目次
きなりとは?
きなりは累計1,184,610袋の売り上げを突破(2017年2月時点)した、売れに売れているDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)サプリメントです。きなりの販売元の「さくらの森」という通信販売会社は、健康食品・化粧品などの健康や美容をサポートする製品を提供しています。

きなりは優秀品質品評機関のモンドセレクションで、3年連続最高金賞を受賞しています。他にも、きなりは大手通販サイトの楽天の「ダイエット・健康部門」「サプリメント部門」「DHA・EPA配合部門」でも全て1位を取得しています。
モンドセレクション最高金賞についての補足
補足しておきますが、モンドセレクションは「食のオリンピック」などと例えられることもあります。しかし、実際の審査では「味覚」「衛生」「原材料」「パッケージに記載されている成分が正しいかなど」を総合的に判断して点数をつけるので、必ずしも美味しいものだけが受賞するわけではないです。
モンドセレクションには最高金賞・金賞・銀賞・銅賞の4段階があります。各賞の受賞割合は以下のようになっています。
モンドセレクション(2013年)各賞の獲得割合 | ||
---|---|---|
最高金賞 | 396アイテム | 14.0% |
金賞 | 1366アイテム | 48.3% |
銀賞 | 838アイテム | 29.6% |
銅賞 | 224アイテム | 7.9% |
受賞数は金賞>銀賞>最高金賞>銅賞です。なので「モンドセレクションは銅賞を取る方が難しい」なんて言われています。また、取得しているのはアジア企業が80%以上で、他の国はあまりモンドセレクション受賞に力を入れていません。次の特徴があるので、比較的受賞しやすいとも言われています。
- 絶対評価なので何製品でも受賞可能
- 応募費用は約14万円で割と安く、応募しやすい
- 一度受賞すると3年間有効(3年間モンドセレクションマークがつけられる)
ちなみにきなりは「3年連続受賞」となっていますが、これはちゃんと毎年応募して評価基準を満たしているということです。3年連続で受賞すると、その後ずっとモンドセレクションマークをつけ続けることができます。
「モンドセレクションを受賞しているから必ずしもパーフェクトな製品」というわけではないみたいですね。ただ、最高金賞の評価基準を満たすのは難しいようなので、それを3年連続で確保しているきなりはちゃんとした品質のサプリメントということはできるでしょう。

大切なのは「モンドセレクションを受賞しているから、きなりはすごい!」→「だからきなりは効く!」と思わないことです。なぜきなりが効くのか?を成分から判断して自分の体できなりを試してみる必要があります。広告の表示に踊らされて「良さそう」「効きそう」と思わないようにしましょう。
ポイント
・モンドセレクション最高金賞受賞は割と多い
・「きなり受賞」=「きなり効く」と単純に考えないことが大切
きなりが向いている人

- 魚を食べる回数が少ない人
- 不健康な生活を送っている人
- 食生活が不規則な人
- 健康に不安がある人
- 運動不足な人
きなりに含まれているメイン成分のDHAとEPAは、魚に多く含まれている成分です。なので、きなりがオススメなのは魚を食べる機会が少ない人です。健康増進に役立つ成分と言われているので、体に不安がある人、生活が乱れがちな人にも向いています。
きなりの良い口コミ

- 体重の変化はそれほどなかったけれど、きなりを飲み始めてからとにかく目覚めが良くなった!
- 健康診断で血圧が高いのが気になり購入。血圧が下がり始め、頭もスッキリ冴えている気がします
- 中性脂肪・悪玉コレステロール・肝臓の数値改善のために。禁酒しつつ1ヶ月試し全て正常値に!
- ダイエット効果はわかりませんが、きなりで血液がサラサラ(生理の時に感じた)になったかも?
- ダイエット効果はないですが、きなりを飲むと疲れにくく、集中力が持続するようになります。
- 1ヶ月きなりを飲んでみて、最初の1週間でぽっこりお腹が平らになりました
- きなりを2週間続けたところ、すぐに髪にツヤが出始めました
- きなりを飲んだら悪玉コレステロールが153から138に下がり基準値内になりました
きなりの良い口コミでは「体重に変化はなかった」という人が多いですが「目覚めが良くなった」「疲れにくくなった」という声が多かったです。「きなりを飲んだら悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪の値に良い変化がみられた」という声もありました。

