目次
チアシードって何?便秘解消とその効果についてご説明します
チアシードとは、チアというシソ科サルビア属のミントの植物の種で、自然由来の健康食品のことです。水に浸すと10倍に膨らみ、ゼリー状になります。無味無臭の為、どんな食材とも合うので、とても魅力的な食材なのです。また、栄養素も豊富で、食物繊維も多く含まれているので、便秘の方にはうってつけです。そんな便秘の方の強い味方であるチアシードの主な効果についてまとめてみました。
- 食物繊維…便秘解消
- カルシウム…精神の安定
- aリノレン酸…生活習慣予防・うつ病予防・アンチエイジング効果
チアシードの歴史
チアシードの歴史は深く、原産地はアメリカ大陸中央部になっています。マヤやアステカの先住民が食材にしていたと伝えられています。その後16世紀にスペインの植民地になってからチアシードの存在は忘れ去られたものとなっていました。そして500年たった現在、改めてチアシードが人間の健康維持にとって必要な栄養素を豊富に含んでいるということが確認され、話題になっているというわけです。
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チアシードの便秘解消とその他の効果について
チアシードはこんな方にオススメです |
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食事の偏りが気になる |
疲労感がなかなか抜けない |
生活習慣病が気になる |
体や脳の老化を防止したい |
アレルギーを緩和させたい |
貧血気味の方 |
ダイエット中の方 |
肌を健康的に保ちたい |
便秘を解消したい |
便秘に悩まれている方で、チアシードを使った食事を続けて、どのくらいでダイエット効果が現れるのか気になりますよね。便秘解消の効果は個人差がありますが、およそ1週間くらいから効果が出てくると思われます。便をした後、スッキリする感じや、残便感がないと感じるそうです。便秘が解消して、体重の減少はおよそ1ヶ月くらいで効果が現れるでしょう。
チアシードを食べて、1日・2日で便秘解消の効果が出た、何か変わったということはありません。便秘効果を実感できるのは、1週間頃、続けて1ヶ月頃は体重が少し落ち、3ヶ月頃から体重が増えにくくなるそうです。長い目で見て、継続していくことが大事なのです。
チアシードの正しい食べ方と注意点
便秘を解消する為の正しい摂取量は?

沢山食べたからと言って、すぐに便秘が解消されるというわけではありません。チアシードの摂取量は1日10グラムを目標に摂取していきましょう。チアシードを撮りすぎるとお腹が緩くなってしまい、腸の調子を狂わせてしまう原因にもなります。また、チアシードは栄養価が高いため、撮りすぎると高カロリーになってしまうので、逆に便秘になってしまったり、ダイエットとは逆効果になります。
便秘解消の為にも、水の分量と浸す時間を守ろう!
また、基本的にチアシードは水に浸からせてから使うのですが、この水の正しい分量について知っている方は少ないはず…これを機会に、正しい水の分量についてご説明していきます。

チアシードは種子なので、ミトコンドリア毒という発芽毒が含まれています。そのまま食べてしまうと、チアシードの発芽が抑制されず、体内に悪影響を与えてしまうと言われています。そこで登場するのが水です。チアシードを水に12時間以上つけることでこの発芽モードの抑制をすることができるのです。また、水に浸したチアシードは1週間から10日ほどもつので作り置きもしても大丈夫です。
水に戻すのは面倒だからといってそのまま食べてしまうのは危険なのでやめましょう。乾燥したままのチアシードをそのまま食べると、体内の水分が奪われてしまい、胃腸の荒れや、老化の原因にも繋がります。せっかくの便秘解消や美容作用があるにもかかわらず、間違った食べ方をすると便秘がひどくなってしまったりと逆効果になります。

