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糖質制限中でもおすすめのドレッシングとNGなものとは?
糖質制限はダイエットの中でも効果的で人気ですが、糖質が入っていない物を見つけるのは結構大変ですよね?
間違いなく糖質が少ないサラダを糖質制限中に食べる人も多いでしょうが、ドレッシングなしで食べるのは味気ないもの。
そんな時は糖質が低いドレッシングを使えば問題ありません。
糖質制限中に使ってもOKなドレッシングと、NGなドレッシングを紹介します。
ドレッシングは糖質がたくさん使われているので注意

「ドレッシングに含まれている糖質なんて大したことないのでは?」と思うかもしれませんが、塵も積もれば山となる!
毎日糖質が多いドレッシングをかけ続けていれば、糖質の摂りすぎにつながる可能性もあります。
ではどんなことに気をつけてドレッシングを選べばいいのでしょうか?
糖質制限中のドレッシングの選び方
裏面の炭水化物量を確認
ドレッシングの糖質の量を確認するには、まずは成分表などが書かれている裏面を見てください。
すると、栄養成分という表が書かれています。その炭水化物と書かれているのが、糖質の量(正確には炭水化物−食物繊維=糖質)です。
ついでに脂質やカロリーもチェック
ダイエットを本格的に成功させるには、脂質やカロリーの項目をチェックすると、さらに失敗する確率を下げてくれます。糖質制限ダイエットというだけあって、糖質だけを確認すれば間違いないのですが、脂質とカロリーは一般的なダイエットで気にする項目です。
2重に制限すればさらに効果が高まるので、糖質をチェックする時についでに確認しておきましょう。
「ノンオイル」に注意
ノンオイルドレッシングにはオイルを使わない代わりに、糖質を多く使っていることがあります。
脂質は血糖値を上げませんが、糖質は血糖値を上げるので糖質制限ダイエットではNG。「ノンオイルはカロリーが低いから♪」と油断せず栄養表示を確認してくださいね。
ノンオイルやカロリーオフドレッシングのデメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ↓
添加物もしっかりチェックする
人間の脳は「高カロリーなものを美味しい」と感じるようにできています。オイルが入っていないと美味しく感じないため、これを誤魔化すためにノンオイルドレッシングには添加物がたくさん使われていることがあります。
保存料などはある程度仕方ないのですが、不要な添加物が大量に入っていると代謝のためにビタミンB群を大量に使ってしまいます。
ビタミンB群は栄養をエネルギーに変えるのに欠かせないビタミンなので、添加物の摂りすぎが太りやすい体を作ってしまうことも!
選ぶときはできるだけ添加物の少ないドレッシングを選ぶようにしましょう。
オイル入りは良質なオイルを選ぶ

オイルといっても、質の良いものと悪いものがあります。
せっかくだから健康に役立つオイルをとりたいなら、必須脂肪酸(体で作り出せない)であるオメガ3とオメガ6を積極的に選んでみてください。
脂肪酸の種類 | オイル例 |
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オメガ3 | アマニ油、えごま油、チアシードオイル、青魚の油 |
オメガ6 | べにばな油、コーン油、ごま油、サラダ油、オリーブオイル、マヨネーズ |
オメガ3:オメガ6=1:4のバランスで摂取することがポイントです!オメガ6は必要な油ですが、最近の食事ではむしろ摂りすぎ傾向にあるのでドレッシングでオメガ3も摂取するようにしてみてくださいね。
では次は具体的な商品名をあげて、市販のおすすめ&NGドレッシングを紹介します。
糖質制限中にOKな市販ドレッシング5選
今回はメジャーなドレッシングメーカーであるキューピーのドレッシングを中心に紹介しますが、他のメーカーのドレッシングも種類が同じなら同じくらいの糖質なので参考にできます。
マヨネーズ
大さじ1(15g)あたり | 炭水化物 |
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キューピーマヨネーズ | 0.1g |
キユーピーハーフ | 0.3g |
キユーピーゼロ ノンコレステロール | 0.4g |
キユーピーディフェ | 0.5g |
エッグケア(卵不使用) | 0.8g |
キユーピーライト(80%カロリーカット) | 0.9g |
ダイエットの時にあまり使われないマヨネーズは、意外に糖質があまり含まれていません。ここで注意しないといけないのが、健康志向の人のために出しているカロリーオフのマヨネーズです。ダイエットにも良さそうと選ぶのは注意!
