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ダメだけどラーメン食べたい、、、

巷で噂の糖質制限ダイエットを実際にされている方は多いのではないでしょうか。ラーメン好きの人にとっては、糖質制限や食事制限ダイエットでラーメンを我慢するのはとても辛いでしょう。ラーメンは糖質や塩分がたっぷり含まれているため、ラーメンを食べればこれまでの食事制限が水の泡となってしまいます。そこで、ここでは糖質ダイエット中のラーメンについてお話ししていきます。

また、ラーメンだけでなくそのラーメンに取って代わる様なローカボメニューについてご紹介し、ラーメンを食べたい気持ちをなるべくストレスなく抑え、ラーメンの様なダイエットに適さないメニューを抑えることができる様な方法をご紹介していきます。意外にラーメンを食べない生活も悪くないと思っていただけるはずです。ラーメンなしの生活を皆さんも体験してみましょう。
糖質制限とは?

まずは糖質制限ダイエット中のダイエットについてお話しする前に糖質制限が一体どういったものなのかお話ししていきます。現在、糖質制限や糖質コントロールなど、糖質を考えた食事が話題となっているのは皆さんもご存知の通りでしょう。従来は肥満や糖尿病のことを考えた食事といえば、総摂取カロリーを減らすカロリー制限が主流となっていました。ラーメンなどを控えるのもこの方法です。

身体に入れるエネルギーを減らして今まで通り活動をする、あるいは今までよりも積極的に動いてエネルギーを消費するなど、エネルギーを制限するまたはコントロールして痩せる、そしてそうして痩せることで肥満からくる糖尿病の予防や改善にもつながるという考えが一般的なものでした。つまり、エネルギーのコントロールがものをいうダイエットが主流となっていたのです。

これに対して糖質制限は、人間の身体のエネルギー源となる3大栄養素のタンパク質・脂質・糖質のうちの糖質の摂取量を減らしたり、糖質を制限する、あるいはコントロールすることを主な方法とした考え方となっています。その目的は、血糖値やインスリン分泌の動きをコントロールすることにあり、その理由は高血糖や、それに伴う多量のインスリン分泌は、肥満や糖尿病の原因となりうるからです。

上記では糖質制限が糖質を減らしたり、コントロールするものであるとお話ししてきました。では実際に糖質を減らすと言っても、どのくらい減らすのか、どんな種類の糖質を減らすのか、どう糖質をコントロールすればいいのかなど、そもそもの基準がわからないと感じる方が多いはずです。この基準によってラーメンを摂取できるかもしれません。

糖質制限が効果的なダイエット法として、または糖尿病や肥満の予防や改善の対策として現在脚光を浴びているのは事実ですが、今のところ、糖質制限には明確な定義が出ていないことが現実です。糖質の摂取量をどのくらい減らすのが安全かつ効果的なのか、減らすべき糖質の種類は何か、糖質の摂取量を減らすことで引き起こるデメリットはないのかという風に議論が尽きない問題となっています。
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糖質制限中にラーメンを食べてもいいの?

では実際にラーメンを食べると太ると言われている理由はなんなのでしょうか。まず1つとして、ラーメンの麺には炭水化物がたっぷり含まれているからです。ラーメンの麺はほとんどが炭水化物によってできています。成人男性が食事制限をしてダイエットをする際に、炭水化物の適量は1食につき約75gとされています。ラーメンに含まれる炭水化物はちょうどその1食分に当たります。

そのため、ラーメンの他に餃子やチャーハンを食べたり、お酒を飲んだ後に締めとしてラーメンを食べると、一気に1食分の炭水化物量を超えてしまうことになります。また、ラーメンを食べることで太る原因は炭水化物だけではありません。スープやチャーシューには脂質がたっぷり含まれています。ラーメンの様に糖質と脂質を同時に摂った場合、身体の中に中性脂肪がたまりやすくなってしまいます。

さらに、ラーメンには塩分が大量に含まれている点も注意したいポイントとなっています。ラーメン1杯の塩分量はおよそ7gとされています。この量は成人女性が1日に摂取するべき塩分の推奨量となっています。塩分はむくみの原因ともなり、その結果としてラーメンはむくみなどを引き起こしてしまう危険性があるのです。ラーメンは塩分の点でもお勧めできません。