チアシードを浸す水の温度は、常温以下の水の温度にするようにしましょう。お湯を使うと必須アミノ酸などの有効成分が破壊されてしまうので、必ず常温かそれ以下の温度の水を使うようにしてください。また、水の分量はチアシードに対して10倍の分量にしましょう。チアシード10グラムに対して、水100㎖です。この水の分量と、12時間以上浸すことによって、チアシードの毒性がなくなるのです。
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いつ食べるのが効果的?
便秘解消の為にはいつ食べるのがベスト?
チアシードをいつ食べると、より便秘解消・美容効果を発揮してくれるのかお答えします。オススメは朝食にチアシードを取り入れると良いでしょう。朝は寝起きで糖質が消化されていない状態で、必要な栄養を入れてあげなければ、足りない分を補う為に太りやすい体質になってしまうのです。そんなときに少量で満腹感が得られ、便秘にも効く栄養価の高いチアシードを撮ると良いでしょう。
また、人が排泄する作用が最も働くのが朝から午前中にかけて。チアシードを朝食に取り入れれば排泄作用が促され、続けることによって便秘解消に繋がります。よって体内デトックスになり、痩せやすい体に繋がり、ダイエットに最適です。
また、チアシードはどんな食材とも合うので、料理のアレンジの幅も広がります。便秘を解消したい方には、牛乳や、ヨーグルト、サラダなどといったお腹に優しいものと一緒に食べるとさらに効果を発揮してくれるのでおすすめです。今回はそんな便秘解消レシピを紹介していきます。
便秘の方の為のチアシードを使った簡単レシピの紹介
便通解消に効果的!チアシードヨーグルト
便秘に悩んでいる方にはチアシードとヨーグルトがおすすめ。チアシードのプチプチとした食感と合うのはもちろんのこと、ヨーグルトには乳酸菌が含まれているのでお腹にも優しく、便秘解消にも良いのです。チアシードに含まれる食物繊維と、グルコマンナンと合わせて摂取するとさらに整腸効果を発揮し、便秘の方の強い味方です。
用意する材料 |
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ヨーグルト…450グラム |
チアシード…45グラム |
お好みでジャム、フルーツ、はちみつなど |
- ヨーグルトにチアシードを入れてよく混ぜます。
- そのまま12時間以上置いておきます。
- お好みでジャムやフルーツ、はちみつなどをを入れて完成です。
※チアシードの量はヨーグルトの10分の1になるようにしましょう。また、1日のチアシードの好ましい摂取量は、約10グラムなので、上記のレシピでできたチアシードヨーグルトは4~5回ほどに分けて食べると便秘の解消に効果的。
サラダと一緒に食べて便秘解消!チアシードドレッシング
チアシードとサラダを一緒に撮ることで、より多くの食物繊維が摂取でき、便秘も解消できます。また、チアシードをドレッシングにすることでプチプチ、プルプルっとした新食感ドレッシングが出来上がります。
用意する材料 |
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チアシード…大さじ1杯 |
水…大さじ10杯 |
オリーブオイル…大さじ4杯 |
酢…大さじ2杯 |
レモン汁…小さじ2杯 |
塩こしょう…少々 |
- チアシードを水につけて12時間以上放置しておきます。
- それ以外の材料と混ぜて完成です。
チアシードの便秘解消牛乳寒天ゼリー
牛乳とチアシードを一緒に摂取することで、便秘解消効果抜群!牛乳の中に含まれるラクトースとオリゴ糖は、腸内の善玉菌を増やす効果があり、排泄を促し、便秘解消に繋がります。
用意する材料 |
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チアシード…大さじ1杯 |
水…100cc(チアシードを浸ける水) |
水…200cc |
牛乳…150cc |
砂糖…40g |
寒天パウダー…4g |
お好みでジャムやフルーツなど |
- チアシードを水につけて12時間以上放置しておきます。
- 鍋に水、寒天パウダーを入れて軽く混ぜてから火にかけます。
- 沸騰したら、砂糖を入れ、吹きこぼれないように注意しながら1分程度混ぜて煮ます。
- 火を消して、牛乳とチアシードを入れてよく混ぜます。
- 容器にうつして冷めるまで常温で置きます。途中2、3回程度混ぜるとチアシードが沈殿しません。
- ある程度冷めたら冷蔵庫に入れて固めます。
- できたチアシード牛乳寒天をほどよい大きさにカットして、お好きなフルーツやジャムをかけて完成です。
まとめ:チアシードの便秘解消効果について調査!正しい食べ方と注意点
便秘の解消にチアシードを摂取していくうえで大事なのは、摂取量を守ること、水に12時間以上浸けて毒性をなくすことなのです。チアシードは無味無臭なので、どんな食材とも相性抜群。このことを注意して朝食にチアシード料理を取り入れれば、便秘解消に繋がります。
便秘が解消することで、体内がキレイになり、体重も減り、太りにくい体になります。便秘がなくると老廃物も体内に残らず、美肌効果にも繋がるのです。便秘に悩まれている方、痩せやすい体を作りたい方、便秘解消の為にも今回ご紹介したチアシードを取り入れたレシピを参考に是非試してみてはいかがでしょうか。