ヨーグルトダイエットとは?

美容効果や健康増進のために、日々ヨーグルトを食べている家庭は少なくないでしょう。そんなヨーグルトですが、じつはダイエット食品としても注目を集めています。

ヨーグルトの高い栄養価と整腸作用を利用し、無理せず手軽にできるダイエット法。それが、「ヨーグルトダイエット」です。

ヨーグルトでダイエットをすると聞くと、「どうせお通じが良くなるから体重が減るんでしょ?」と思われるかもしれません。しかし、ヨーグルトダイエットの効果は、決してそれだけではないんです!

今回は、美容と健康にも良いヨーグルトダイエットの効果について詳しくご紹介します。「色々なダイエットに挑戦したけれど、どれも結果が出なかった」「面倒くさがりだから、頑張れない」という人、必見です♪

ヨーグルトダイエットの秘密① ヨーグルトと栄養価の関係

古来より愛されてきた健康食品

出典:cho-nai.com

ヨーグルトとは、一般的に「完全栄養食品」である牛乳に乳酸菌を加えて発酵させたものを指し、その起源は遥か昔、紀元前数千年前。

木桶や皮袋に入れていた乳に、たまたま入り込んだ乳酸菌によって偶然作られたことが、発酵乳のはじまりと言われています。人間が牧畜を始めた頃から、おもに東ヨーロッパから中央アジア、北アフリカの遊牧民に愛されてきました。

これだけ長く食されてきた理由は、なによりもその高い栄養価にあります。羊やヤギ、牛、馬などの乳から作られたヨーグルトは、生乳よりも保存性が高く、ビタミンやミネラル、動物性たんぱく質を多く含むため、貴重な栄養源だったのです。

ヨーグルトの栄養価

では、具体的にヨーグルトの栄養価を見てみましょう。まず、ダイエット中が気になるものといえば、カロリーですよね。ヨーグルトのカロリーは、120g(小鉢1杯)で74kcal。100gに換算すると62kcalで、ダイエット中には嬉しい食品と言えそうです。

たんぱく質

ヨーグルトに多く含まれているたんぱく質。これは牛乳よりも消化吸収が良いペプチドやアミノ酸に分解されて体内に取り入れられるため、消化吸収が良いのが特長です。ペプチドは、カルシウムを吸収を促す作用があるため、血圧降下にも有効と言われています。

乳糖

ヨーグルトに含まれている炭水化物は、「乳糖」という形で摂取されます。乳糖は、エネルギー源となるだけでなく、幼児の脳や神経系を作るカルシウムや鉄分の吸収を助ける働きや、整腸作用があります。

カルシウム

牛乳よりもカルシウム含有量の多いヨーグルト。ヨーグルトに含まれるカルシウムは、乳酸菌とくっつき「乳酸カルシウム」となるため、牛乳よりも腸から吸収しやすいのが特長です。

脂肪

ヨーグルトには脂質も多く含まれていますが、これは脂溶性ビタミンのビタミンAを含んでいます。

各種ビタミン

ヨーグルトは、各種ビタミンを含みますが、とくに多いのがビタミンB2とパントテン酸。ビタミンB2は脂質をエネルギーに変換する作用を持っている栄養素。パントテン酸はエネルギー代謝を助けるもので、善玉コレステロールを合成し、ストレス緩和や、肌・髪の毛の健康を保ちます。

ポイント

ヨーグルトは紀元前数千年前から愛されてきた、とても栄養価の高い食品! ビタミンやミネラル、動物性たんぱく質を効率的に摂取するためには欠かせない栄養源だったんです♪

ヨーグルトダイエットの秘密② ヨーグルトと乳酸菌で腸内環境正常化

強力な組み合わせの乳酸菌

出典:blog.livedoor.jp

ヨーグルトの成分としてよく知られているものといえば、やはり「乳酸菌」ですよね。

ヨーグルトは牛乳に「スターター(種菌)」の乳酸菌を加えることで作られます。このスターターの種類が、「ブルガリア菌(ラクトバチルス・ブルガリカス)」と、「サーモフィラス菌(ストレプトコッカス・サーモフィラス)」、という2つの菌なのです。

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ブルガリア菌とサーモフィラス菌は、古来からヨーグルト作りに利用されてきた菌で、ヨーグルトの主役乳酸菌です。この2種類の乳酸菌は、相互に違いの弱点を補い合うことで短時間で増殖し、乳酸菌を多量に生成することができます。

このベースとなる菌種に加えて、ヨーグルトの種類によっては、ガセリ菌やシドフィルス菌などが添加されています。

善玉菌が増加して便秘解消!