これまでお話ししたようにラーメンは食事制限中にも糖質制限中にもお勧めできない食べ物となっています。しかし、食事制限をしていてもついラーメンが無性に食べたくなってしまう時があります。どうしてもラーメンが食べたい時は注意すべき点が幾つかあります。まずは、ラーメンと一緒に炭水化物を多く含むチャーハンや餃子を摂取することは避けましょう。

これで炭水化物の取りすぎを抑えることができます。さらに、野菜ラーメンのような種類を選べば食物繊維を同時に摂取することができるため、炭水化物の中の糖質の吸収を緩やかにします。そして塩分を多く含むラーメンのスープを飲み干さないことも重要です。ラーメンのトッピングなどでチャーシューなどをつけることもお勧めできません。ラーメンの様に脂質と糖質を同時に取ることは厳禁です。
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ローカボメニューとは?

近年ではローカボダイエットという言葉もよく聞くワードとなっているのではないでしょうか。みなさんの周りでもローカボダイエットをしている方が増えているはずです。ローカボダイエットは炭水化物の摂取量を低く抑えるダイエットで、省略してロカボダイエットと呼ばれることが多いです。もちろんラーメンはローカボメニューではありません。

ローカボダイエットは他のダイエットと比べて食べられるものが多いので続けやすい反面、まだあまり普及されていないため、ローカボダイエットに対応しているレストランやお店が少なく、特にランチに困ってしまうという声をよく耳にします。お店のメニューでもカロリーや塩分については記載があっても糖質までは書いていないというケースが多いようです。ローカボラーメンを取り扱う店舗もある様です。
ローカボメニューの取り扱いがあるお店

上記でお話ししたように、ローカボダイエットや糖質制限に適したローカボメニューを提供しているお店はまだまだ少ないとされています。そこで今回はロカボ(糖質制限)ダイエット中にもいけるみなさんにも馴染みのあるチェーンレストランをまとめてご紹介していきます。ランチや外出時にもお使いいただけるので大変便利となっています。ラーメンを控える点でも、ぜひ活用してみてください。
ローカボ(糖質制限)メニューの取扱店:フレッシュネスバーガー
まずはじめにご紹介する糖質制限メニューを提供するお店はフレッシュネスバーガーです。ハンバーガーで糖質制限ができるのかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実はフレッシュネスバーガーには糖質を50%オフにした糖質制限用のバンズを取り扱っています。現在は全店舗において導入されており、注文時に「ローカボで!」とオーダーすれば糖質制限用のハンバーガーを注文できます。
ローカボ(糖質制限)メニューの取扱店:ケンタッキー
続いての糖質制限メニューの取扱店はケンタッキーです。ケンタッキーのメインメニューであるフライドチキンは糖質が少なくタンパク質が多いため糖質制限やダイエットにはうってつけのメニューとなっています。お肉好きの方には特におすすめなお店となっています。食べ過ぎにだけ注意すれば、糖質制限中に大変便利なお店と言えるでしょう。
ローカボ(糖質制限)メニューの取扱店:サブウェイ
次にご紹介する糖質制限メニュー取扱店はサンドウィッチでおなじみのサブウェイです。サンドウィッチといえばパンを使用するため糖質制限には適しないようなイメージがあるはずです。しかし、そんなサブウェイでも、注文の際にサラダでと言うとパンを抜いて作ってくれます。様々なサラダを選ぶことができるのでこちらも糖質制限中には大変便利と言えるでしょう。
ローカボ(糖質制限)メニューの取扱店:すき家
続いての糖質制限メニュー取扱店はすき家です。たまに無性に食べたくなる牛丼の糖質は100gを超えます。そんなすき家にも糖質制限用のメニューがあるのです。それは牛丼ライトという商品で、これはご飯の代わりに豆腐とサラダが使用されているのです。豆腐は糖質量が少ない割に腹持ちがいいとされており、糖質制限にもってこいとされています。ぜひ試してみてください。
ローカボ(糖質制限)メニューの取扱店:リンガーハット
次の糖質制限用メニュー取扱店はリンガーハットです。上記でもお話ししたように、糖質制限中のラーメンはタブーとされています。しかしリンガーハットの野菜たっぷり食べるスープは糖質制限中でも問題なく食べられます。麺が入っていないラーメンというイメージで、野菜がたくさん入っているため、腹持ちがよくラーメンを食べた気がします。ラーメンが食べたくなった際に活用してみてください。
ローカボ(糖質制限)メニューの取扱店:大戸屋
続いての糖質制限メニュー取扱店は大戸屋です。ヘルシーなメニューでおなじみの大戸屋。基本的にはどれを食べても他の飲食店で食べるよりは糖質制限が可能になりますが、定食などのご飯を含むメニューには注意しましょう。これだけ注意しておけば、困った時の大戸屋と言わんばかりの頼れる糖質制限の見方として利用していただけるはずです。ラーメンの様な麺類も取り扱っています。
ローカボ(糖質制限)メニューの取扱店:日高屋
次は日高屋です。こちらも糖質制限メニューの取扱店とされており、糖質制限中に中華が食べたくなった時の味方の様なお店といえます。ラーメンやチャーハンだけではなく中華には様々なメニューがあります。その中でも肉野菜炒めやニラレバ炒めなどは単品であれば糖質を十分抑えることができます。ご飯を一緒に注文しないことが注意点としてあげられます。ラーメンはお勧めできません。
ローカボ(糖質制限)メニューの取扱店:サイゼリア
高校生の聖地であるサイゼリアも糖質制限メニューを取り扱っています。リーズナブルなファミレスの代表と言えるべきお店です。こちらで糖質制限にオススメな組み合わせは、わかめサラダと若鶏のグリルです。食物繊維とタンパク質をいちどに多く摂取することができるため、糖質制限には大変便利な組み合わせとなっています。ラーメンなども取り扱っていますが、お勧めはできません。
ローカボ(糖質制限)メニューの取扱店:ガスト
最後にご紹介する糖質制限メニューを取り扱うお店はガストです。ガストもサイゼリア同様リーズナブルなファミレスとして有名ですが、こちらでもおすすめな商品はサイゼリアと同じく若鶏のグリルです。こちらはダブルも注文することができるため、たっぷり食べたいという方にもおすすめです。値段もお安く済むので糖質制限中には通いつめることまちがいないでしょう。
ローカボメニューを摂取する際に注意する点