また、きなりを飲んで「集中力が持続するにようなった」「目覚めが良くなった」という脳のスッキリ感についての評価が多かったです。きなりのDHAが脳に良い影響を与えてくれた可能性がありますね。
きなりの悪い口コミ

- お通じは多少良くなりましたが、特に変化なしです
- DHA・EPAがうつ病に効果があるということでしたが、きなりがうつに効いている感じはないです
- きなりのほのかな魚臭さと、飲み終わった後の柑橘系の香りが胃から上がってくるのが気になりました
- 体重と中性脂肪が気になり半年お試しできなりを服用。全く変化ありませんでした
- きなりの商品ページを見て良さそうだと思って購入。2ヶ月続けていますが変化なしです
- きなりをきちんと飲んでいるにもかかわらず、以前から気になっていた中性脂肪と体重がどちらも増
- 血圧を下げるためにきなりを購入。1年定期で試したけれど効果なし
- きなりを1年試して効果なし。個人のホームページで褒めているのはアフィリエイト収入目的だと思う
きなりの悪い口コミでは「中性脂肪や体重が変わらない」という声が多かったです。多少お通じが良くなったなどの変化はあったものの、きなりに一番期待していた血圧や中性脂肪などへの効果がなかったということできなりへの評価が下がっています。

「きなりの広告を見て良さそうだから使ってみた」けれども、広告のような劇的な変化がなくてがっかりしたという声もありました。また「きなり飲んだ後の柑橘系の香りが無理」というきなりの臭いについての口コミも一部の人から寄せられました。
飽和&不飽和脂肪酸について知っておこう
きなりに配合されているDHA・EPA・DPAはどれも不飽和脂肪酸と呼ばれる脂肪酸です。植物油や魚油に多く含まれています。「脂肪酸=脂質=あぶら」のことで、脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに分けられています。
飽和脂肪酸
「そもそも何が飽和?」という疑問ですが、これは化学式レベルで見たときに、水素が十分にくっついているから飽和脂肪酸です。水素が十分にくっついていれば飽和脂肪酸、水素が不足しているものは不飽和脂肪酸と呼びます。とりあえず、水素が関係しているんだなというのがわかればいいです。

飽和脂肪酸は動物性の脂質に多く、常温で固まるという性質を持っています。溶けにくいので、体の中に入ってもドロドロで血液をドロドロにしてしまいます。飽和脂肪酸はホルモンの分泌・細胞膜の生成・免疫力などに関わっているので、一切摂らないほうがいいというわけではありません。

問題なのは飽和脂肪酸を摂りすぎることです。適度に食べれば、むしろ不飽和脂肪酸だけ摂っているよりも健康になるとも言われています。飽和脂肪酸の中でも体内で固まりやすいあぶらは血液をドロドロしにして詰まりやすくしてしまうので、注意が必要です。
ポイント
・飽和脂肪酸は動物性のあぶらに多い!
・血液をドロドロにする!
・ただしホルモンの分泌などの役割も果たしているので適度な摂取は有効!
不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は前述のように、魚油や植物油に多く含まれています。常温で固まりにくく、体の中に入って血液をサラサラにしてくれる良いあぶらと言われています。不飽和脂肪酸の中でも、体の中で作れないあぶらは「必須脂肪酸」と呼ばれています。

必須脂肪酸はDHAやEPAなどのオメガ3系脂肪酸と呼ばれるグループのあぶらです。その他にオメガ6系脂肪酸とかもあります。現代人に不足しているのはオメガ3系脂肪酸の必須脂肪酸で、つまりDHAやEPAのことですね。マグロ、さば、イワシなどに多いのですが、魚をあまり食べていないと不足します。

なので、きなりでDHAとEPAを効率よく摂取してしまおうということです。サプリメントで摂取するメリットは、不足分を効率よく補えること、塩分やカロリーの摂りすぎを防げること、などです。きなりを上手に使えば効率よくDHAとEPAを補うことができそうですね。
ポイント
・きなりに含まれているDHAとEPAは不飽和脂肪酸!
・不飽和脂肪酸は常温で固まらず体内に入ると血液サラサラをサポート!
きなりの成分