例えばキューピーシリーズのライト(カロリー80%カット)やディフェ(コレステロール高めの方向け)などはカロリーが低くても糖質が多めになっています。
糖質制限ダイエットで選ぶなら、もっともベーシックなキューピーマヨネーズがおすすめです。
日清アマニ油ドレッシング こく和風
大さじ1(15g)あたり | |
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炭水化物 | 1.3g |
日清の「アマニ油ドレッシングこく和風」は炭水化物はやや高めですが、体にいい油であるリノール酸を使っています。1食分(15g)で1日に必要なオメガ3脂肪酸が摂取できるので、キューピー以外のドレッシングを試してみたい時に使ってみるといいですよ。
キューピー シーザードレッシング
大さじ1(15g)あたり |
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炭水化物0.7g |
シーザーサラダを食べる時に使うのがシーザードレッシングです。
チーズが使われているのでダイエットに不向きに見えますが、糖質の量はそこまで高くありません。
マヨネーズに飽きた時のバリエーションドレッシングとして使うといいでしょう。
キューピー ノンオイル梅づくし
大さじ1(15g)あたり | |
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炭水化物 | 0.5g |
あまりドレッシングとしてなじみのない梅ドレッシングは、サッパリとして食べやすいお味です。
大さじ1杯あたり糖質は0.5g、カロリーは4kcalとカロリがー低いのも特徴。
梅はクエン酸が含まれているので、筋肉を柔らかくして代謝アップが期待できるというメリットもあります♪
キューピー ノンオイル和風ごまドレッシング
大さじ1(15g)あたり | |
---|---|
炭水化物 | 0.7g |
ゴマのドレッシングは、甘い味がして糖質が気になるでしょうが、和風のゴマドレッシングは、糖質の量が少なくておすすめです。
ゴマは粒が小さいので効果がなさそうですが、食物繊維も豊富でデトックス効果のあるセレンという成分も含まれています。栄養が豊富なだけにダイエット効果もあり、ドレッシングをゴマにするだけでも効果的です。和風ゴマドレッシングを使いましょう。
糖質制限中にNGな市販ドレッシング
一般的にノンオイルドレッシングは油の代わりに風味を出すために糖分が使われています。ここではキューピーとリケンのノンオイルの糖質量と、そのほか気をつけたいドレッシングの種類を紹介します。
キューピー ノンオイルシリーズ

キューピーノンオイルシリーズのドレッシングを炭水化物ランキング順に並べてみると、多いものでは大さじ1杯(15g)あたり2.3g含まれているものもあります。
ノンオイル | 炭水化物(大さじ1あたり) |
---|---|
香りのごま | 2.3g |
きざみ玉ねぎ | 2.1g |
和風たまねぎ | 2.1g |
4種のチーズ | 1.7g |
ごまと香味野菜 | 1.7g |
フレンチたまねぎ | 1.4g |
ゆずこしょう | 1.3g |
青じそ | 1.2g |
大根おろし | 0.9g |
和風ごま | 0.7g |
梅づくし | 0.5g |
梅づくしや和風ごまなどは例外的に炭水化物が少ないOKドレッシングですが、ノンオイルのごまや玉ねぎドレッシングは炭水化物が多めなので避けたほうがいいいでしょう。
リケン ノンオイルシリーズ

キューピーよりも注意したいのがリケンのノンオイルシリーズ。最大で大さじ1杯(15g)あたり3.6gも糖質が含まれています。
ノンオイル | 糖質(大さじ1あたり) |
---|---|
くせになるペッパー | 3.6g |
青じそレモン | 3.6g |
胡麻とすだち | 3.2g |
ノンオイル和風 | 3.0g |
くせになるうま塩 | 2.6g |
イタリアン風バジル | 2.5g |
中華ごま | 2.3g |
味わうおろし | 2.2g |
青じそ | 1.3g |
定番のノンオイル青じそドレッシングも糖質が多めなので、どうしてもノンオイルドレッシングを使いたい場合はキューピーの梅づくしか和風ごま、大根おろしをおすすめします。
キューピー すりおろしオニオンドレッシング
大さじ1(15g)あたり | |
---|---|
炭水化物 | 2.0g |
玉ねぎは体にいいと言われている食べ物なので、糖質制限中に選んでも問題ないだろうと、思っている人は注意!
玉ねぎは炒めたら色が茶色になってまろやかになると言いますが、玉ねぎには糖質がたくさん入っています。
キュピー 深煎りごまドレッシング
大さじ1(15g)あたり | |
---|---|
炭水化物 | 2.1g |
先ほど紹介した、和風のゴマドレッシングと違い、普通にゴマドレッシングはたくさんの糖質が入っていて、糖質制限をするには向いていないドレッシングの代表格です。そもそもドレッシングだけ食べても味が甘いので、ここで説明するまでもありませんが、甘味料も入っているゴマドレッシングもあるくらいです。
キューピー コールスロードレッシング
大さじ1(15g)あたり | |
---|---|
炭水化物 | 1.8g |
コールスローと聞いても、わかりずらいかもしれませんが、キャベツを細かく切っているサラダの事です。キャベツそのものは、むしろ糖質が少ないのでおすすめですが、その味気なさを補うためにコールスロードレッシングを使うと、糖質が多くなります。
コンビニを利用することが多い人のために、ローソンの別売りドレッシングの炭水化物量も確認しておきます。
コンビニの別売りドレッシングの糖質量は?
