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膝裏が気になる、、、

膝裏が痛んだり、違和感を感じた時にどうしたらいいかわからず困ってしまう方が近年では多いとされています。みなさんの中でもこういった経験をされた方は少なくないのではないでしょうか。そこでここではそんな膝裏の痛みや違和感の原因とされているリンパをマッサージする方法についてお話ししていきます。ここでの方法を参考にすれば、おおよその膝裏の悩みが解消されるはずです。
リンパとは?

最近では日頃から様々な分野で耳にすることが増えたリンパが実際にはどういったものなのかわからない方がほとんどなのではないでしょうか。そこでここではまずリンパが一体どういったものなのかについてお話しします。膝裏の違和感や痛みの原因の多くはこのリンパとされているため、リンパについてしっかりと理解することが重要であると言えます。
リンパの持つ役割

リンパは簡単に言ってしまうと、体の中の様々なものを巡らす役割を果たしている器官と言えます。その中でもリンパの役割は大きく3つに分けることができます。その1つ目として栄養を循環させる役割が挙げられます。リンパには細胞や酸素に栄養を送る機能があり、リンパの流れの良し悪しによって栄養がスムーズに全身に行き渡るか否かが決定してきます。

続いて2つ目の役割として、老廃物を排出してくれる役割が挙げられます。リンパは体内でいらなくなった老廃物や水分を排出してくれます。この機能に不具合が生じるとむくみやセルライトの温床になってしまいます。また3つ目の役割は免疫機能であり、体内の細菌を退治する白血球を生み出してくれたり、体内に侵入してくる病原菌を記憶する抗体を作ってくれる役割があります。
リンパの種類

続いてはリンパの種類についてお話しします。リンパとは3つの種類の総称を言います。ここではリンパを構成する3つの種類についてお話しします。まず1つ目の器官はリンパ液です。リンパ液とは、リンパ管の中を流れる液体のことを指し、栄養や老廃物を運んでくれる昨日を持ちます。このリンパ液は毛細血管からリンパ球が流れ込み、外からの侵入物を攻撃する抗体を作り出す機能も持っています。

続いてのリンパの器官はリンパ管です。リンパ管とは静脈にまとわりつくような形で存在しており、リンパ液の通り道となっている管のことを指します。リンパ管が詰まってしまうと、細胞に栄養が行き届かなくなってしまったり、老廃物がスムーズに排出されなくなってしまい、体に様々な弊害が生じてしまう重要な器官となっています。

最後に3つ目の器官についてご紹介します。最後にご紹介するリンパの器官はリンパ節です。このリンパ節は人間の体内において抗体をつくる器官とされており、上記でご紹介したリンパ管を通って流れてきたリンパ液が通るための関所のような器官となっています。体内の毒素や病原菌を取り除いてくれるだけでなく、リンパ液を濾過してくれる役割を果たす器官です。
膝裏の違和感・痛み・むくみの原因

上記においてはそもそもリンパとは一体どんなものであり、そのリンパの中にもその機能や役割によって分けられる種類などについてそれぞれご説明しました。ここでは膝裏の違和感や痛み、むくみの原因二ついてお話ししていきます。問題を解決するためにはまずはじめに、その問題の原因を知り、その原因に対して対処を行うことが重要であると言えますので、しっかりと理解するようにしましょう。
膝裏の痛みやむくみの原因:リンパの流れの悪化

まず1つ目にあげることができる膝裏の痛みやむくみの原因は、リンパの流れが悪化することであると言えます。身体中にあるリンパ節の中でも、膝裏に位置するリンパ節を膝窩リンパ節といい、膝周りから足首にかけてのリンパは、一度この膝窩リンパ節に流れ込んでくる仕組みとなっています。この流れが悪くなることで、痛みやむくみを引き起こしてしまうとされているのです。
膝裏の痛みやむくみの原因:筋肉痛

続いて2つ目の膝裏の痛みやむくみの原因としては、筋肉痛があげられます。この筋肉痛に関しては、普段運動を行わない方などが急にウォーキングやランニングを行うと、筋を痛めて膝裏が痛くなってしまうことがあります。この原因は特に運動慣れをしていない方に比較的に起こりやすいものとされています。運動前のストレッチなどの準備運動で予防できるため、意識して行いましょう。
膝裏の痛みやむくみの原因:靭帯の損傷