きなりに含まれている成分を先に見ておきましょう。メイン成分はDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)・DPA(ドコサペンタエン酸)の3つの脂肪酸です。さらに、きなりにはナットウキナーゼとクリアオイルがプラスされています。
- DHA・EPA・DPA(血液サラサラ成分)
- ナットウキナーゼ(血液サラサラ成分)
- クリアオイル(水と油を混ぜやすくする成分)
きなりのDHA・EPA・DPA
きなりに含まれているDHAとEPAは、青魚に多く含まれている必須脂肪酸です。健康増進に役立つを言われている成分で、WHO(世界保険機関)やFDA(米国食品医薬局)も摂取を勧めています。他の健康成分に比べて学術論文数も多く、かなり信頼性が高い成分です。
1日のDHA・EPA推奨摂取量は1,000mg

日本の厚生労働省では、DHAとEPAが健康の維持や増進に役立つということで「日本人の食事摂取基準」の中でDHA・EPAを1日1,000mg摂取することを推奨しています。ですが、日本人は全世代とも推奨摂取量に到達していません。

世代が若くなるほど摂取量が少なくなる傾向があります。70代以上では女性600mg、男性790mgくらいまで到達していますが、10代〜20代では男女共200mgにも到達していません。30代も男女共に400mg未満で1日の推奨摂取量の半分以下です。

この理由は肉や揚げ物、こってりしたものなどの食生活の欧米化と言われています。これを変えるために、魚のプロである「マルハニチロ」と共同開発して作られたのがきなりです。
きなりのDHA・EPAの特徴
- 高濃度でフレッシュなDHA
- 純国産のカツオ(アレルギーが少ない)を原料として使用
魚油からDHAを精製するためには薬品を使うことが多いですが、きなりは薬品を使っていません。それにもかかわらず、きなりのDHAは不純物なく高濃度で新鮮仕上がっています。原料となる魚の種類は国産のカツオで、コスト度外視で鹿児島の山川港で水揚げされたものだけを使うというこだわりようです。
きなりのDHA(ドコサヘキサエン酸)

DHAが最初に注目されたのは1989年のイギリスです。「日本の子供の知能指数が高いのは魚をたくさん食べているからでは?」ということで注目され始めました。DHAもEPAもまとめてサラサラ成分と認識されていますが、DHAは主に頭を健康にする脂肪酸です。

DHAは赤ちゃんや幼児などの脳神経の発達に役立つので、ちゃんと摂取させていると「子供の頭が良くなる」なんて言われていますね。あと、最近では認知症予防のサポート成分としても人気が出ています。ではなぜDHAは脳に良いあぶらなのでしょうか?
魚を食べると頭が良くなると言われている理由

DHAは、カラダの中では脳や神経組織に多く存在しています。正確にいうと神経細胞の細胞膜に多く含まれていて、情報伝達をサポートしています。DHAは情報伝達をスムーズにする潤滑油のような働きをしています。なので、DHAが不足すると情報伝達が悪くなって脳内の神経細胞の働きも落ちます。

DHAは脂質の中でもとても柔らかく、十分に足りていると脳の神経細胞の細胞膜が柔らかくなって柔軟に情報伝達物質をやりとりできるようになります。
きなりを飲んで「集中力が高まった」「スッキリ起きられるようになった」などの口コミがありましたよね。これはきなりのDHAのおかげで脳の神経伝達がスムーズにいくようになって、頭の回転が良くなって切り替えがうまくできるようになったのかもしれませんね。
悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やしてくれる

きなりのDHAには、頭スッキリ効果に加えてもう一つコレステロールへの良い影響が期待できます。DHAは全身から脂質を回収してくれる善玉(HDL)コレステロールを増やしてくれます。同時に、全身に脂質を運ぶ悪玉(LDL)コレステロールを減らしてくれます。

悪玉コレステロールが多い人でも、善玉コレステロールが多くて全体のバランスが取れているのであれば健康的にはセーフなこともあります。問題なのは悪玉コレステロールと中性脂肪が多すぎて、善玉コレステロールも少ないことです。
動脈硬化予防につながる

悪玉コレステロールは血管に脂質を増やして分厚くしてしまうという働きがあります。高齢者になると血管が薄くなって脆くなるので、むしろ悪玉コレステロールも多少あった方がいい場合も多いですが、多すぎてもいけません。