ローソンのドレッシングの糖質量を比較
ローソンの別売りドレッシングは6種類販売されています。22or25ml入りの小さな袋に入っていて、サラダとは別に購入する仕組みになっています。
炭水化物の少ないもの順に並べてみましょう。
1袋 | 炭水化物 |
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シーザードレッシング | 1.6g/25ml |
すりおろしオニオンドレッシング | 3.0g/25ml |
焙煎胡麻ドレッシング | 3.1g/22ml |
すりおろし野菜ドレッシング | 3.2g/25ml |
和風ドレッシング | 3.7g/25ml |
ノンオイルドレッシング香味青じそ | 5.1g/25ml |
1番低糖質なのはシーザードレッシング
6種類のうちで一番炭水化物が少なかったのはシーザーサラダドレッシング。25mlあたり1.6gです。
逆にもっとも炭水化物が多かったのはノンオイルドレッシング香味青じそ。
もし糖質制限中に別売りドレッシングを買うなら、ノンオイルではなくシーザードレッシングを選ぶのがおすすめです☆
では最後に糖質制限中のドレッシングに多い質問に答えていきます。
糖質制限中のドレッシングQ&A
ごま油やポン酢をドレッシングとして使ってもいい?
ごま油は100gあたり糖質0gなので、使っても大丈夫です。ただし、ポン酢は100gあたり15g糖質を含んでいるので使いすぎには注意しましょう。
ポン酢には醤油、果糖ぶどう糖液糖、かんきつ果汁、醸造酢、その他が使われています。このうち、果糖ぶどう糖液糖が糖なのは明らかですが、醸造酢は穀物酢や米酢なので糖質が高くなります。
ポン酢100gを一気に使うことはないでしょうが、一応糖質が入っている調味料だということは理解しておいてくださいね。
ドレッシングの糖質が気になるときは?
糖質制限を続けていると最終的にはドレッシングに含まれているわずかな糖質も甘く感じてくて、必要を感じなくなってきます。
その域まで達すればドレッシングなしでも野菜そのものの味だけで美味しくサラダを食べられるようになります。
それでもどうしても気になるなら、糖質をカットするサプリを飲んでおくのもおすすめです。
編集部では「メタバリアS」というサプリをおすすめしています。
お試し価格(税込) | 540円(送料無料) |
内容量 | 14日分1袋112粒(1日8粒) |
食べ物の糖は小腸の酵素で細かく分解されて、血液に運ばれて血糖値を上昇させます。
メタバリアSには小腸で糖を細かくする酵素の働きを防ぐ働きがあるサラシノールという成分が含まれているため、血糖値の上昇を防いでくれます。
ドレッシングの糖質が気になる方は使ってみてください。
吸収されなかった糖は腸内善玉菌のエサになって腸内環境を整えてくれる効果もあるので、便秘気味の方にもおすすめです☆
↓メタバリアSの効果についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
糖尿病の人でも使えるドレッシングはどこで買える?
糖尿病の人のことを考えて作られたドレッシングは、通販で購入することができます。
こちらは糖質制限食の専門ショップ「糖質制限ドットコム」で販売されているドレッシングです。
大さじ1(15g)あたり | 糖質 |
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万能塩だれ | 0.33g |
万能ごまドレッシング | 0.29g |
スパニッシュサラダドレッシング | 0.42g |
サウザンアイランドドレッシング | 0.38g |
糖質オフノンオイル青じそドレッシング | 0.74g |
どのドレッシングも糖質は大さじ1杯(15g)あたり0.1g以下で、市販のドレッシングよりかなり低糖質に抑えられています。わずかな甘みは血糖値を上げない甘味料のエリスリトールで代用されています。
↓500mlで1,000円ちょっとで購入できるので、気になる方は試してみてくださいね↓
お気に入りのドレッシングを見つけて美味しく糖質制限を続けよう!
健康的と言われているドレッシングを選んでも、意外にも糖質制限ダイエットには向いていないドレッシングが多い印象でした。
必ず成分表付近にある、栄養成分と書かれている糖質(炭水化物−食物繊維)をチェックしましょう!
お気に入りの低糖質ドレッシングが見つけて、美味しく糖質制限を続けてくださいね☆