目次
酢しょうがってどんなもの?
酢しょうがの基本的な材料は、お酢、生姜、はちみつです。テレビで紹介されたのがきっかけで万能調味料として人気になりました。調味料としても人気な酢しょうがですが、元々お酢も生姜もそれぞれ健康面でも効果が得られる食品のため、酢しょうがはダイエット以外にも健康的な身体作りに役立つうれしい効果がたくさんあります。
酢しょうがはレンジで加熱すると効果が変わる?

知らない人も多いのですが、実は生姜は生のままだと体を冷やしてしまう効果があります。生のしょうがにはジンゲロールという成分が含まれており、これがダイエット効果があると言われていますがこのジンゲロールには解熱作用があり体を冷やしてしまいます。しょうがといえば体を温めるのに効果的なものというイメージが強いので意外ですね。
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しょうがで体が温まるのは嘘?

上記で紹介した通り、生のしょうがを食べると解熱作用により体が冷えてしまいます。ですが、生のしょうがに含まれるジンゲロールは加熱すると、半分がショウガオールという成分に変化します。このショウガオールには体を温める効果があるので、ダイエット目的の場合は生のしょうが、体を温めたい場合にはレンジなどで加熱したしょうがを使うとより効果が得られます。
酢しょうがの効果

酢生姜の代表的な効果としては、冷え性改善と美肌効果などが挙げられます。その他にも健康面で効果があり、最近話題に上がることも多くなってきた生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
血圧改善や中性脂肪の抑制にも酢しょうがが効果を発揮してくれるようなので、ダイエット目的以外でも健康面が気になる方にもおすすめです。他にも便秘改善にも効果があるので、酢しょうがは女性にとって強い味方ですね。ここからは、それぞれの効果について解説していきます。
1、冷え性改善

酢しょうがの効果には冷え性の改善がありますが、この場合は上記でも説明した通りレンジなどで加熱したしょうがを使って酢しょうがを作ると効果があります。ショウガオールの温め作用のほかにも、酢には血液をサラサラにする効果があり、詰まった血管を流す作用があるので血のめぐりが良くなり末端まで温まりやすくなります。
冷え性の人や冬などの寒い時期には、しょうがを電子レンジなどで加熱して手軽にショウガオールを食事に取り入れ温活してみてはいかがでしょうか。
2、ダイエット効果

酢しょうがをダイエット目的で食べる場合は、紹介した通り生のしょうがで作った酢しょうがを使うのがベストです。酢しょうがを食べると、血行が良くなり体の余分な水分が抜けるのでむくみがなくなります。自律神経を整える作用もあるため、ダイエット中のストレスを軽減してくれるのでおすすめです。その他にも酢しょうがの効果で新陳代謝があがり、脂肪が燃焼しやすい身体作りができます。
3、美肌効果

美肌効果は、酢しょうがの材料である酢が大活躍してくれます。シミやしわ、たるみなどに効果を発揮してくれるようです。お酢に含まれるアミノ酸はコラーゲンのもとになる成分で肌のハリが出るためたるみなどの予防には最適です。

シミやそばかすの原因となるメラニン色素を抑制してくれるシスチンという成分も含まれているため、夏などの紫外線が強い時期には大活躍しそうですね。その他にも、酢しょうがに含まれているクエン酸はには活性化酵素を除去してくれる作用があるため、肌の老化を防ぐ効果があります。これだけたくさんの美肌効果があるのは女性にとってとてもうれしいですね。
4、生活習慣病予防

しょうが酢に含まれているお酢の効果で、血管が拡張されスムーズに血液が流れるため血圧改善につながる効果があります。しょうがに含まれているジンゲロールには、活性酸素を排除する効果があるのでがん予防にもなります。

その他にも、酢しょうがは免疫力を高めてくれたり、コレステロール値を下げてくれる効能があったり、中性脂肪を抑制し血管の老化を防ぐこともできます。健康面でもこれだけ効果のある酢しょうがに適度な運動などをプラスすれば、生活習慣病の予防もばっちりですね。
5、便秘改善

腸内環境が悪いと体の不調や、肌トラブルも出やすくなってしまいます。酢しょうがを食べると血行が良くなり、腸の働きが活発になります。しょうがの辛み成分が腸を刺激することで排便を促し便秘が解消されます。その他にも、殺菌効果で悪玉菌を減らし、腸内環境を整えてくれるため、体の中からキレイになれますね。
酢しょうがのその他の効果効能
酢しょうがの5つの効果効能を詳しく紹介しましたが、実はこの他にもうれしい効果がまだまだあります。仕事や日々の家事などで疲れた場合でも酢しょうがで疲労回復や、アンチエイジングの効果もあるので毎日の食事に取り込むことで疲れにくくなったり、化粧ノリが良くなるなどうれしい効果がたくさんあります。