ラーメンのような糖質たっぷりな食べ物が食べたい気持ちをぐっとこらえて食べるのがこのローカボメニューです。だからと言って食べ過ぎには注意です。糖質が少ない食べ物も多く食べれば、元も子もありません。また逆にストレスを感じすぎる環境を作るのもよくないとされています。糖質制限といっても、上記でお話ししたように、糖質制限は明確な定義がまだできていません。

糖質をどれくらい制限するのが効果的で、ダイエット効果が見込めるかという点においてもまだ明言できない部分が多くあります。そこで過度に続かない糖質制限を行っては、かえってストレスになってしまい、ラーメンを始め、暴飲暴食の引き金となりかねません。あくまで継続して行える程度の糖質制限に留め、たまにはラーメンも食べていいんだという心持ちでいるようにしましょう。
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糖質制限中のローカボメニューとの付き合い方

上記でもお話ししましたが、糖質制限中にラーメンなどの糖質制限を気にしない際に食べていたものが食べられないのを補填するためにあるのがローカボメニューです。無理をしてラーメンを我慢し1日3食全てをローカボメニューにするのではなく、3食のうちのいずれかをローカボメニューにし、それから慣れてくるにつれてラーメンの割合を増やすという方法をとるのが効果的と言えるでしょう。

また、糖質が低いローカボメニューはラーメンなどと違って全体の食事の中で基本的にはその種類は多くないとされています。よってメニューが固定されてしまうことが往々にしてあります。飽きがこないように工夫して日々の食事を調整することも糖質制限中にローカボメニューとうまく付き合うコツかもしれません。ラーメンの麺を糖質0の麺にするといった工夫が大事になってくるでしょう。
まとめ:糖質制限中にラーメンが食べたくなったら?

これまで、糖質制限中のラーメンやラーメンを控えるためのローカボメニューについてお話ししてきました。糖質制限中は極力ラーメンなどの高糖質なものは避け、ローカボメニューをうまく活用することで上手に糖質制限を行うようにしましょう。そしてみなさんもご自身にあった糖質制限術を身につけ、ぜひとも理想の身体を手に入れましょう。