腸内には善玉菌、中間菌、悪玉菌が存在します。

  • 善玉菌……整腸作用があり、中間菌と一緒に消化吸収を助けてくれる。美容、健康にも効果的。
  • 悪玉菌……腸内に腐敗物などの有害物質を作り出し、便秘などを引き起こす。肌荒れや体臭の原因にもなる。

ストレス、偏った食生活、喫煙、飲酒、運動不足……。さまざまな原因から、現代人は腸内の善玉菌が減少しやすいと言われています。

しかし、ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、この善玉菌(乳酸禁、ビフィズス菌)を増加させ、悪玉菌(大腸菌、ブドウ糖球菌など)の増殖を抑制してくれるという嬉しい効果があるのです。

腸内の善玉菌が優勢になると、腸のぜん動運動が活発化し便秘の解消につながります。また、腸に水分を補給してくれる働きもあるため、便をやわらかくしてくれるのです。普段、カチカチやコロコロの便に悩まされている人には、ありがたいですよね。

ポイント

ヨーグルトの乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる効果がある。腸が元気になると便秘解消にも繋がり、良いことずくし!

ヨーグルトダイエットの秘密③ 便秘解消とダイエットのメカニズムとは?

そもそも、なぜ便秘解消がダイエットに繋がるのでしょうか? ヨーグルトダイエットで便秘を解消しても、本当に体重が減るのか不安だという人もいるかもしれません。

宿便の分だけ体重が増加しストレスも増える

出典:www.goodtoknow.co.uk

便秘の状態は、実際の体重よりも腸内の宿便の分だけ体重が増加してしまいます。毎日スムーズに排便があれば、この分の体重が減り、ぽっこりとしたお腹の張りもなくなります。

また、便秘はダイエットの大敵であるストレスの原因にもなります。ヨーグルトを効率的に取り入れることで、便秘にともなうストレスから解放されるというメリットもあるんです。

腸内環境を整えると代謝がアップする!

善玉菌が増えて腸内環境が整えられると、基礎代謝が上がり痩せやすいカラダに変化する。これもヨーグルトによるダイエット効果のひとつです。

なぜ腸内がキレイになると代謝がアップするのでしょうか? 便秘とは、腐敗した食べ物が腸内にとどまっている状態ですよね。これを放置すると、腐敗物が血液の中に入り込み、ドロドロ血の状態を引き起こします。

そのため、毒素分解のために臓器が働かなくてはならず、余計なエネルギーを使ってしまうのです。肝臓や腎臓が疲弊することで、代謝に使うエネルギーがそちらに持って行かれてしまうため、便秘だと代謝が下がってしまうんです。

消化吸収の効率がアップ!

また便秘中には、腸内に溜まっている宿便が、栄養の吸収を妨げてしまします。

腸内に便が溜まっていると、新しく腸に入ってきた食べ物の栄養が十分に吸収されにくくなり、栄養の消化が遅くなるのです。そのため、本来であれば吸収しなくても良いはずの脂肪や糖質まで、無駄に吸収してしまうことになります。

不要な脂肪は皮下脂肪を形成……。結果、長い間便秘を続けていると、皮下脂肪がつきやすいカラダになってしまうのです。

ヨーグルトダイエットによる便秘解消で、消化吸収の効率をアップさせましょう♪

便秘は大腸癌の原因にもなる!ヨーグルトで改善しよう

いま、多くの女性を悩ませている便秘問題……。国立がん研究センターは、2015年の女性のがん死亡率トップが「大腸がん」であると発表しました。

ダイエットによれる食生活の乱れ、それによって引き起こされる慢性的な便秘が、女性に大腸がんが多い理由と言われています。長期間の便秘によって腸内環境が悪化していくと、それが大腸がんを発生させるリスクを高めるのです。

無理なダイエットをして便秘を引き起こさないためにも、ヨーグルトダイエットで美腸活動とダイエットを両立させましょう♪

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