理想サイズはこれだ!簡単にできる計算法

芸能人やモデルを見て、そのプロポーションに憧れる人も多いのではないでしょうか。実は理想体重があるのと同じく、理想サイズというものもあります。プロポーションのいい人はただ痩せているだけではなく、サイズも理想のものであると考えられます。
実際に理想と呼ばれているサイズはどのように算出できるのでしょうか?身長をもとに各パーツの理想サイズを計算する式は以下のようになります。

理想サイズの計算法 | |
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バスト | 身長×0.52~0.53 |
ウエスト | 身長×0.37~0.39 |
ヒップ | 身長×0.53~0.54 |
二の腕 | 身長×0.145~0.16 |
太もも | 身長×0.29~0.31 |
ふくらはぎ | 身長×0.2~0.21 |
これは下着メーカーのワコールでも理想体型を算出する式として使われています。身長160cmの女性の場合、理想サイズは以下のようになります。早速電卓を片手に自分の理想サイズを計算してみましょう!
160cmの理想体型 | |
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バスト | 83.2~84.8cm |
ウエスト | 59.2~62.4cm |
ヒップ | 84.8~86.4cm |
二の腕 | 23.2~25.6cm |
太もも | 46.4~49.6cm |
ふくらはぎ | 32~33.6cm |
理想の見た目は?憧れ体型の芸能人3人
理想サイズの算出法がわかったところで、ビジュアルでの理想体型を見てみましょう。以下の3人の芸能人は、男性からも女性からも憧れの体型としてよく名前が挙がります。
①北川景子はスレンダーなボディが憧れの的
もともとモデル出身の北川景子さんはすらりとした体つき。かっこよく服を着こなせると憧れの的です。余計な脂肪が一切ついていないスリムな体型が憧れの理由のようです。
②プロも認めた!?バランスのいい深田恭子
以前よりもほっそりしたと女性からの人気が急上昇中の深田恭子さん。サイズが理想的なだけでなく、筋肉と肉付きのバランスがちょうどいい体型です。女性のプロポーションをサポートするプロフェッショナルも彼女の体型には太鼓判。
③マシュマロボディの代名詞!小嶋陽菜
マシュマロボディで男性からも女性からも憧れの体型と言われているのが小嶋陽菜さん。深田恭子さんと同様、引き締まった体の中にも柔らかさを感じられるのが人気の秘訣かもしれません。
やせすぎず、太すぎず、バランスのとれた体が理想体型への近道

写真で見ると人気の3人には共通していることが。それは「程よく引き締まっていて、余計なもの(=脂肪)がついていない」こと。脂肪と筋肉のバランスがちょうどいいことがわかります。
極端なダイエットをしてると理想体型から遠ざかる?
理想の体型になりたいからとストイックなダイエットに取り組む人がいます。ダイエットというと、ついつい体重ばかりを気にしてしまいがち。
しかしいくら体重だけを落としても、理想の体型を手に入れることは難しいかも。下の写真を見てみましょう。

出典:grammio.com
どちらも同じ体重ですが、スタイルよく見えるのは右の写真ですよね。これは余計な脂肪がついておらず、筋肉がほどよくついているからです。筋肉は脂肪よりも体積が小さいので、同じ体重でも見た目はぐんとやせて見えるのです。また、同じサイズでも脂肪でぶよぶよしている体と筋肉で引き締まっている体では受ける印象も全く違います。

要は理想体型を目指すには筋肉が必要不可欠だということです。
つまり理想の体型を手に入れるためには、体重にとらわれず見た目を気にする必要があるということ。ついつい体重の増減で一喜一憂してしまいがちですが、鏡に映る自分の姿をよく観察することで理想の体型に近づけると言えます。
理想体型の目指すあなたへ!やるべきこと3選

理想体型のサイズや見た目を見てきたところで、実際に理想体型に近づくためには何をしたらいいのか見てみましょう!
①自分の理想体型を明確にする
サイズの他に見た目の質感も理想体型には重要。ふっくらとした女性らしい体になりたい場合は筋肉をつけすぎないことが必要で、腹筋の縦線が見えるくらい引き締まった健康的なボディになりたい場合はしっかりと筋肉をつけることが必要です。
自分がどちらのタイプなのか明確にしておくことで、体づくりの運動法なども変わってきます。まずは自分がどのようなプロポーションになりたいのか考えてみましょう!
②運動は必要不可欠!