3つ目にご紹介する膝裏の痛みやむくみの原因は靭帯の損傷などの怪我とされています。膝裏には大きな靭帯があり、後十字靭帯と呼ばれるものです。この靭帯が傷つくと、激しい痛みを引き起こします。この損傷は歩行中などにすねを何かにぶつけることなどで損傷することが多いとされており、原因がこの靭帯の損傷である場合は、病院に行く必要があるでしょう。
膝裏の痛みやむくみの原因:病気

最後にご紹介する膝裏の痛みやむくみの原因は病気とされています。とてもざっくりとした言い方ではありますが、病気によっては、痛みや症状と原因箇所が一致しない場合などが少なからず見受けられます。脳に障害があると四肢に麻痺などが起こる症状と同じ原理です。そのため、この場合もなんらかの病気による痛みやむくみである可能性があるので、靭帯の損傷同様に病院にいくようにしましょう。
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膝裏の問題を解決すれば足が細くなる!?

これまで主にリンパについてお話ししてきましたが、リンパは人間の身体の中でも極めて重要な役割を担っている器官であると同時に、リンパに問題は起きると思いがけない病気や怪我の原因となってしまうようなものとなっています。このようなことから、膝裏に違和感や痛みを感じたら、すぐにでもそれらの問題を解決することに取り組むことがおすすめとされています。

また上記でも取り上げましたが、特に膝裏にある膝窩リンパ節に着目し、リンパを放置しておくと老廃物がきちんと排出されなくなってしまったり、足が太くなってしまいます。つまり裏を返せば、きちんとしたケアを行って、老廃物がしっかりと排出され、余分な水分も抜けていくことになるので、結果として美脚作りにも効果的であると言えるのです。この点でもリンパの働きは重要になってくるのです。
膝裏リンパマッサージ法

それではこれまでのお話を踏まえ、今回のテーマであるおすすめな膝裏のリンパマッサージについてご紹介していきます。膝裏にはリンパが集中しているため、リンパの働きが円滑に行われていないと、様々な要因で基礎代謝が下がってしまうと同時に、水分や老廃物のようなものを溜め込んでしまいます。そんな状態に陥らないためにも、膝裏のリンパ流れをよくするためのマッサージをご紹介します。
膝裏リンパマッサージ:膝裏をほぐすマッサージ
まずはじめにご紹介する膝裏のリンパマッサージはもっとも簡単にできる、膝裏ほぐしというマッサージになります。膝裏の凹みに親指を合わせるようにして、一定の力でほぐしていきます。誰かにやってもらっても構いませんし、セルフケアで行っても構いません。足を緩めた状態で、少し足を高めの位置に固定してから行うようにしましょう。
膝裏リンパマッサージ:膝裏の内側・外側に分けてマッサージ
続いてご紹介する膝裏リンパマッサージはヒア裏の内側と外側を別々に分けて考えることで、親指を使って丁寧にマッサージしていきます。1つ目のマッサージが指圧的なものであったのに対して、今回のマッサージはよりマッサージ感が強いものとなっており、凝っている箇所を柔らかくするというイメージをもっって行うようにしましょう。
膝裏リンパマッサージ:ながらマッサージ
最後にご紹介する膝裏リンパマッサージはながらマッサージです。こちらはテレビを見ながらでも行うことが行うことができる膝裏リンパマッサージとなっています。このマッサージにおいてはテニスボールのような小さな球状のものを使用し、そのボールを膝裏に挟んで座るだけのマッサージとなっています。これであれば、忙しい方にとっても取り入れやすいものとなっています。
膝裏リンパマッサージ:マッサージの効果を高めるコツ

上記でご紹介した膝裏リンパマッサージをはじめとしたマッサージは、基本的に隙間時間に行うものであるということが言えるはずです。しかし、そんな中でもより余裕があった際には様々な工夫をすることでより、リンパマッサージの効果を高めることができるのです。そこでここでは膝裏リンパマッサージの効果を高めるためのコツについてご紹介していきます。

まず1つ目にあげられる膝裏リンパマッサージの効果を高めるコツは入浴後にマッサージを行うということです。入浴後においては、人間の体内では血管がか拡張し、血行が良くなっています。リンパの流れに至っても、比較的に良い状態であると言えるため、その状態でマッサージを行う方がより効果的であると言えることができます。

