肥満細胞は脂肪細胞とは全く別物!

肥満脂肪と脂肪細胞は似ているようで全く違います。肥満細胞は「肥満」とは全く関係がなく、「アレルギー」に中心的な役割を果たす細胞です。

どうして肥満細胞に「肥満」という名前がついたのかというと、細胞外に分泌する「ヒスタミン」などの分泌物をため込んでいる様子を「肥満」に例えられたから。

脂肪細胞は、その名の通り脂肪を蓄える細胞で肥満に関係する細胞です。

ポイント

肥満細胞は決して脂肪をため込んだ細胞のことではないので、お間違いなく!

アレルギーはどうして起こるの?

出典:www.americanallergyinc.com

アレルギーは日本人の3人に1人はかかっていると言われる国民病のような病気です。アレルギーは、アレルゲンと呼ばれる通常の状態では無害な物質に対して、過剰な反応を起こす免疫システムの機能不全の一種です。

アレルギー反応の誘発

アレルギーを起こす特定の物質(アレルゲン)に体が触れると、血液の中にあるIgE抗体(アイジーイーこうたい)がアレルゲンと結合します。すると、体内に存在している肥満細胞に含まれているたくさんの顆粒から、ヒスタミンなどの炎症を起こす物質が分泌されます。

肥満細胞から分泌された炎症性物質は、アレルゲンを攻撃するために全身に瞬時に運ばれ、体の特定の場所で炎症を引き起こします。

アレルギー反応の種類

アレルギー反応で起こる症状は、肥満細胞からヒスタミンが放出される部位によって異なります。

アレルギー反応で起こる症状
鼻粘膜くしゃみ・鼻水
目の結膜目のかゆみ・涙目
気管支粘膜息切れ・息苦しさ・喘息発作
皮膚肌の乾燥・炎症・湿疹・アトピー性皮膚炎

アレルギー反応の多くは、初めは当たり障りのない現象で始まり、自覚症状として現れるまでには数年かかることがほとんどです。

けれどもアレルギー反応の中には、より深刻で生命にかかわるものもあります。それは「アナフィラキシー・ショック」と呼ばれる重いアレルギー反応で、食物、薬剤、虫刺されの一部によって起こります。

アレルギー反応は特定の1つの物質についてだけ

アレルギー性鼻炎を持っている人の中には、スギ花粉とハウスダストなど複数の物質がアレルゲンになっている人もいます。でも、アレルギー反応は「鍵と鍵穴」に例えられるように、基本的に特定の1つのアレルゲンに対して1つのアレルギー反応が起こります。

だから同じアレルギー性鼻炎でも、スギ花粉だけがアレルゲンの人にはハウスダストでのアレルギー症状は起きません。そしてスギ花粉とハウスダストがアレルゲンの人は、スギ花粉が飛散していない時期でもアレルギー性鼻炎の症状が治まらないことになります。

アレルゲンが取り除かれない限り、肥満細胞からの炎症物質の放出は続くのです。

ポイント

アレルギー症状を起こさないためには、アレルゲンで肥満細胞を刺激しないのが肝心!

肥満細胞を刺激しないアレルギー対策

肥満細胞がアレルゲンで刺激され、細胞の中の顆粒に蓄えられたヒスタミンなどの炎症性物質がたくさん放出されると、それだけアレルギー反応は激しくなります。アレルギー反応を起こさないための対策には、このようなものがあります。

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生活環境整備

出典:matome.naver.jp

肥満細胞を刺激してアレルギー反応を起こさないためにすることは、まず第一にアレルゲンに接触しないことです。

ダニやカビなどのハウスダストには掃除です。花粉の場合にはマスクやゴーグルなどで物理的に遮断します。ペットがアレルゲンになっている場合には、残念ながらペットを手放すことになるかもしれません。

減感作療法

アレルギーを引き起こすアレルゲンに対する過剰反応を、徐々に弱めていってアレルゲンにさらされてもアレルギー反応を起こさないようにする治療法です。

スギ花粉症を例にとると、皮内注射で体内に少しずつアレルゲンのスギ花粉を注入していき、体をアレルゲンに慣らしていきます。そして最終的には最初の皮内注射の量の25万倍の量のアレルゲン注射にまで進めて治療が終了します。

この段階になると、最初スギ花粉1粒でもくしゃみが出ていた人が、スギ花粉が25万粒飛んできて初めてくしゃみをする程度までスギ花粉に対する耐性ができることになります。

肥満細胞の働きを時間をかけて鈍らせる治療法ということになりますね。

対症療法

生活環境整備や減感作療法の対策が取れない場合、肥満細胞が起こすアレルギー反応の症状を緩和する対症療法を行うことになります。肥満細胞のアレルゲンとの接触や、アレルゲンに対する反応は防げないので、肥満細胞の活動は続いたままです。

もっぱら、お薬によって炎症反応の症状を和らげるだけにとどまります。

ポイント

つらいアレルギー症状を和らげるには、生活環境整備や肥満細胞との付き合い方がカギ!

免疫バランスを整える新しいアレルギー対策

アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、花粉症などは、肥満細胞をはじめとする免疫バランスの崩れから起こります。そこで、アレルギー対策には免疫バランスの回復が大切になってきます。

注目の乳酸菌L-92乳酸菌

出典:www.calpis.co.jp

アサヒカルピスウェルネス(株)は、アレルギー症状を改善する乳酸菌の研究を進め、「L-92乳酸菌」という乳酸菌にアレルギー症状を大きく改善する効果があることを発表しました。この乳酸菌はアトピー性皮膚炎・通年性のアレルギー性鼻炎、花粉症すべてに効果が認められていることが特徴です。

短期間で実感できる効果

L-92乳酸菌は、1歳から12歳までの小児のアトピー性皮膚炎の患児では8週間、通年性のアレルギー性鼻炎でも8週間で症状の改善が認められました。花粉症では花粉飛散前8週間の摂取で花粉症の予防効果が確認され、花粉シーズン中では6週間の摂取で花粉症の症状が改善しています。

最近では、カプセル剤を経て、錠剤の服用のみになりましたが、ずっと継続しています。L-92は、継続しないと効果がありませんが、効果が出た後も継続しないと恐らく効果が持続しないと思います。と言うのも、L-92は、恐らく排便時に一緒に体外に排出されるはずなので、常に供給し続けないといけないと思われるからです。これは他の乳酸菌と同じです。「生きたまま腸に届く」と書かれていると、そのまま腸で生き続け、増え続けると思いがちですが、全部きれいに排出されますから、乳酸菌は取り続けるしかありません。ただ、乳酸菌は生きていようが、死んでいようが、効果は同じなので、生きているか死んでいるかは、考える必要がありません。いずれにせよ、L-92は服用を続けて、効果が出たら、そのまま服用を続けていくことが必要です。試すときは、そのつもりで試しましょう。

出典:www.senninnokekkai.com

ポイント

腸内細菌は免疫バランスに大きな影響を与えている。自分に合った腸活も考えてみよう!

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