カリウムとはどんな成分?

まずは、カリウム自体はどのような成分なのかを考えてみましょう。

カリウムとは?

カリウムは、私たち人間にとって生命を維持するのに欠かせない栄養素ミネラルの1つです。カリウムは体内の細胞に多く存在しています。ナトリウム(塩分)が過剰に体内に存在する時に、体外に排出してくれる働きをするのがこのカリウムです。

カリウムの代謝

カリウムは一定の濃度を保つために、吸収されたのと同じ量が尿や汗として体外に排出される仕組みになっています。そのため、カリウムは食べ物などから積極的に取り入れていく必要があります。

特に、利尿作用の多いアルコールやコーヒーを飲む人や、汗をかきやすい人はカリウム不足になりやすいとされています。また、昨今の塩分の濃い食生活を送っている人にとっても、カリウムを意識して摂ることは大切とされています。

カリウムのダイエット効果は?

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カリウムはどのように私たちの体に良い影響を及ぼすのでしょうか?ダイエット効果は本当にあるのでしょうか?

むくみを解消してくれる

カリウムにはナトリウムや余計な水分を体外に排出する働きがあります。ですから、塩分の摂り過ぎや運動不足によって、水分が体内に溜まり過ぎて生じるむくみを解消してくれるのです。

むくみが取れると身体がスッキリとして見えますから、体型の変化を感じられます。ただし、カリウムが直接脂肪を燃焼させるわけではありませんから、劇的な体重の変化をあまり期待することはできないかもしれません。

冷えや血流の悪さを改善する

塩分や水分の代謝が悪いと血流も悪化し、老廃物が排出されにくくなります。そして、冷えを助長して脂肪を蓄え、セルライトを増やす原因ともなります。

カリウムを摂取すると、利尿作用により不要な老廃物を排出し、新陳代謝が高まります。その結果、冷え性の解消、血行を良くする効果が期待でき、痩せやすい体を作る助けになるでしょう。

カリウムが多く含まれている食べ物

カリウムは1日にどの程度摂取すると良いでしょうか?また、どんな食べ物に多く含まれているのでしょうか?

カリウムの摂取目安量

カリウムの1日の摂取目安量は、男性(15歳以上)の場合は3000mg、女性(15歳以上)の場合は2600mgとされています。

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高血圧症の方は塩分制限がありますから、カリウムをより多く摂取することがすすめられています。1日3500mg以上を摂ると良いとされていますが、医師に相談してみましょう。

カリウムが多い食べ物とは?

出典:www.sirogohan.com

カリウムは、葉野菜、果物、豆類といった食べ物に多く含まれています。特に次のようなものに多く含まれていますので、参考にしてみてください。100gあたりのカリウムの含有量もご紹介します。

カリウムの多い食材(100gあたりのカリウムの含有量)
切り干し大根(乾燥)3200mg
パセリ1000mg
干しブドウ740mg
アボカド720mg
ほうれん草690mg
ひきわり納豆700mg
大豆570mg
里芋560mg
にんにく530mg
モロヘイヤ530mg
にら510mg
バナナ360mg

他にも数多くの食べ物に含まれています。ですから、バランスの良い食生活を送っていれば不足しない成分であるとも言われています。しかし、塩分の多い食事を好む方は、意識して摂り入れる必要があるでしょう。

以下のページにカリウムの多い食品が紹介されていますから、ぜひ活用してみてください。

カリウムの多い食品と食品のカリウムの含有量一覧表 | 簡単!栄養andカロリー計算

詳細はこちら!

カリウムは摂取し過ぎても悪影響はないの?

カリウムがむくみの解消などに効果があるからといって、カリウムの含む食べ物をたくさん食べ過ぎても問題はないのでしょうか?

カリウム過剰症になる可能性もある

カリウムは、腎機能が正常な場合は余分なカリウムが排出されていくので、摂取し過ぎても問題がない場合がほとんどです。

しかし、注意しないとならないのは、腎機能が低下している時です。カリウム過剰症を発症することがあり、高カリウム血症という症状を引き起こすことがあります。

高カリウム血症の症状とは?

口の周りがしびれる、話しにくい、力が入らない、倦怠感、筋力の低下、吐き気や嘔吐、げっぷ、下痢などの胃腸障害、知覚過敏、不整脈、ひどい場合は心臓停止に至ることもあります。

カリウムの過剰摂取を防ぐ方法

食べ物を調理する際に、カリウムを過剰摂取しないためには、次の方法を行ってみましょう。

  • 野菜は細かく刻んで水にさらす
  • 多めの水でゆでこぼす
  • 水煮をしてから調理する
  • 煮物の汁は飲まない

カリウムの含まれている食べ物は、私たちの体のむくみを解消し、老廃物を排出するように助けてくれます。ダイエットに劇的な効果は見られないかもしれませんが、健康を維持する上で不可欠な成分です。塩分の多い食事を摂っている方は、特に意識して取り入れてみるのはいかがでしょうか?

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