目次
そもそもサウナスーツとは
通気性を抑えたスポーツウェア

サウナスーツとは、密封性のある素材を使用して作られたウェアのことです。高い保湿性があるので運動中に利用することで、サウナに入った時のようにたくさん汗をかくことができます。また、通気性を抑えているため、体から出た熱を外に逃がしにくいように作られています。その特徴から、サウナスーツをスポーツやダイエットだけでなく、防寒や防風対策に着用する方もいらっしゃるようです。
サウナスーツの種類
ネットショップやスポーツ専門店に行くと、様々なサウナスーツが販売されています。機能性を重視したものだと、サウナスーツに万歩計やイヤホンなどを取り付けることができます。また、夜間の運動やランニングを想定して、反射素材が取り付けられたサウナスーツもあります。
デザイン性を重視したものには、サウナスーツであることがわかりにくいように、ポリエステルとコットンを素材として使ったものがあります。その他にも、有名なボクシングジムのサウナスーツや、お風呂で湯船に浸かって使用するサウナスーツなど、多くの種類が存在します。ネットで購入するだけで無く、実際にお店に足を運び、自分の目的に合ったサウナスーツを探すのも楽しいかもしれません。
サウナスーツの効果
サウナスーツを着るとどうなるのか

サウナスーツは、通常のウェアよりも通気性が抑えられています。そのため、熱がこもることで体温が上昇し、発汗作用を促します。日常生活で汗をあまりかかない方にサウナスーツの愛用者が多いのは、このような特徴があるからなのかもしれません。
一時的な減量には効果あり?

体内の水分量が減れば、体重は減ります。サウナスーツを着たボクサーが、厳しいトレーニングに励んでいる映像をご覧になったことがあるかもしれません。あれは、計量などの厳しい制約をクリアするために、サウナスーツを着て汗をかくことで水分量を減らし、一時的に体重を減らすことを目的としています。サウナスーツを着ると痩せる!というイメージはそこから来ているのかもしれません。
減量=ダイエットではない

サウナスーツによる減量の効果はあくまで一時的なものです。汗で失われた水分を補給すれば、元の体重に戻ってしまいます。減量とダイエットは同じものではありません。サウナスーツを着てランニングしてもダイエットに効果がないと言われるのは、減量とダイエットを混同しているからなのかもしれません。
サウナスーツでランニングしても大丈夫?

結論から言いますと、ただサウナスーツを着てランニングするだけで、ダイエット効果があるわけではありません。また、サウナスーツは使い方を間違えると体調を崩す事にもなります。これからご紹介するいくつかのポイントを抑えれば、効果的にサウナスーツでランニングすることができるでしょう。
サウナスーツとデトックス効果
ダイエットにはサウナスーツによるデトックス効果を狙う

繰り返しになりますが、汗をかくことで痩せるわけではありません。人間にはデトックス作用により、老廃物を排出する機能が備わっています。汗をかいて体の中に溜まった老廃物を排出することで、代謝量が上がり痩せやすい体質になります。サウナスーツを着てランニングする際には、発汗作用自体ではなくデトックス効果に意識を向けましょう。
老廃物を出せる体質にするには基礎代謝量を上げる

ランニングの際にデトックス効果を上げるには、サウナスーツを着ることだけでは十分ではありません。まずは老廃物を出せる体質を作ってあげることが重要です。基礎代謝量が低いと、老廃物が排出されにくくなり、痩せにくくなってしまいます。筋トレをすることで基礎代謝量が上がり、何も考えずにサウナスーツを着てランニングするよりも、デトックス効果をうまく引き出すことができるでしょう。
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サウナスーツでランニングする際の注意点
脱水症状や熱中症に注意

サウナスーツを着てランニングをすると大量の汗をかきます。水分補給を怠ると脱水症状になる恐れがあります。ランニングの際は、こまめに水分補給をすることを意識しましょう。また、サウナスーツは着用することで体温が上昇します。炎天下でのサウナスーツの着用は急激な体温上昇により、熱中症になる恐れがあるので避けましょう。
長時間サウナスーツを着用することは危険