続いての膝裏リンパマッサージの効果を高めるためのコツはマッサージを行う前と後にコップ一杯の水を飲むということです。水を摂取することで、リンパを流しやすくなるという効果があります。また、マッサージ後に再度水分を摂取することで、流したリンパを排出する働きを高めてくれます。この際に冷たいものではなく、常温の水をとるようにしましょう。

最後にご紹介する膝裏リンパマッサージの効果を高めるためのコツはマッサージオイルを使用するということです。マッサージオイルは肌を滑りやすくしてくれるだけではなく、マッサージを行いやすくなり、肌への負担を軽減してくれます。また、オイルによってはビタミンEなどを含むものもあり、血行を良くしてくれて、健康にもダイエットにも効果を高めてくれるものとなっています。
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膝裏の問題を解決するためのストレッチ

ここでは膝裏リンパマッサージとは違うアプローチであるストレッチについてご紹介していきます。ここでご紹介するストレッチもまた、膝裏の問題を解決する上で効果的であるとされているので、ぜひ試してみてください。仕事中などにも実践できるものも幾つかあるため、息抜きを兼ねて試してみてください。
膝裏ストレッチ:椅子を使ったストレッチ
- 椅子に座り、問題のある方の膝を床と平行にして伸ばす
- 患部に中指と薬指を当ててゆっくりと適度に押す
- 膝を曲げて患部に親指を入れて揉む
- 1〜3を5分間程度繰り返す
このストレッチは膝裏の問題の中でも違和感のある場合に効果的なストレッチとなっています。違和感がある方は試してみてください。
膝裏ストレッチ:リンパの流れをよくするストレッチ
- 椅子に座り、もう1つの椅子に片足を乗せて膝を軽く曲げる
- 手のひらを上にし、患部に小指の先が当たるよう差し込み、中指と薬指で膝の皿を支えるようにつかむ
- その状態で膝の収縮・伸展を繰り返す(10回3セットほど)
椅子を2つ必要とするストレッチとなっていますが、椅子が2つない場合は、もう一方は同じ高さで安定性のあるもので代用しましょう。
膝裏ストレッチ:仰向けストレッチ
- 仰向けになり、膝を垂直に曲げる
- かかとを軸につま先をゆっくり上げる
- その状態で上半身をソルまであげ、力を抜く
- 2〜3を3回ほど反復する
こちらのストレッチは膝裏に痛みを感じる方が行うと極めて効果的なストレッチとなっています。痛みのある方はお試しください。
膝裏ストレッチ:しゃがんで行うストレッチ
- 床にしゃがみ、両手を床につける
- 片足を横に伸ばし、つま先を上に立て20秒間キープする
- つま先を伸ばした状態で20秒間キープ
- 反対側も同様に5セットほど行う
こちらのストレッチは足を伸ばしきった状態をキープすることで、膝裏のリンパに刺激を与えることができるストレッチとなっています。
膝裏ストレッチ:ツボ押しストレッチ
- 椅子に座り、両手で膝を包む
- 膝裏の真ん中にある委中というツボを中指で押す
- 押しては離してを各7秒ずつ3セットほど行う
このストレッチ中に出てくる委中というツボはふくらはぎに溜まった老廃物や水分を流す効果を持っており、脚やせにも効果が期待できます。
膝裏マッサージを行う上での注意点

ここでは膝裏リンパマッサージやストレッチを行う上での注意点についてお話しします。これらのマッサージやストレッチはあくまで、この2つで解決することができる問題に対してのみ効果的であるということが言えます。つまり、この2つの方法で解決できない問題に関しては、病院に行って医師の指示を仰ぐことが重要です。躊躇せずに早めに病院に行くようにしましょう。
まとめ:膝裏リンパマッサージ

今回は膝裏の痛みや違和感などに効果的なおすすめ膝裏リンパマッサージについてお話ししてきました。その中でリンパについても多くご説明しましたが、リンパが人体の中でも極めて需要な役割を担っており、そのリンパにおける問題が様々な体の不具合につながるということもわかっていただけたはずです。そのため、今回ご紹介した膝裏リンパマッサージも健康のためにもぜひ試してみてください。
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