食べてないのに太ると思うのはなぜ?

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人によって「食べてないのに太る」のニュアンスが少し違うことも。そうなると対処法も変わりますよね。あなたの「食べてないのに太る」ってどれに当てはまるでしょうか。

体重が減らない

「ダイエットしていて、ちっとも体重が減らない!食べてないのになぜ?」という人で多いのは、「ダイエットすればすぐに体重が減る」と思い込んでいるケース。人間の身体はまったく食べなくても、意外と体重は減らないもの。2~3日おなかを壊しても、0.5kg程度しか減らなかったという人もいるでしょう。

ダイエットで1日の摂取量を1500~1200kcalまで抑えたとしても、いきなり結果は出ません。むしろ、身体がなじむまで体重は増えたり減ったりをくり返します。

緩やかな糖質制限などによるダイエットは、目に見える成果まで1か月以上はかかります。「食べてないのに太る」のではなく、「体重が減らない」のは正常範囲と考えてくださいね。

体重が増える

「ダイエットして運動もしているのに、体重が増える!」という人もいますよね。これも、ダイエットの経過中にはよくあること。

今まで運動をしていなかった人が運動を始めると、脂肪が減るのにつれて、筋肉がついてきます。このとき、見た目が締まって部分的には明らかに細くなっていても、体重は減りません。それどころか数グラム単位で増えていることも。

筋肉がつけば自然と基礎代謝が増え、いずれは体重も減り始めるはず。ヤケになって暴食したり、あきらめてしまうと努力も水の泡になりますよ。

食べなくても太る原因には何があるの?

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「食べなくても太る」にも考え方の違いがあることがわかりました。さらにその原因についても探ってみましょう。

糖質の不足

ご飯抜きが原因?

食事のカロリーに気をつけていてご飯抜き、間食もしていないのに太る、というときには糖質が不足しているのかもしれません。え!糖分って太るのでしょう?と思いますよね。確かに毎日、ケーキやアイスを食べていれば肥満の原因になりますが、極端な糖質制限は逆効果になります。

糖質不足でぷよぷよに?

ご飯、パン、麺類を一切摂らず、糖質が不足すると、脳の随一の栄養源となるブドウ糖が補給されなくなります。一定期間に渡って糖質がストップすると、脳が緊急措置を命令。

何と身体の中の筋肉を分解して、脳を動かすエネルギーに変換してしまうのです。筋肉が減ってぷよぷよになると、基礎代謝がどんどん落ちていきます。結果的に、食事量が同じでも太りやすい身体になってしまいます。

むくみ

ダイエットをしている人は、身体が冷たくなりがち。食事の回数を減らしたり、サラダばかり食べていたりしていると、体温が上がりません。

冷えは血流の悪化につながり、水分や老廃物がうまく排出できなくなります。症状として表れるのは、むくみ。見た目だけではなく、水分によって体重も増えます。

手首や足首、顔全体までもっさりとした印象に。食べていなくても太るのは、身体に余計なものが溜まっているからかもしれませんね。

栄養の偏り

脳の指令で省エネ型に?

ご飯を食べないなど極端な糖不足は、先にも出てきたように、脳が緊急事態として判断する可能性があります。身体全体が省エネモードになり、入ってきた栄養分をムダのないようにしっかりと溜め込みます。

「食べていないのに太る」のは、ダイエットの繰り返しによる“飢餓状態”で、脳が正しい指令を出せなくなっているのかもしれません。

肉類を敬遠すると逆に太るかも?

また、糖質以外にも、必須脂肪酸、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルが不足すると、脂肪が燃焼しにくい身体になります。体内の栄養素は微妙なバランスをもって、それぞれに働きかけます。野菜だけしか食べない偏りがある食事は、逆に太る元凶となるです。

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ストレス

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眠りが浅いと脂肪が増える?

ストレスでつい食べ過ぎる、というのはよく聞く話。でも、食べてないのに太るのもストレスが、原因かもしれません。

“眠りの質”については、最近よく耳にしますが、ストレスはこの“質”を悪化させます。すると、眠りが浅くなり、成長ホルモンの分泌に影響が。

成長ホルモンは眠っている間の脂肪の蓄積と、深く関係しています。ストレスがあると太りやすくなるというのは、食欲の問題だけではなかったのですね。

眠りが短いと太る?

ストレスのせいでよく眠れない、生活時間が不規則、などで睡眠時間が短い人も肥満の傾向があるようです。2万人分の健康診断のデータを元にした研究では、睡眠時間が5時間未満の人は、5時間以上眠っている人よりも肥満になりやすいという結果が得られています。

ホルモンの乱れと睡眠時間には、密接な関係があるといわれています。正しい眠りが取れていないことが、食べていないのに太る原因になっているのかもしれません。

腸内環境が悪い

最近の研究で明らかになったのが、腸内環境と肥満の関係です。腸内フローラといわれる腸内細菌の集まりの状態により、太りやすいか太りにくいかの傾向が決まるのだとか。

便秘になると、ただでさえおなかがぽっこりとしますが、身体全体に影響を及ぼす話だったのですね。ダイエットで食生活が乱れ、乳酸菌などの働きが低下すると腸の動きも悪くなり、太りやすい身体に。

食事のカロリーばかりに気を取られがちですが、その内容こそを見直す必要があるかもしれません。

食べなくても太るコワイ病気

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何も原因が思い当たらないのに、太っていく。これは、もしかしたら病気が潜んでいるのかも。食べなくても太ってしまう病気には、どのようなものがあるのでしょうか。

甲状腺機能の低下

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌異常によって起こる病気。症状としては次のようなものがあります。

  • 急激な体重の増加
  • 異常な冷え性
  • 低体温
  • 肌荒れ
  • 便秘
  • 肩こり
  • 生理不順
  • 重度のむくみ
  • 眼精疲労

中には、10~20kgもの体重増加をする人もいて、まれに食べていなくても異常に太る病気です。出産、強いストレスのほか、ヨードの過剰摂取が原因といわれています。女性に多い病気で、うつ病に間違われやすい傾向があります。

肝硬変

肝硬変も急激な体重増加が見られる病気です。症状には次のようなものがあります。

  • 下半身のむくみ
  • 腹水によるおなかの膨張
  • 目・皮膚の黄疸症状

この病気による体重の急激な増加は、脂肪ではなく大量の水分によるもの。血管や細胞に蓄えられるべき水分が、皮下に漏れ出している状態です。

アルコールがもっとも多い原因といわれますが、飲酒をしない人でも発病することもあります。

卵巣・子宮の異常

子宮筋腫や内膜症、卵巣腫瘍も大きくなると800ccもの内容物を含むようになります。食べていないのに、腹部が膨らんできたり、ウエスト周りが増えたりという場合には女性特有の病気が疑われます。

太ったように感じて、ダイエットをしても体重が減らない、体型が戻らないと悩んでいたところ、婦人科検診で異常が見つかったというケースも多いようです。自覚症状が無い場合もあるので、定期的に健診を受けるのが一番です。

食べてないのに太る、というと「実は気づかずにカロリーを摂っているのでは?」なんて言われてしまう人も多いのではないでしょうか。確かに、無意識のうちに口に入れているキャンディーや、飲み物が原因のこともあります。

でも、病気や栄養の偏りなどは早期に気づかなければ、取り返しのつかないことに。まずは自分の生活を見直し、食べてないのに太るのはなぜ?という疑問を解決しなければなりません。目先のダイエットに夢中になって、重要なことを見落とさないようにしてくださいね。

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