酸化マグネシウム便秘薬とは?

主成分が「酸化マグネシウム」である便秘薬は、機械性下剤と呼ばれています。機械性下剤とは、腸内にある便に作用することで便秘を改善する薬のことです。酸化マグネシウムの場合、体内を通過する際に吸収した水分を腸内に届けることによって、便の量を増やしたり、やわらかくすることで排便を促します。

腸を刺激せずに排便ができるので、腹痛や下痢といった副作用が起こりにくいことが特徴です。また酸化マグネシウムには胃酸の分泌を抑える働きがあります。そのため胃の負担が少なく、消化器の機能を整える効果も期待できます。特にこんな人におすすめです。

  • ほかの便秘薬では副作用(下痢・腹痛)が起こりやすい人
  • 便が硬くてコロコロしている人
  • 痔のある人・排便痛がある人
  • ストレスで便秘になる人

ポイント

酸化マグネシウムの便秘薬は、水分を集めることで便の量を増やしたり、柔らかくすることで便秘を改善する。

市販されている酸化マグネシウム便秘薬・4選

酸化マグネシウム便秘薬は、錠剤だけでなく液体タイプでも市販の薬が販売されています。

①ミルマグ液

出典:www.amazon.co.jp

錠剤は飲み込むのが苦手という人でも安心して服用できるのが、ミルマグ液。3歳以上の子供から使用できる便秘薬です。服用する際は、水に薄めて飲みます。就寝前に飲むと、翌朝の効果が期待できます。成人1回あたりの服用量は5~17ml。600ml入りなので120~135回ほど使用できます。

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②ミルマグ内服液

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こちらも3歳以上の子供から使用できる便秘薬。液体タイプと異なり、そのまま飲むことができます。しかも味はプラム味と飲みやすさにも工夫があります。1瓶当たりの量は100ml。成人の場合、2~3回分の量となっています。1本あたり411円ほどなので、一時的な便秘を改善したい場合にはリーズナブルでおすすめです。

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③錠剤ミルマグLX

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携帯しやすいという点では、錠剤タイプのミルマグが最も便利でしょう。ただし錠剤タイプのミルマグは、5歳以上からの使用となります。錠剤ミルマグは240錠入り。成人の場合1回当たりの量が2~6錠なので40〜120回ほど使用できます。また、レモン味で飲みやすさに工夫がされている点も嬉しいですね。

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④3Aマグネシア

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錠剤タイプの酸化マグネシウム便秘薬では、3Aマグネシアも有名です。効き目が穏やかで、依存性も低いのが特徴です。少しずつ服用量を減らすことで、便秘の解消が期待できます。

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酸化マグネシウム便秘薬の副作用と注意点

安全性が高い酸化マグネシウム便秘薬といっても、副作用が全く起こらないわけではありません。酸化マグネシウム便秘薬の特徴である「便に水を集める作用」が過剰に働いてしまうと、腹痛や下痢を招く恐れがあります。

こうした副作用のリスクを減らすためには、以下の点に注意してください。

  • ほかの便秘薬との併用を避ける
  • 初回は最小量を服用する
  • 用法や用量を守る
  • 便通の状態に合わせて、こまめに量を調節する

ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症)に注意

腹痛や下痢のほかに、酸化マグネシウム便秘薬ならではの注意点があります。それが「ミルク・アルカリ症候群」です。ミルク・アルカリ症候群とは、酸化マグネシウム便秘薬の服用中に大量の牛乳を飲むことで「高カルシウム血症」にかかることを指します。

高カルシウム血症とは、血液中のカルシウム濃度が異常に高くなる状態です。初期症状としては、吐き気や嘔吐、腹痛、食欲不振、多量の尿といった症状があらわれますが、人によっては無症状の場合もあります。

症状が重くなると、脳の機能障害による錯乱や幻覚、意識混濁といった重篤な症状が出るほか、昏睡に陥ることも。通常は治療で治りますが危険であることに変わりありません。

牛乳を1日に1リットル以上飲むと、こうした危険性が高まるので注意が必要です。

酸化マグネシウム便秘薬が服用できない人

腎障害がある人や、心臓が悪い人、高齢者は、酸化マグネシウム便秘薬を独断で使用することは危険とされています。これらに該当する人はマグネシウムの排出が上手くできず、体内に大量のマグネシウムが溜まってしまいやすいのです。

体内にマグネシウムが溜め込まれると、「高マグネシウム血症」になる場合があります。高マグネシウム血症は、通常であれば滅多に発症しない病気です。しかし、珍しい病気だからこそ発見が遅れやすく、命にかかわるおそれがあります。

高マグネシウム血症の初期症状では、めまいや筋力低下、低血圧、吐き気・嘔吐といった症状がみられます。さらに悪化すると、意識の混濁や消失、呼吸筋麻痺や心停止という重篤な症状があらわれます。

初期症状は一般的な体調不良にも当てはまるものが多いですが、酸化マグネシウム便秘薬の服用中にこうした症状がみられた場合は、念のため早急に医師に相談しましょう。

ポイント

酸化マグネシウムにもほかの便秘薬と同様、腹痛や下痢の副作用がある。牛乳の多量摂取によるミルク・アルカリ症候群や、高マグネシウム血症にも要注意。

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