ランニングの時だけでなく、普段の生活にもサウナスーツを導入すれば効率的に痩せられると、お考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、サウナスーツを常時着用するような生活は避けたほうがいいです。体が常に汗をかいた状態になるため、体温調節の機能が働かなくなり体調を崩してしまいます。
サウナスーツは清潔に

汗をかいたサウナスーツは毎回手洗いをして、水気をきって陰干しにします。汚れや臭いがひどいときは中性洗剤を使います。汚れたままのサウナスーツを着ると、皮膚が炎症を起こすこともあるので、注意が必要です。汚れたサウナスーツが目に入ることで、ランニングする気が起きなくなるかもしれません。清潔を心がけることは大切です。
サウナスーツで効果的にランニングする方法
脂肪燃焼には水分補給

ランニングの際に水分補給を怠ると、血液中の水分が減り、酸素や老廃物が運搬されにくくなります。また、脂肪燃焼には体内の糖質がエネルギーとして使われます。その糖質を働かせるには水分が必要です。水分補給をすることで、脱水症状や熱中症の予防だけでなく、脂肪燃焼を助けることができるのです。ランニング中の水分補給はもちろんのこと、ランニング前後にも水分を取ると効果的です。
脂肪を燃焼させる有酸素運動

有酸素運動とは読んで字のごとく、酸素を取り込むことで、糖質や脂肪を燃焼させる運動です。体脂肪を燃焼させるだけでなく、基礎代謝量の向上やストレス緩和にも効果的です。ランニングをすると、なんとなく気分がスッキリするのはこういったメリットが含まれているからです。サウナスーツの発汗効果と有酸素運動によるストレス緩和を合わせれば、ランニング後の爽快感に期待できそうです。
有酸素運動を意識したランニング

有酸素運動は負荷が弱くて長い間続けられる運動です。深い呼吸で酸素を取り込み、ゆっくりと脂肪を消費します。一方、強度の強い運動は糖質を多く使います。このことから、強度の強いランニングは効率よく脂肪が燃焼しにくいことがわかります。また、サウナスーツを着て激しいランニングをするのは安全性の観点からもおすすめできません。

サウナスーツを着ることによるデトックス効果と、低負荷の有酸素運動を意識したランニングを組み合わせることで、痩せやすい体の仕組みを作っていくことが大切です。
ランニングの前に筋トレをする

サウナスーツを着て有酸素運動をするだけでは、取り入れたエネルギーを消費するのにかなりの時間と労力がかかります。そこで注目したいのが、無酸素運動である筋トレです。筋トレをすることで筋肉量を増やし、基礎代謝力をアップさせます。その結果、ランニングしていない時でも痩せやすい体をつくることができます。

基礎代謝量が上がれば、サウナスーツを着た時にかく汗の量も増え、デトックス効果も期待できます。サウナスーツを着て効率よく痩せるために、ランニングの前には筋トレを行いましょう。
無理のないペースで計画的に

長時間の激しいランニングにサウナスーツを着ても、体に負担がかかるだけで逆効果です。サウナスーツでランニングをする時は、自分にとって無理のない低負荷で続けられるペースを見つけましょう。一般的には、有酸素運動は20分から有効と言われていますが、1回の時間を意識するよりも、毎日継続する事が大切です。3日以上中断すると、運動やランニングの効果が無くなると言われています。
ポイント整理
サウナスーツで効果的にランニングする方法
- ランニング中だけでなく、ランニング前後にも水分補給をする。
- 有酸素運動を意識したランニングを心がける。
- 基礎代謝量を上げるため、ランニング前に筋トレをする。
- 時間と最適なランニングペースを決めて毎日継続する。
サウナスーツのデトックス効果を最大限に引き出すためには、サウナスーツを着用する体の方をデトックス効果に合わせて、鍛えて上げる必要があるということがわかります。
まとめ:サウナスーツでランニングしても大丈夫?

サウナスーツを着てランニングする時に最も重要なことは、事前の準備を怠らないことです。ランニングの前に筋トレをすることも水分補給をすることも、すべては脂肪燃焼に繋がっています。少しの手間をかけてあげることが、サウナスーツの効果を最大限に引き出し、結果的にダイエットへの最短距離になることでしょう。
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