便秘薬を使うタイミングとは?

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「3日以上出なかったら便秘」という噂をよく耳にしますが、実際には便秘にこうした基準はありません。毎日排便があってもスッキリしなければ便秘といえますし、逆に4~5日便が出なくても体に不快な症状がなければ問題ないとされています。

便秘薬を使おうか迷っている人は、きっと便が出ないことだけでなく、腹部膨満感や肌荒れなど諸症状に悩まされていることでしょう。しかし、すぐに便秘薬を使用することはおすすめできません。まずは、排便を促す習慣を生活に取り入れてみましょう。特にオススメで効果的なのが、以下の2つです。

①寝起きに水を飲む

起床したらすぐに冷たい水を飲みましょう。量はコップ1杯分で十分です。腸に刺激を与えてください。

②朝決まった時間にトイレに行く

寝起きは排便を促す「副交感神経」が有利なので、便を出すのに最も適したタイミングです。便意がなくても、便が出なくても朝決まった時間にトイレに行きましょう。そのうち体が「朝のトイレ=排便の時間」と認識するようになって、自然と便が出やすくなるとされています。

これらを数日続けても便が出る気配がない場合は、便秘薬の使用を検討すると良いでしょう。

ポイント

すぐに薬を頼るのではなく、まずは排便を促す習慣を生活に取り入れてみよう!

即効性がある便秘薬と注意点

即効性がある便秘薬は、「刺激性下剤」というタイプのものです。刺激性下剤とは、腸に刺激を与えることで動きを活発にする便秘薬となっています。

排便は、蠕動(ぜんどう)運動という臓器の収縮によって行われます。この運動は、私たちの意識ではコントロールできないので薬によって促す必要があるのです。

刺激性下剤タイプの便秘薬には、こんな成分が含まれています。

  • センナ(センノシド)
  • ビサコジル
  • ピコスルファートナトリウム

即効性・効果がともに高い薬ですが、注意すべき点もあります。それは、副作用と依存性です。

刺激性下剤による副作用

腸に強い刺激を与えることや、無理やり水分や便を出そうとする働きが原因となって、腹痛や下痢を起こす可能性があります。

刺激性下剤の依存性

最初は便秘薬が効いたのに、だんだん効かなくなったという話、聞いたことありませんか?これは、刺激性下剤の依存性が原因です。刺激がなく腸が動かない状態になると、薬の量をどんどん増やさなければなりません。しかし、薬の増加は副作用のリスクを高め、さらに腸閉塞といった重篤な症状を招く恐れがあります。

刺激性下剤は、一時的な便秘の改善を中心に短期間の使用を心がけましょう。長期間にわたる使用は厳禁です。

まだある!市販のおすすめ便秘薬

市販されている便秘薬は、刺激性下剤タイプだけではありません。「機械性下剤」は便の量を増やしたり、やわらかくすることで便秘を改善します。「漢方薬」は効き目は穏やかですが、体質改善によって根本的な治療ができます。ここでは、便秘に効くとされる機械性下剤と漢方薬の市販薬をご紹介します。

新ウィズワン

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刺激性下剤にも含まれる成分「センノシド」と食物繊維(プランタゴ・オバタ種皮)をバランスよく配合した便秘薬です。便の量を増やすことで、便秘を改善するタイプの機械性下剤と呼ばれています。

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大柴胡湯(だいさいことう)

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大柴胡湯は、ストレスが胃腸に出やすい人や、生理周期が原因で便秘になりやすい人におすすめの漢方です。脂質代謝にも効果的なことから、ダイエット面でも注目されている漢方です。

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桂枝加芍薬湯 (けいしかしゃくやくとう)

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この漢方は、便秘と下痢を繰り返しやすい人や、手足が冷えやすい人に特に適しています。胃腸が弱い人でも安心して飲める漢方です。

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下記の記事では、機械性下剤と漢方薬の市販薬をより多くご紹介しています。特に漢方は、体質改善による根本的な治療ができるほか、便秘以外の悩みにも効果を発揮するので、一見の価値ありです。

あなたに合った便秘薬はどれ?症状・体質別におすすめの商品を紹介!

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ポイント

便秘薬それぞれの特徴を踏まえた上で、自分に合った薬を選んで!

便秘薬で腹痛・下痢になる!?原因と対処法は?

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便秘薬で副作用が起こるのは、刺激性下剤だけではありません。漢方薬にも同じように腸を刺激するものがあるので、やはり下痢を起こす可能性があります。また機械性下剤は、腸内に大量に水分を集めることで腹痛や下痢を起こす場合があるのです。

こうした副作用を完全に避けることは難しいですが、できるだけリスクを減らすためには、以下の点に注意しましょう。

  1. 最初は少量から試す
  2. 刺激性下剤の使用を控え、機械性下剤に変える
  3. 腸内環境を整える(食事や運動、生活習慣など)

それぞれの対処法の詳しい方法は、下記の記事でご確認いただけます。副作用のリスクを減らすための市販薬の選び方のコツも紹介しているので、便秘薬を買う前にチェックすることをおすすめします。

便秘薬(下剤)で腹痛や下痢になる原因とは?回避する3つの対処法

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安全と噂の便秘薬「酸化マグネシウム」の注意点

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便秘薬といえば腹痛や下痢を起こすというイメージが強い中、比較的安全と噂されているのが「酸化マグネシウム」の便秘薬です。酸化マグネシウムは機械性下剤の一種で、便に水分を増やすことで排便を促します。薬の種類によっては3~5歳ごろの子供でも使用できるので、確かに、安全性が高いのかもしれません。

しかし、酸化マグネシウムの便秘薬ならではの注意点があることも知っておきましょう。

ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症)

酸化マグネシウム便秘薬の服用中に、牛乳を1日に1リットル以上飲むと起こるとされる体調の変化です。初期段階では無症状の人もいますが、症状が重くなると、脳の機能障害による錯乱や幻覚、意識混濁といった重篤な症状が出たり、最悪昏睡に陥る可能性があります。

高マグネシウム血症

腎障害がある人や、心臓が悪い人、高齢者といったマグネシウムの排出が上手くできない人が服用すると、「高マグネシウム血症」という病気になる可能性があります。

初期症状ではめまいや、低血圧、吐き気・嘔吐といった一般的な体調不良と似た症状が目立ちますが、発見が遅れると呼吸筋麻痺や心停止という重篤な症状が出るおそれがあります。酸化マグネシウム便秘薬の服用中にこうした症状がみられた場合は、念のため早急に医師の診察を受けましょう。

牛乳の飲み過ぎや、体質・年齢に注意することで、酸化マグネシウムによる重篤な副作用のリスクは軽減できます。酸化マグネシウムのおすすめの市販薬や、より安全に飲むための情報は、下記の記事にまとめています。

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