ビタミンB群のダイエット効果3つ
私達の活動エネルギーは、日々食事から摂っているたんばく質・糖質・脂質の三大栄養素と、そして活動のためのエネルギーをうまく働かせるためのビタミンやミネラルです。特に、代謝機能や内分泌機能に欠かせないホルモンなどの機能に重要な役割をする栄養素がビタミンです。このうち、ダイエットに特に関係が深い糖代謝や脂肪燃焼、たんぱく質代謝に機能するのがビタミンB群です。
ビタミンB群は水溶性ビタミンで、ビタミンBl、 B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンなどがあります。活動エネルギーとして大事なのが、糖代謝に関係するビタミンB1、脂肪燃焼に関係するビタミンB2、たんぱく質代謝に関係するビタミンB6、そして造血作用や貧血予防に関係するビタミンB12です。この4つが揃って正しくエネルギー変換が行われます。
脂肪燃焼効果
活動エネルギーを生みだす脂肪燃焼に使われるのがビタミンB2です。脂質を摂る量が多い人ほど脂肪燃焼を進めるためにたくさん必要です 。脂質を多く摂る人はどんどん脂肪燃焼をするよう欠かさず摂取しないと脂肪が貯まります。またビタミンB2は生活習慣病を予防するのに欠かせない栄養素で、皮膚や粘膜の保護を行い、不足すると目の充血、肌荒れ、脂漏性湿疹、口内・口角炎などを起こします。
ビタミンB2は水溶性なので過剰摂取の心配はありません。尿と一緒に排泄されます。相当な量を摂った場合、まれにかゆみやしびれ、嘔吐などの症状が出る人もいます。脂肪をたくさん摂る人はビタミンB群が十分に摂れていないと脂肪燃焼ができません。脂肪燃焼が出来ない結果、身体の中に体脂肪として貯めこみやすくなります。積極的にビタミンB2を食材で補って脂肪燃焼しましょう。
ビタミンB2の多く踏まれる食材は、豚レバー・鶏レバー・牛レバー・うなぎ・牛乳などです。レバーは生食だと危険なこともあるので必ず加熱して食べましょう。
糖質の代謝アップ効果
ご飯やパンなど主食、砂糖やいもなどの糖質が分解され、身体の活動エネルギーとなる糖代謝で必要なのがビタミンB1です。ビタミンB1が不足すると、適切に活動エネルギーに変換できず、乳酸などの疲労物質が貯まり、疲れやすくなります。また糖質は脳機能を正常に働かせる唯一のエネルギーです。不足すると思考や精神が不安定になり集中力が失われたりするなどの症状が現れます。
肝臓や腎臓の機能も低下し、胃腸障害等の原因にもなります。余分に摂取したビタミンB1は水溶性のために尿と一緒に排出されるので過剰摂取による副作用はありません。ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉・うなぎ・たらこ・ナッツ類 です。高カロリーで高脂肪の食材が多いので食べ過ぎには要注意です。なお、ビタミンB1は熱で活性を失うので、出来るだけ加熱の短い調理法で食べましょう。
体の成長を促進

細胞や皮膚、粘膜その他身体を作るタンパク質の補酵素がビタミンB2です。成長促進にも欠かせないため、発育ビタミンとも呼ばれます。運動する人はビタミンB2を積極的に摂り、脂肪燃焼をどんどん進め、素早く活動エネルギーに換え、また疲労の回復にも努めたいものです。また、動脈硬化症や老化の原因となる有害物質の過酸化脂質が体内でできるのを防ぐのもビタミンB2です。
たんぱく質代謝にはビタミンB6
摂取したタンパク質からアミノ酸の再合成に必要な栄養素がビタミンB6です。たんぱく質を多く摂る人ほどビタミンB6が必要です。ビタミンB6は、皮膚・髪・歯の成長促進、免疫機能の維持に重要です。不足すると、皮膚の炎症やアレルギー症状が出やすくなり、女性特有のホルモンバランスの崩れにも関係します。ビタミンB6を多く含む食品は、かつお・まぐろ・牛レバー・さんま・バナナです。
貧血予防にはビタミンB12
ビタミンB12は葉酸とともに赤血球が正常に分化するのを補助します。不足すると造血がうまくいかず、赤血球の大きさや数に不具合が生じ貧血になります。不足しないよう日々食事から適切にビタミンB12を補いましょう。ビタミンB12を多く含む食品は、牛レバー・鶏レバー・牡蠣・さんま・あさり・にしん等です。レバーの生食には注意が必要です。
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ビタミンB群が摂れるレシピ
おすすめのビタミンB群脂肪燃焼レシピ

ビタミンB群は水溶性なので身体に蓄えられません。日々食事からコンスタントに摂り脂肪燃焼をすすめましょう。しかし、ビタミンBの豊富な食材は摂取カロリーが高い物も多いです。脂肪燃焼がすぐ必要な高脂肪高カロリーの食材の摂り過ぎには注意しましょう。ビタミンB群が摂れる毎日のおかずに良い脂肪燃焼レシピをご紹介します。調味料に糖質が多いものもあるため、適当に加減しましょう。
ビタミンB群脂肪燃焼レシピ①レンジで作るピリ辛みそ焼豚
材料(作りやすい分量) | |
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豚肩ロース | 400~500グラム |
Aみそ | 大さじ3 |
Aお酒 | 大さじ2 |
A砂糖 | 大さじ2 |
