酵素とは一体?その役割と効果

出典:naturalhealthystandard.com

最近話題になっている酵素ですが、そもそも一体酵素とは何でしょうか。詳しく見ていきます。

酵素はエネルギーをつくる触媒

体に必要な栄養素といえば炭水化物やタンパク質、ビタミンに脂肪。これらの栄養素がエネルギーに変換されることで、生命活動が維持されます。

その「栄養素→エネルギー」の化学反応を進める触媒の働きをするのが酵素。言ってみれば、酵素がないと私たちは生きていくことができません。

酵素の役割

酵素の種類は何万種類にも及ぶと言われ、それぞれの酵素が別の役割を担っています。人間の体にある酵素は以下の2つのグループに分けられます。

①消化酵素

食べ物を消化し、栄養素の吸収を進行させ細胞をつくります。以下のような酵素があります。

消化酵素の種類
アミラーゼデンプンをブドウ糖に分解
プロテアーゼタンパク質をアミノ酸に分解
リパーゼ脂肪を脂肪酸に分解

②代謝酵素

栄養を体内の細胞に送り、古い細胞を排出します。体の細胞の運搬に関係しており、新陳代謝の活動を促進し、免疫力の向上にも一役買っています。

食物酵素で脂肪燃焼は嘘!?

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巷では食品の酵素を摂ることで、脂肪燃焼や代謝アップに効果ありなどと人気になっています。しかしどんなに食品で「酵素を摂取」しても体内の酵素を増やすことはできません 。以下に理由をご紹介していきます。

①食品の酵素は胃で溶ける

酵素とは元を正せばタンパク質のこと。つまり、胃に到達すれば酸で分解されアミノ酸になってしまいます。そのため食品の酵素を摂ろうとしても、酵素のまま体内に取り込まれることはありません。

②人間の酵素と食品の酵素は違う

酵素は DNAの設計に基づいて人間の体内で作られます。人間には人間にぴったりの、植物には植物にぴったりの酵素があるのです。そのため植物由来の酵素を摂取しても、人間の体内で酵素としての威力を発揮することはできません。

仮に食品の酵素が分解されずに体内に取り込まれたら、体はそれを異物だと反応し、ショック反応を起こしてしまうとまで言われています。

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酵素の体内「生成」に役立つ食品!

酵素は体に必要、でも食品で摂取することはできない…となれば、方法はただ1つ。酵素を「摂る」ことができないのなら、自分で「生成して」しまえばいいのです!そこで酵素を「生成する」ために役立つ食品をご紹介します。

発酵食品

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発酵食品は腸内細菌を活発化し、酵素の生成を促進します。以下の食品が挙げられます。

  • 味噌
  • ぬか漬け
  • ヨーグルト
  • キムチ

添加物が含まれていると逆に消化酵素を必要以上に要してしまいます。無添加のものを選ぶようにしましょう。

ビタミン、ミネラルを多く含む食品

出典:mery.jp

ビタミンやミネラルは補酵素として酵素の生成を助けます。特にビタミンB群は代謝の補酵素となります。以下にビタミンB群の役割と多く含む食品例をご紹介しますので、参考にしてください。

ビタミンB群の役割と多く含まれる食品例
ビタミンB1糖質代謝の補酵素玄米、豚肉、うなぎ
ビタミンB2脂質代謝の補酵素レバー、アーモンド、さんま
ビタミンB6たんぱく質代謝の補酵素レバー、大豆製品、にんにく

食品以外にも!体内酵素を増やす方法

食品の摂取以外にも体内の酵素を生成する方法があります。

よく噛む

唾液に含まれる酵素はアミラーゼ。そう、デンプンを消化する酵素。唾液の分泌量が増えればこのアミラーゼが増えることになります。

唾液の分泌量を増やすにはよく噛んで食べること。1口30回以上噛むことが消化を促進するカギにもなります。

腸内環境を整える

人間の腸には1000種類以上とも呼ばれる腸内細菌がいます。この細菌が腸内で食べ物を分解し、アミノ酸やビタミンを生成します。

また、腸内細菌の活性化によって酵素が増加します。腸内細菌の活性化には腸内環境を整えることが第一。次のことを心がけましょう。

  • 適度な運動
  • ストレスをためこまない
  • 睡眠を十分にとる

食品からの酵素摂取が実は人間には役立たないとはびっくりですね。体内で酵素が生成できるよう、ご紹介した食品を摂取して生活習慣に気をつけてみましょう。

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