運動が嫌いな人はついつい食事制限に頼ってしまいがち。しかし脂肪を減らす場合も筋肉をつける場合も運動は必須。運動には、有酸素運動と無酸素運動があることは知られていますが、その効果も異なります。
運動の種類と効果 | ||
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有酸素運動 | ランニング、ウォーキング、水泳など | 脂肪を燃焼する |
無酸素運動 | 筋トレなど | 筋肉を増やす |
両方を上手に組み合わせて継続しておこなうことで、理想体型がぐんと近くなります。脂肪燃焼に重点を置きたい場合は有酸素運動を多めに。筋肉量を増やしたい場合は、筋トレなどの無酸素運動を集中的にするなど、自分の目指す体型を考えてバランスをとるといいようです。
特定の部位を引き締めたいなら筋トレを集中的に

「部分痩せ」などという言葉がありますが、体の一部分だけが痩せるということは医学的にありえないと言われています。どんなに腹筋を頑張ってもお腹だけがやせることはなく、カロリー消費分だけ体全体でやせていきます。
しかし、筋トレで引き締めるとなると話は別。
もし気になる部位があるのなら、その部位に集中した筋トレをするのがおすすめです。例えサイズが変わらなくても筋肉がついて引き締まることで、見た目にはサイズダウンしているかのように見えます。さらに有酸素運動で全身の脂肪燃焼をすると、鍛えた部分の筋肉がよりはっきり見えます。
鍛えたい部位と筋トレ(例) | |
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二の腕 | ダンベル運動、腕立て伏せ |
お腹 | プランク、足上げ腹筋 |
お尻 | スクワット |
③食事に気をつける

理想体型を得るためには、もちろん食事に気をつける必要も。以下のような食べ物を積極的にとることが望まれます。
タンパク質を摂取する

タンパク質は筋肉をつくる源。筋トレのあとには、特に以下の食べ物をしっかりと摂取することをおすすめします。
- 赤身の肉や魚
- ささみなどの脂肪分が少ない鶏肉
- 卵
- 豆腐や納豆
バランスよく食べる

ダイエットというとカロリーを抑えたいがために、サラダだけ、果物だけという極端な方法に走る人もいます。
しかし、理想体型を手に入れたいのならそれはNG。炭水化物・タンパク質・脂質をバランスよく摂取することが大切です。バランスの良い食事の代表格が和食。おかずの品数を増やして色々な食材をとることをおすすめします。
脂質や糖質のとりすぎには注意!

炭水化物や脂質は体内活動になくてはならない栄養素ですが、摂りすぎると体に蓄積されてしまいます。
そのため、食事以外ではこれらを控えるのが賢明です。以下は理想体型作りで避けたい食べ物です。
- スナック菓子
- チョコレートやクッキー
- アイスクリーム
- インスタントヌードル
- 揚げ物
理想の体型というのは人それぞれ違うもの。しかし体重だけを気にするのではなく、見た目やサイズをダイエットの目安にすることで、まわりからも気づいてもらえる可能性大。
ただ体重を落とすダイエットをおこなうのではなく、見た目を変えて理想の体型を手に入れるダイエットをおこないましょう!
女性の理想体型まとめ
理想体型に近付くためには、まず理想体型を明確にし運動と食事制限を併用してダイエットしましょう。
また、運動は目的に合わせて有酸素運動と無酸素運動を組み合わせるのがポイントです。
同じ体重でも、筋肉のつき方によってよりメリハリのあるボディに見えるので筋トレも行いましょう。