目次
チョコレートダイエットとは?
大前提は高カカオチョコレート
チョコレートとダイエットは、無縁のもののように思えます。それは、あの甘くておいしいチョコレートを思い浮かべるからでしょう。普通のチョコレートには砂糖や植物性油脂がたくさん含まれているので、ダイエットには効果がありません。チョコレートダイエットで言うチョコレートとは「高カカオチョコレート」のことです。

高カカオチョコレートとは、カカオが70%以上含まれるものを指します。しかし、「高カカオ」の定義ははっきり決まっていないそうなので、メーカーさんによってはカカオが70%以上含まれてなくても「高カカオ」と表示していることがあるようです。購入するときは、表示を確かめたほうがいいでしょう。
置き換えダイエットではない

チョコレートダイエットは、「○○だけ食べる」という置き換えダイエットではありません。通常の食生活にチョコレートをプラスして、ダイエットに効果を発揮してしてもらうというものです。そのうえ、チョコレートはダイエットだけでなく、健康や美容にも意外な効果をもたらしてくれるようです。
なぜチョコレートはダイエットに効果があるの?
ポイントはカカオポリフェノール
チョコレートの原料となるカカオ豆にはカカオポリフェノールという成分が含まれています。このカカオポリフェノールがダイエットの強い味方となるのです。では、カカオポリフェノールは、どんな効果でダイエットに味方するのでしょう。
ストレスホルモンの分泌を抑え、ストレスを解消する

カカオポリフェノールにはストレスによって増えてしまったストレスホルモンの分泌を抑える効果があります。体や心がストレスを感じると、副腎皮質ホルモンが分泌されます。そのホルモンが分泌、分解する過程で発生する活性酵素を、カカオポリフェノールが分解するのです。この効果で、ダイエットにつきもののストレスが軽減されるかもしれません。
満腹中枢を刺激して食欲を抑える

カカオポリフェノールは体内に吸収されると、レプチンというホルモンを生み出します。このレプチンが脳で満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを防いでくれる効果があります。チョコレートを食前や食後に食べることで、この効果が実感できそうです。
血流をよくして、新陳代謝を促す

カカオポリフェノールには甲状腺ホルモンを分泌させる作用があります。甲状腺ホルモンの分泌により、全身の血流が上昇し、新陳代謝が促されます。新陳代謝は年齢とともに低下し、太りやすくなると聞くので、代謝が上がれば、ダイエットに向けて体を整えることができるでしょう。運動不足や冷え性などで代謝が落ちている人にも効果を発揮しそうです。
健康や美容にもいいってどういうこと?

カカオは外国では薬の代わりになるくらい、バランスのよい栄養素にめぐまれている食品だそうです。カカオに含まれる食物繊維とカカオポリフェノールの働きのなかには、健康や美容にいいと言われるものがあります。チョコレートはバランス栄養食なのです。
女性にうれしいアンチエイジング

カカオポリフェノールの抗酸化作用は、体のサビ「活性酵素」を退治してくれます。活性酵素はシミやしわなど肌の老化の原因のひとつであると言われています。また、紫外線を浴びると活性酵素が増えて肌へダメージを与えます。このダメージもカカオポリフェノールの抗酸化作用で修復できると言われています。
女性に多い便秘を改善