きなりのDHAは善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らしてちょうどいい割合にしてくれルノで、動脈硬化(血管が硬くなって脆くなる)を防ぐことができます。きなりのDHAは動脈硬化がリスクファクター(要因)になる脳や心臓の血管の病気を防ぐのに役立ってくれるでしょう。
きなりのEPA(エイコサペンタエン酸)
きなりに含まれているEPAが注目され始めたのは、1960年台後半のことです。注目され始めたのは「イヌイット(アザラシの肉しか食べない人たち)に心臓病が少ない」ということが発見されたからです。DHAとEPAはまとめて良いあぶらと言われていますが、医学会で注目されているのはEPAの方です。
血液サラサラをサポート

きなりのEPAは血液をサラサラにするあぶらということで、高血圧や脂質異常症など生活習慣病の予防に役立つと言われています。期待できる効果には、次のようなことが挙げられます。
- 動脈の弾力保持作用(血管の弾力を保つ)
- 脂質代謝改善作用(コレステロールや中性脂肪を下げる)
- 赤血球変形態改善・血小板凝固抑制作用(血液をサラサラにする)
DHAにもコレステロール低下作用はありますが、EPAの方が高いと言われています。また、血小板(血液に含まれる成分。血栓を作る)の凝固を抑制するだけではなく、血栓を溶かす働きをしてくれます。なので、血液をサラサラにする効果だけならEPAの方が優れています。

血管を拡張させる作用もあり、高血圧の予防や改善につながります。高血圧が改善されると血管へのダメージが少なくなり、動脈硬化を防ぐことができるというメリットがあります。きなりは薬ではないので決定的な高血圧治療の効果があるわけではありませんが、予防にはきなりが一役買ってくれそうです。
血行を良くしてくれる

血液がサラサラになって体を循環するようになると、冷えも改善されます。現代人の平均体温は昔に比べて下がっており、低い人だと常に35℃台しかないそうです。36℃以上ないとカラダは冷えを感じて動きが悪くなります。

ストレスや不規則な生活で血流が悪くなったり、カラダを冷やす薄着、カラダを冷やす食べ物(甘いものや冷たいもの)の過剰摂取が原因と言われています。これに対して、きなりのEPAは血液のサラサラをサポートしてくれる効果が期待できるので、冷えの改善のために使っても良さそうですね。
アレルギーにも良い?

まだ研究段階ですが「アトピー性皮膚炎や花粉症、気管支喘息といったアレルギー症状の予防や治療にもEPAは効果があるのではないか?」と言われています。きなりを飲んでアレルギーが治るとは言えませんが、血液のめぐりがよくなる効果は期待できるので、無駄ではないでしょう。
きなりのDPA(ドコサペンタエン酸)
きなりに配合されているDPAは、新しく希少なオメガ脂肪酸です。サラサラパワーがEPAの10倍あると言われています。食べ物ではマンボウやアザラシに多いと言われていますが、あまり食べる食品ではありませんよね。
DHAやEPAと違ってDPAは魚にはたった3%しか含まれていません。アザラシを毎日食すのは現実的ではないので、効果を期待するならきなりのようなサプリメントで摂るしかないでしょう。
EPAと効果は同じでより強力

DPAはまだ新しい不飽和脂肪酸ですが、血液サラサラ効果がEPAの10倍あるということで今後の活躍が期待されています。EPAよりも動脈硬化を予防する効果や、血管を若く保つ効果が優れているとも言われています。
DHA・EPA・DPAはお互いを高め合う

以上で見てきたように、DHAには脳機能を高める効果、EPAとDPAには血液をサラサラにする効果が期待できるわけです。また、悪玉コレステロールを減らすなど共通する点も多いですね。DHAやEPAは、バラバラに摂るよりも、まとめて一緒に摂った方がお互いの効果を高めてくれます。

