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玄米のカロリーや糖質はどれくらいか?茶碗一杯の白米と比較

ダイエットの大きな課題は何を食べたかどうか。そこをクリアできれば体重を減らすことができます。玄米は今人気のダイエット食ですが、どんなダイエットと相性がいいかを知っていないと意味がありません。それを知るためにはカロリーや糖質の量を知っておく必要があります。わかりやすいように主食である白米と比較してみましたので、参考にしてみてくださいね。
ダイエットにおすすめの玄米の特徴とは?
玄米はダイエットに取り入れるといいといわれていますが、どのような効果があるのかご存じですか?特徴を知っていると効果的に活用できますよ。昔から食べられていたのに、ここ最近で急に人気が出だした玄米。白米よりも食べにくいですがその分ダイエットにいいわけです。わかりやすく具体的に紹介しておきますね。
白米よりも食物繊維が豊富

ダイエットのことをくわしく調べていると出てくるキーワードが「食物繊維」です。玄米には白米と比べて多く含まれている成分。食物繊維は腸内環境を整えてくれる特徴をもっています。腸内環境を整えると腸が活発に働きだして代謝をあげるきっかけになるわけです。玄米がおすすめされているのは、この効果の影響です。
デトックス成分が入っている

食物繊維のおかげで期待されるデトックス効果。ダイエットにいいのは間違いありません。それだけでなく玄米には「フィチン」といわれる成分が含まれていることで、デトックス効果が高まります。フィチンは水銀や農薬などの有害物質まで排出してしまうほどのすごい成分。食物繊維と組み合わさることでデトックス効果が高まり、体のむくみがとれることでダイエットがしやすくなりますよ。
白米より栄養が豊富

白米は食べやすいように玄米を加工してできた食べもの。ということは体にいい栄養も玄米よりも白米は少なくなっています。体にいい栄養というのはビタミンやミネラル。栄養の五大栄養素といわれるもので体調をよくしたりデトックス効果があることで、ダイエットにも大きな影響を与えます。玄米がダイエットにいいといわれているのは、食物繊維と並んでこの効果の影響です。
エイジング効果も期待大

玄米に含まれている栄養の中で白米との大きな違いがあるのは「ビタミンE」。アンチエイジング効果が出ることで有名です。アンチエイジングとは若返りという意味で、ダイエットにも影響があります。アンチエイジングには新陳代謝を高める効果があり、代謝が高まると自然に痩せる体質になりますよね。玄米のビタミンEにもその効果があるのでダイエットには重要です。
玄米のカロリーや糖質はどれくらい?

玄米の特徴がダイエットと相性がいいことは理解できましたよね。しかしダイエットに重要なカロリーや糖質はどのようになっていると思いますか?玄米は白米よりもダイエットに向いているといわれていますが、健康的なイメージが強いからですよね。健康的だからといってカロリーや糖質が少ないとも限りません。白米と比べてみましょう。
茶碗一杯である100gの白米と玄米を比較:カロリー
- 白米:168kcal
- 玄米:165kcal
なぜカロリーが多いとダイエットにむいていないのかをご存じですか?カロリーは摂取した量が多くなると、体の中に蓄えて脂肪として残ってしまいます。運動などで消費すれば問題ありませんが、カロリーの消費は意外に難しく、30分ウォーキングしても100kcalしか消費されません。なので摂取するカロリーは少なくするほうがいいですよ。

そして玄米のカロリーは少ないと思いがちですが、白米と比べるとさほど変わりがないことがわかります。健康的な食べ物で有名ですが意外な結果ですよね。本来玄米も白米も主食として食べられてきた経緯をたどれば、カロリーが多くないといけないのがわかります。ということはダイエットとして使うときは他の食べ物のカロリーを気にする必要があるわけです。
茶碗一杯である100gの白米と玄米を比較:糖質

- 白米:35.6g
- 玄米:34.2g
最近話題になっている糖質制限。なぜ糖質がダイエットにかかわってきたのかご存じですか?糖質というのは体に必要な栄養素として有名ですが、ダイエットとなるといいイメージがしないですよね?糖質もたくさんとりすぎてしまうと体の中に蓄えられる成分。カロリーと似たような性質をもっているので気をつけましょう。

白米はその糖質が多いことで有名になってしまいました。玄米は白米を加工する前の食べもの。いくら健康的なイメージでも特徴はそこまで大きく変わりません。糖質も多いのは意外かもしれませんが、積極的にダイエットにむいていないのか?といえばそうでもないみたいです。それは玄米の他の栄養を見てもらえば理解できます。
ポイント
白米と玄米は、カロリーも糖質もほとんど変わらない
玄米がダイエットにいいのは栄養?