A醤油 | 小さじ1 |
Aごま油 | 小さじ1 |
A豆板醤 | 小さじ1/2~ |
Aにんにくチューブ | 3cm |
- 豚肉は大きければ2つに切る。
- Aみそ 大さじ3、お酒 大さじ2、砂糖 大さじ2、醤油 小さじ1、ごま油 小さじ1、豆板醤 小さじ1/2~、にんにくチューブ 3cmを耐熱ボールに全部入れ混ぜたら豚肉を加えしっかり絡める。
- ラップをふわりとかけて600Wのレンジで8分加熱、取り出してひっくり返っしたらラップをせず再度4分加熱する。
- ひっくり返しタレを全体に絡めたらラップをかけて10分~放置したら完成。
ビタミンB群脂肪燃焼レシピ②低温調理絶品鶏レバー
材料(3人分) | |
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鶏レバー | 100g |
牛乳 | 適量 |
ごま油 | 小さじ2 |
- 鶏レバーは血や筋があれば除き、食べやすい大きさに切る。
- ボウルに入れ、ひたひたの牛乳を入れて10分置く。
- 水で洗い、ペーパーなどで水気を切る。
- ジップ付き袋に入れて、ごま油も入れる。
- 空気を抜き袋ごと、65度の湯に50分浸ける。
- 皿に盛り、塩、しょうがを添えてどうぞ。
ビタミンB群脂肪燃焼レシピ③塩いわしのオイル煮
材料(3人分) | |
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塩いわし | 3尾 |
オリーブ油 | 適量 |
ローレル | 2枚 |
クローブ(無くてもOK) | 3粒 |
にんにく | 1片 |
- 塩イワシの頭を落とし、鍋やフライパンに入れる。2cmくらいの深さになるようにオリーブ油を入れる。ローレル、クローブ、にんにくを入れる。
- 弱火で7,8分煮たらひっくり返し、さらに7,8分煮ると完成。
ビタミンB群脂肪燃焼レシピ④牡蠣の西京みそ焼き
材料(2人分) | |
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牡蠣 | 8~10個 |
ほうれん草 | 2わ |
白ワイン | 大さじ2 |
アーモンド | 少々 |
塩 | 少々 |
こしょう | 少々 |
A 西京味噌 | 大さじ3 |
A マヨネーズ | 大さじ3 |
A 生クリーム | 大さじ1 |
A レモン汁 | 小さじ2 |
- Aをボールに混ぜ合わせ、ソースを作る。ほうれん草は約5cm幅にカットする。
- 温めたフライパンにサラダ油(分量外:少々)をひき、ほうれん草を入れる。しんなりしてきたら、塩、こしょうで味付けをし、別皿に移し、粗熱を取る。
- 1のフライパンをきれいにし、再度、フライパンを温める。
- 牡蠣、白ワインを加えたら、ふたをし、軽く蒸し焼きにする。
- ココット皿にほうれん草を入れ、2のせ、Aをかける。
- 温めたオーブンで焼き目が付く直前まで焼きあげる。
- アーモンドをちらし、しっかりと焦げ目が付くまで焼き上げる。
ビタミンB群が摂れるサプリ
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ビタミンB群がおすすめな人
脂っこい食事や炭水化物が好きな人、肌荒れが気になる人には、ビタミンB群は欠かせません。脂っこい食事の好きな人には、脂肪燃焼をすすめるビタミンB2、炭水化物の好きな人には、糖代謝を勧めてくれるビタミンB1、肌荒れの気になる人にはビタミンB2やB6、そしてダイエットのサポートをするビタミンB群を積極的に摂り、糖代謝をすすめ、脂肪燃焼し、体脂肪をどんどん減らしましょう。
ビタミンB群の脂肪燃焼効果を高めるコツ
毎日摂取する
ビタミンB群は水溶性なので、必要分以外は尿から排出されます。そのためビタミンB群は食事から毎日摂取することが必要です。糖質や脂肪をたくさん摂る人にはビタミンB群を欠かさないことが必要です。足りないと糖代謝や脂肪燃焼が適切に行われないことがあり、摂り過ぎた脂肪が身体に貯まり体脂肪となります。ダイエット効果を高める脂肪燃焼を進めるためにビタミンB群を毎日摂りましょう。
運動をする
ビタミンB6はたんぱく質代謝の際に補酵素となり重要な役割をします。たんぱく質をたくさん摂る人は毎日欠かさず積極的に食事から摂りましょう。運動する人は活動エネルギーが不足することないよう、ビタミンB2を積極的に摂り、食事で摂った脂肪や身体に蓄えた脂肪の代謝を進め、どんどん脂肪燃焼して、素早く活動エネルギーに変えましょう。脂肪燃焼が進むほど、ダイエットが進みます。
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ビタミンB群の脂肪燃焼効果まとめ
ビタミンB群を適切に摂取すると脂肪燃焼がすすみ、身体に蓄えた体脂肪も脂肪燃焼するので痩せやすくなります。ビタミンB群を食事から適切に摂取して運動を行うと、摂取した脂肪と体脂肪を脂肪燃焼し素早く活動のエネルギーに換えるので、どんどん脂肪が減少します。よりダイエット効果を高めてくれるビタミンB群の力で積極的に脂肪燃焼しましょう。
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