なので、きなりにもまとめて入っています。食品からだけでは十分に摂れない不飽和脂肪酸を補う時に、きなりを使ってみるといいでしょう。
ポイント
・DHAは脳をサポート!
・EPAは血液サラサラをサポート!
・DPAはEPAの10倍血液サラサラをサポート!
きなりのナットウキナーゼ
きなりのナットウキナーゼと納豆の関係
納豆といえば日本人の健康食として有名ですよね。納豆が健康に良いと注目され始めたのは、1980年代に納豆にナットウキナーゼというタンパク質分解酵素が血栓を溶かす効果が発見されたからです。きなりのナットウキナーゼも、血液サラサラ効果をサポートするために配合されています。
ナットウキナーゼが血栓を溶かす効果を発揮するためには、1日50g程度の摂取が目安です。だいたい納豆1パック食べれば効果が期待できます。ナットウキナーゼの血栓融解作用は食べてから数時間〜12時間長持ちします。夜は血液が流れにくなって血栓ができやすくなるので、夜に食べるのがオススメです。
きなりのナットウキナーゼのメカニズム

血栓は人の体の中で壊れた血管や組織を止血するために日々作られています。止血が終わるった血栓は、プラスミンという酵素によって分解されます。転んでケガした時にかさぶたができても、そのうち剥がれて無くなりますよね。血栓は血管や組織のかさぶたのようなものです。

このサイクルが滞りなく起これば問題ないのですが、血栓がうまく分解されないと血管の中に血栓が残ってしまいます。その結果、血栓が脳にとんで脳梗塞、心臓にとんで心筋梗塞などの血栓症を引き起こします。

ナットウキナーゼは、ウロキナーゼ(血栓を溶かす酵素)の前段階の物質(前駆体)のプロウロキナーゼを活性化させる作用があります。なので、血栓が溶解されるということです。
ポイント
・きなりのナットウキナーゼで血栓溶解→血圧の低下・心筋梗塞や脳梗塞予防!
きなりのクリルオイル
きなりの他にもDHA・EPAサプリメントはありますが、きなりが特に評価されているのはクリルオイルという珍しい成分を配合しているからです。クリルオイルは南極に生息するオキアミ(キレイな所にしか住まない)という小さいエビみたいな植物プランクトンから抽出される油です。

クリルオイルは、DHA・EPAを豊富に含んでいます。オキアミの体は赤い色をしています。実はこの赤色の正体はアスタキサンチンの色です。
アスタキサンチンとは?
アスタキサンチンは、抗酸化作用が高い色素成分です。最近では美容液などの化粧品にも使われています。エイジングケアに効果が期待されているビタミンEの1000倍のパワーがあるということで注目されています。
きなりのクリルオイルはDHA・EPAの酸化を防いでいる

DHAやEPAは素晴らしいあぶらなのですが、酸化しやすいという弱点があります。なので、体にいいからといってお刺身を食べても、新鮮ではない時間がたったものはDHAやEPAの量が少なくなってしまいます。きなりのクリルオイルは、このDHAとEPAの酸化を防いでくれる効果があります。

今までのDHAやEPAは水になじまない性質のため、体への吸収率が低かったです。しかし、きなりはリン脂質結合型という体に吸収されやすい性質のクリルオイルを使っているので、小腸からスピーディに吸収されるようになっています。

きなりのクリルオイルは通常の魚油(DHA・EPA)と違い、細胞膜に近い性質を持っているので、効率よく体に吸収させることができます。
ポイント
・きなりのクリルオイルはDHA・EPAを酸化から守る!
・きなりのクリルオイルはDHA・EPAの吸収率を高めてくれる!
きなりの成分・効果まとめ
きなりの成分の項目では省略した効果もありますが、きなりのDHAやEPA、クリアオイル、ナットウキナーゼ、各種ビタミンに期待できる効果をまとめると、次のようになります。
成分名 | 期待できる効果 |
---|---|
DHA | 血中性脂肪の上昇抑制・脳の発達促進・認知症予防・視力低下予防・動脈硬化予防・がん予防 |
EPA | 血中中性脂肪の上昇を抑える・血栓予防・抗炎症作用・高血圧予防 |
クリルオイル | DHAやEPAの酸化を防ぐ |
ナットウキナーゼ | 血栓を溶かし心筋梗塞・脳梗塞などを予防 |
各種ビタミン | 血行の促進・抗炎症作用など |
きなりの飲み方
きなりを飲みタイミングにルールはないけど食後がベスト

