嬉しい効果もたくさん報告されています。

ただし、すぐに痩せたいと思っても、栄養バランスには気をつけ、健康を損なわないように注意しなければいけません。また、食材に火を通さない危険性を常に忘れずに、衛生面にも注意しましょう。

ローフードダイエットを効果的に取り入れるには、正しい知識を身につけることが大切です。これからローフードダイエットの実践を考えているみなさま、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

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