ダイエットの天敵と言われている「カロリー」や「糖質」。これが白米と同じくらいあるので、ダイエットには向いていないと感じませんでしたか?ダイエットにむいているかどうかは、それだけで判断するのはまだ早いです。玄米が人気な理由は独特の特徴があるからで、白米にはその特徴がありません。どのような特徴があるのか見てみましょう。
茶碗一杯である100gの白米と玄米を比較:ビタミンE

- 白米:0g
- 玄米:0.5g
玄米の特徴であると紹介した「アンチエイジング効果」。これを説明するには「ビタミンE」という成分を比較すれば理解できるでしょう。白米はビタミンEが全く入っていないのに対して、玄米はたくさん含まれているのがわかりますよね?このアンチエンジング効果が高いのが、まずダイエットにいいと言われる理由。ダイエットの他にも美肌効果などもあるのでおすすめです。
茶碗一杯である100gの白米と玄米を比較:ビタミンB群

- 白米:0.21g
- 玄米:0.68g
玄米がおすすめされているのは他にもたくさんあります。先ほどのビタミンEも含めて、玄米にはビタミン類が豊富。その中でもダイエットに大きく影響される「ビタミンB群」が豊富です。このビタミンB群が豊富なことがなぜダイエットに関係するのか?それは脂肪をためるのを防ぐ大切な役割があるからです。白米の約3倍にもなるので、その効果が期待されるのも納得ですよね。
茶碗一杯である100gの白米と玄米を比較:食物繊維

- 白米:0.45g
- 玄米:2.1g
ダイエットにいいとされる成分である食物繊維。玄米はその食物繊維が豊富なことで有名ですが、白米とどれくらいの差があると思いますか?比べてみると2倍以上の差があり、ダイエットにおすすめといわれるのは納得ですね。食物繊維の中でも水溶性の食物繊維が含まれているのが玄米の大きな特徴。浸透しやすいのでさらにデトックス効果が高まります。
玄米にむいているおすすめのダイエット法

玄米がダイエットにおすすめされている理由はカロリーや糖質だけでなく、成分や食物繊維が多いことが大きな要因でした。健康的なイメージの玄米がカロリーや糖質が多いことは意外でしたね。この特徴を使って相性がいいダイエット法を紹介するので参考にしてください。ダイエットでうまく玄米を使うにはどのような方法がいいか紹介しましょう。
白米から玄米に置き換える
そもそも白米と玄米はもとをたどると同じ種類。ということは玄米も主食として食べることができますよね。栄養を比較したら白米よりも玄米のほうがダイエット効果が高いわけですから、置き換えるだけでも効果が高いことはすぐにわかります。毎日食べていると自然にダイエット効果が期待できるので実践してみましょう。
他の食べ物と組み合わせる
玄米は味が苦手な人が多いことでも有名ですよね。ということは人によったら続けること自体が難しいかもしれません。それを防ぐために玄米をミキサーなどの粉砕するものを使って、粉々にしてほかのものと一緒に食べると食べやすいですよ。白米と玄米を混ぜて食べるだけでも効果があります。玄米だけ食べるのが厳しい人でも、混ぜて使うとおいしくなって続けやすいですよ。
糖質制限には向いていないので注意

健康的な食べものだから糖質が少ないというイメージは忘れてください。糖質制限ダイエットは流行っていますが、玄米は白米と同じ糖質量なので意味がありませんよ。玄米を糖質制限ダイエットで使う場合は、白米と同じ立ち位置で使うことが大切。玄米よりも他のものを見つけたほうがおすすめということです。
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茶碗一杯の白米と玄米のカロリーや糖質の量まとめ

玄米が意外に糖質やカロリーが多いのを理解できたでしょうか?玄米食が流行っていることもあり、どのダイエットにも相性がいいと勘違いしないでくださいね。食物繊維やビタミン類の栄養が豊富なのはたしかなので、それに合ったダイエット法をすることが大切。主食である白米を玄米に変えるだけでも効果的なので、ちょっとずつ玄米食に変えていくといいかもしれませんね。