きなりはサプリメント(栄養補助健康食品)なので、薬のように飲むタイミングは特に決められていません。「食べ物をいつ食べなくてはいけない」という決まりはないですよね。それと同じように、サプリメントも特に「いつ飲まなくてはならない」というルールはないです。
ただし、効率よく成分を吸収させるならば食後に飲むのがベストです。食後は消化が進むタイミングなので、胃への刺激も少なく、吸収率を高めることができます。タイミングとしては食後ということになりますね。

食後は血糖値(血液の中のブドウ糖の濃度)が上がりやすい状態ですが、きなりに含まれているEPAには、血糖値を下げようとして働くホルモンのGLP-1が生成をサポートする作用があります。なので、食後に飲むことで血糖値の上昇を防ぐ効果も期待できます。
きなりは1日4粒を朝昼2回に分けて飲む
きなりの1日の摂取量の目安は4粒です。飲む量も決まっていませんが、4粒でDHAとEPAを併せて500mg摂取できるのでこれくらいがちょうどいいでしょう。

DHAとEPAは体内にとどまるわけではないので、一度にまとめて4粒飲むのではなく朝昼2回に分けて飲むのがおすすめです。朝食後と夕食後に分けて飲むようにすると、忘れにくいでしょう。

きなり含有成分 | 成分量(4粒あたり) | 1日摂取基準量(2015年日本人食事摂取基準) |
---|---|---|
DHA | 450mg | 1000mg(DHA・EPA合わせて) |
EPA | 50mg | 1000mg(DHA・EPA合わせて) |
クリルオイル | 2.50mg | 具体的な基準値なし |
ナットウキナーゼ | 2.50mg | 具体的な基準値なし |
ビタミンE | 16.02mg | 6.0mg以上 |
ビタミンB1 | 20.00mg | 1.0mg以上 |
ビタミンB2 | 11.10mg | 1.2mg以上 |
ビタミンB6 | 3.60mg | 1.2mg以上 |
痩せるにはきなりを飲むだけではなく運動も必要

口コミでは「きなりを飲んでも痩せなかった」という声が多いですが、きなりを飲んでさらに運動もすれば痩せる可能性はあります。きなりを飲めば血液がサラサラの状態になるので、カラダ中に酸素と栄養が行き渡りやすくなります。このタイミングで運動をすれば、エネルギーの消費効率が高くなります。

「お腹や二の腕の脂肪が気になる」という人は、有酸素運動をしましょう。有酸素運動は脂肪を燃やすのに適した運動方法です。ウォーキング、ジョギング、水泳、ヨガなど色々ありますよ。これと逆なのが無酸素運動で、筋トレなどの酸素の取り込みが少ない運動です。

有酸素、無酸素というのは運動の強度によって変わります。有酸素運動と呼ばれている運動でも、思いっきり走って呼吸が苦しくなってしまったのでは無酸素運動になってしまいます。脂肪を効率よく燃やすためには、ちょうどいい運動の強度があるわけですね。
脂肪を効率よく燃やせる運動強度は、だいたい最大心拍数の60〜70%と言われています。これよりも激しい運動だと、筋肉のエネルギーを使い始めます。なので脂肪が燃えにくいです。脂肪を燃やしたいのであれば、激しすぎな運動強度で動くようにしましょう。

「きなりを飲んでも痩せない」という人は、そもそも摂取エネルギー>消費エネルギーになっているからというケースが多いでしょう。きなりの効果が出ていても、摂取エネルギー<消費エネルギーにならないと痩せないので「きなりを飲んでいるから大丈夫!」と思いこまないようにしましょうね。
まとめ:DHA・EPAサプリきなりの効果・口コミ・飲み方について

きなりにはDHA・EPA、ナットウキナーゼといった血液サラサラをサポートする成分のほか、クリルオイルというDHA・EPAを酸化から守り吸収率を高めてくれる成分が配合されています。そのため、きなりは他のDHA・EPAサプリよりも効率よく健康をサポートできます。
口コミでは効果があった、なかったという声のどちらもありました。きなりは飲んだだけでダイエットできるような劇的な効果を持つサプリメントではありません。ただし、有酸素運動と組み合わせて飲んだり、健康診断の数値を改善するような目的で飲めば徐々に効果が感じられるかもしれませんね。