他にも風邪の緩和や免疫力向上なども見込めるため風邪の引き始めや疲れがたまっている時などは特におすすめです。酢しょうが自体が苦手でも料理をするさいの調味料としても使えますので、風邪などが流行る時期には酢しょうがを使った料理で子供たちの風邪予防もできると思います。
便秘解消や美肌効果をこれ一つで
酢しょうがは健康にも美容にもぴったりですね。普段忙しくて時間がないという人は、酵素サプリを使った栄養補給も効果的です。水でサラッと飲むだけなのでお手軽に摂取することができるので、時間がない人でも飲みやすいと人気です!
簡単!酢しょうがの作り方
健康にも、ダイエットや美肌にも効果のある酢しょうがですが、びっくりするほど簡単に作れてしまいます。ここからは酢しょうがの作り方や保存期間、おすすめの食べ方などを紹介していきます。
まず酢しょうがの作り方の前に、用意するものは保存用の容器。ビンやタッパーなどの煮沸消毒できるものがおすすめです。煮沸消毒をした後はキッチンペーパーなどできちんと水分をふき取ってください。煮沸消毒できない容器の場合は、アルコール消毒や容器の上から熱湯をかけての消毒でもOKです。
ポイント
やけどには注意して消毒をしてください
酢しょうがの材料 | |
---|---|
お酢 | 100cc |
生姜 | 100g |
はちみつ | 20g |
- お酢は、穀物酢や米酢、黒酢など自分の好みのものでOKです
- りんご酢など少し甘めのものを使うとマイルドな仕上がりになるので、酸っぱいのが苦手な人やお子さんがいる家庭ではおすすめです。
- 生姜は皮ごと使うので、できれば国産の無農薬のものの方が安心ですね。
1、生姜を切る
生姜をきれいに水洗いし、キッチンペーパーなどで水気を取り、皮ごと食べやすい大きさに切ります。切り方はスライス、みじん切り、千切りなどお好きな切り方で大丈夫です。フードプロセッサーがある人はフードプロセッサーでみじん切りでもOKです。作り方を紹介した後に紹介しますが、酢しょうがはドレッシングなどにも使えるため、料理や紅茶などに入れたい場合はみじん切りがおすすめです。
2、保存容器に入れる
最初に消毒しておいた保存容器に、切った生姜、お酢、はちみつをすべて入れてスプーンなどでよくかき混ぜてください。
3、一晩待つ
材料がすべて混ざったら、保存容器のふたを閉め冷蔵庫で一晩寝かせて完成です。一晩寝かせるとお酢としょうがが馴染んでまろやかになるので、必ず一晩待ってから食べてください。
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酢しょうがは1日にどのくらい食べても大丈夫?

いくら体にいいといっても、食べ過ぎは厳禁です。酢しょうがは1日大さじ1杯までで毎日続けることが大切です。そうなってくると、保存期間などが気になると思いますが、酢しょうがは最初に切った生姜の切り方によって保存期間が変わります。
切り方ごとの酢しょうがの保存期間 | |
---|---|
スライス | 2週間~3週間 |
みじん切り | 1週間弱 |
千切り | 1週間弱 |
なぜ、切り方ひとつでこんなにも保存期間が違うかというと、みじん切りや千切りの場合水分が出やすくなり水分や細菌で腐敗が進みやすくなるからです。なので、すぐには食べきれないという場合には冷凍保存がおすすめです!

みじん切りで作った酢しょうがを1回で使える量を製氷皿にいれて冷凍すると使いたいときにその分だけ使えるので便利です。冷凍保存することによって1週間弱しか持たなかった酢しょうがも2か月は保存可能になります。
レンジや鍋で加熱してぽかぽかに

しょうがは加熱して食べることでことで、体を温める効果があります。冷凍保存した場合は解凍のついでに電子レンジで加熱すると楽ちんです。例えば、温野菜のサラダなどを食べるときに電子レンジで加熱した酢しょうがとお醤油を混ぜれば即席でしかも体の温まる和風ドレッシングが簡単にできます。

手羽もとの甘辛煮などに酢しょうがをプラスして煮込むと、身体を温める効果だけでなくお肉も柔らかくなるので一石二鳥です。その他にも最初からしょうがをレンジで加熱した状態で酢しょうがを作る方法もあるので紹介します。
- 作り方は基本の酢しょうがの作り方と同じです
- みじん切りやスライス千切りなどお好みの切り方をした後に耐熱容器に入れレンジで加熱する。
- 600Wのレンジで4分ほど加熱してください。
- レンジで加熱した後は基本の作り方と同じように、はちみつとお酢加熱した生姜を保存容器にいれ混ぜる。
- 一晩冷蔵庫で寝かせて完成です。
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酢しょうがまとめ

酢しょうがの効果効能や作り方などいろいろ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?風邪予防やアンチエイジング、ダイエットなどにも効果のある酢しょうがを食べて健康できれいな身体作りを目指しましょう。
- 生姜を加熱するのとしないのでは効果が違う。
- 冷え性など温め効果がほしい場合はレンジなどで加熱をする。
- ダイエットのどの目的で酢しょうがを食べる場合は生のしょうがを使う。
- 1日の目安は大さじ1杯まで。
- 保存期限を守る。
- 食べきれないと思う場合は早めに冷凍保存をする。
酢しょうがにははちみつが入っているので1歳未満のお子さんがいる家庭では調味料などとして使う場合はお子さんが食べてしまわないように注意してください。簡単に作れる酢しょうがをこの機会に試してみてはいかがでしょうか?
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