カカオに含まれている豊富な食物繊維は不溶性のものなので、小腸で吸収されず、大腸までそのまま届きます。そのことにより、便のかさを増し、便の排出を促すのです。便秘になると、肌荒れ、くすみなどの肌トラブルが起きやすくなります。便秘に悩む女性は多いですが、チョコレートで改善できるかもしれません。
動脈硬化の抑制
動脈硬化は活性酵素によるコレステロールの酸化が原因です。カカオポリフェノールの強い抗酸化力で酸化を抑え、動脈硬化の抑制につながると言われています。
血圧の低下
血圧の上昇は血管が詰まり、細くなることが原因です。カカオポリフェノールの血管を広げる作用で、血圧が低下したという報告があるそうです。
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チョコレートダイエットにおすすめのチョコレートは?
チョコレートダイエットでは、高カカオチョコレートを食べないと意味がありません。
高カカオチョコレートとはどんな特徴があるのかを調べて、おすすめのチョコレートを紹介します。
カカオの量が多いと苦い
一般的に、含まれるカカオの量が増えると、苦味も増します。普通のチョコレートは好きでも、高カカオチョコレートは食べられないという人がいるのも、この理由からでしょう。普通のチョコレートに含まれるカカオの量は平均35~40%ということからも納得です。
明治「チョコレート効果72%」がおすすめ
各メーカーさんから様々な高カカオチョコレートが発売されているので、自分の口に合うチョコレートを探しましょう。中でも、明治「チョコレート効果72%」は人気があります。高カカオは苦い、ということですが、明治「チョコレート効果72%」の人気の理由のひとつには、苦味のなかに甘さがあり食べやすい、ということが挙げられています。
「チョコレート効果」シリーズにはカカオ86%や95%のものもありますが、特に初めての人はカカオ72%が食べやすくておすすめでしょう。「チョコレート効果」シリーズの中でも、「素焼きクラッシュアーモンド」や「荒くだきカカオ」など、アレンジバージョンが出ているのはカカオ72%だけです。シンプルなものに飽きたら、こちらも試してみる価値アリですね。
ポリフェノールの量を比べてみると?
チョコレートダイエットの効果を左右するのは、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールの量です。では、カカオ72%よりもカカオポリフェノールの量が多いカカオ86%や95%のチョコレートのほうがいいのではないかと思うでしょう。しかし、カカオの量が増えると、カロリーも上がります。

例えば、カカオポリフェノールが、カカオ72%は1枚あたり127mgに対して、カカオ86%は147mgです。カロリーは、カカオ72%は1枚あたり28kcalに対してカカオ86%は29kcalです。ダイエットにおいては、カロリーも気になるところなので、カカオ72%というのはバランスのよい数字かもしれません。
高カカオチョコレート市場NO1の実績

明治「チョコレート効果」は高カカオチョコレート市場で売上NO1(2014年7月~2017年6月ブランド別販売金額)の実績をもっています。1998年に発売してからずっと、ロングセラーでもあります。その中でも、クチコミ情報ではカカオ72%が一番人気のようです。
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チョコレートダイエットの方法
チョコレートがダイエットに効果があることは分かりましたが、食生活にどのように取り入れれば、効果的なのでしょうか。
一日の摂取量の目安は25gがベスト
25gとは、板チョコ2分の1程度です。おすすめした明治「チョコレート効果72%」は1枚5gなので、5枚ということになります。(粒タイプなどもあるので量は都度、ご確認ください)
基本的には食前か食後に食べましょう
食前に食べると、食欲を抑えるのに効果的です。食事までに10分以上あけるほうが効果があるそうです。食後に口淋しいときに食べると、満腹中枢を刺激するのでいいかもしれせんね。もちろん、間食がしたくなったときに、食べても構いません。
こまめに分けて食べましょう
カカオポリフェノールは体内にとどめておくことができません。一度にたくさん摂取しても、排出されてしまいます。ですから、一日の目安量を一度に食べてしまうのではなく、効果的なタイミングでこまめに分けて食べたほうがいいでしょう。

最初に言ったように、チョコレートダイエットは置き換えダイエットではありません。食事前に高カカオチョコレートを食べるからといって、食事を減らしたり、抜いたりしてはいけません。一日三食バランスのいい食事を摂るように心がけましょう。そうすることが、カカオのもつ美容や健康面へのメリットも最大限に生かすことにつながるでしょう。
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まとめ:チョコレートの効果について

調べていくと、チョコレートはダイエットや美容、健康にも効果があるバランス栄養食だということが分かってきました。もちろん、「カカオ72%」は高カカオの「70%以上」という条件を満たしているので、ダイエットや美容に効果的です。高カカオチョコレートのカカオポリフェノールや食物繊維が生み出す効果を最大限に生かしながら、心もカラダも健康になるダイエットを目指しましょう。
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