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野菜ジュースを夜寝る前に飲むとダイエット効果はあるの?
寝る前に野菜ジュースを飲むと、野菜の力で寝ている間に健康になるとかダイエットができるという説があり、気になる人もいるようです。ですが、寝る前に水やお茶以外のものを飲んでよいというのはダイエットの常識とは正反対で、信じがたい人も多いのではないでしょうか。今回は、野菜ジュースを寝る前に飲むとダイエットに効果があるのか、どのような飲み方が効果的かを調査しました。
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結論:寝る前に野菜ジュースを飲むと太る
寝る前に野菜ジュースを飲むとダイエットできるのか、という疑問に対する答えは、ノーです。実際には、寝る前に野菜ジュースを飲むと逆に太ってしまいます!また、野菜ジュースをダイエットに効果的に活かす方法や、そのために飲むべきタイミングがありますので後半でご紹介します。
野菜には糖が入っている
野菜ジュースは、砂糖が入っているわけではなく、純粋に野菜のみのものであっても、野菜に含まれている糖分や塩分で太ってしまう事があります。野菜100%でも、美味しい味にしたり飲みやすくしたりするために味付けがなされているわけではなくても、果糖で太るのです。
寝る前の飲食自体が悪影響
食事は、最低でも寝る1時間半前までには終わらせなけらばならないといわれています。それは、腸内での消化吸収が遅れてしまう事に原因があります。寝る前に食べ物を口にすると、腸内で消化作業をするのが就寝中になります。その前に消化が終わるようにするには、寝る1時間半前までには食事を済ませることが必要です。
老廃物が蓄積する
さらには、就寝中、日中に消化された食べ物の老廃物や筋肉疲労により蓄積した疲労物質などが排出されますが、この作業には大量のエネルギーが必要です。実際、体の大部分のエネルギーが使われ、起床時にはそのエネルギーは5%しか残っていないのだそうです。そのため、エネルギー補給の意味でも朝食は重要です。朝食をしっかりとることで、代謝も促進されます。
ですが、もし、睡眠不足になったり、寝る前の飲食で消化にエネルギーが使われてしまったりして就寝中にしっかりと疲労回復ができないと、当然、翌朝はスッキリしません。たとえば、腰痛や肩こり、ストレスが朝からあるというのは、疲労回復が順調でないせいです。
これらの体内での疲労回復作業は、自律神経の働きによって副交感神経が優位になるためで、自分でコントロールできるものではなく、夜寝ているとい以外の時間帯にできるものでもありません。
したがって、ダイエットのためには寝る前には飲食は控え、しっかりと老廃物や疲労物質をデトックスすることが必要です。ストレスを解消し、リラックスして睡眠が良質なものになることも、神経機能や代謝のためには、もちろん大切です。
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では、いつ飲めば良いのか?
一番良いのは朝食前に飲むこと

野菜ジュースを飲むタイミングは朝食前がベストです。朝食前の起きたばかりの成人の体内には、エネルギーが5%しか残っていないと言われています。そのため、朝は栄養を吸収しやすく、疲労がとれていれば血行などもよく、代謝がスムーズになっています。また、便秘にも効果的である、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になります。そのため、朝、野菜ジュースを飲むと良いのです。
食事の15分前やおやつ代わりがおすすめ

もっというと、朝食前でも特に、朝食の15分前ごろに飲むのが一番良いとされます。しかも、ゆっくりと飲むのがコツです。こうすることで血糖値の上昇が緩やかになり、朝食での血糖値の急上昇が防げます。食べ物を急いで食べると血糖値が急上昇するのですが、これによってインシュリンが大量に放出されます。
このインシュリンというのは脂肪を蓄積させる作用があるので、大量に出ないようにするためには野菜からゆっくりと摂る必要があるのです。そして、ゆっくりと進めていくことで、満腹感が早くに得られやすく、食べ過ぎも抑えられます。
常温もしくは温めて飲む

ただし、冷たいものを取ると内臓が冷えて、内臓や内臓の筋肉が緊張したり疲労して血行がわるく、内臓機能も低下してしまいます。そのため、野菜ジュースを飲む前に少し温めて飲むのが正解なのです。熱くしてしまうと、野菜の成分が変化し酵素が働かなくなってしまいますので、常温か人肌程度のぬるめがおすすめです。
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ブドウ糖・ショ糖・果糖に注意

たとえ、砂糖不使用・添加物や保存料無添加とうたわれている商品でも、実は気を付けなければならないのがブドウ糖・ショ糖・果糖です。特に果糖は性質上、満腹感を得られない成分だそうなのです。イクラか飲んでも飲んだ気がせず、さらに飲み進めてしまいかねないので注意が必要です。
市販の野菜ジュースで太ってしまう場合、この糖が大きな原因と言えます。たとえ寝る前ではなくても、糖を吸収することには変わりませんが、寝る前は特にカロリー消費が少なくなるので、何を食べても太りやすくなります。
天然素材で手作りが安心
市販のものは避けるべき、ならば自分で手作りするのが一番です。ミキサーは安いものなら1000円台からありますし、自宅にミキサーがない場合はわざわざ買わなくても手作業ですりおろすこともできます。それも煩わしければ、スーパーやドラッグストアでベビーフードコーナーに行けば、赤ちゃん用にすりおろしたものもあるのです。
素材を選んで自分で果汁を絞れば、添加物や加糖しているかなど気にせずに、ダイエットに集中できますよね。オーガニック野菜にしたりとこだわることもできるのです。さらには野菜の栄養価や野菜の味にこだわりたい、美味しい野菜ジュースが飲みたいという人にはぜひこちらがおすすめです。
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野菜ジュースに好ましい野菜は?
好ましい野菜
トマトはダイエットや健康に良いと言われているリコピンが多く含まれており、安価で味も美味しいです。さらに、水分が多くてジュースにしやすく、糖質も少なといわれています。トマトの種類にも、フルーツ系や産地ごとで色々とあり、自分のお気に入りの種類を探していくのもダイエットを楽しむコツでしょう。
これに、自分の好きな野菜を加えてみてください。セロリや、ほうれん草など、生でも美味しく食べられるものはどんどん試してみてください。ミキサーやすりおろし器が苦手だという場合、スープにしてこしたり、レンジで温野菜にしてペースト状につぶしてジュースなどと混ぜるという事もできます。また、野菜の味が苦手な場合は、少しであればはちみつやオリゴ糖を加えてみるという方法もあります。
また、飲むといってももちろん、飲みすぎないようにしましょう。市販の野菜ジュースであれば、1日の野菜摂取量に換算した成分比などが表示されているはずです。果糖のせいで満腹感が生じにくいせいでついつい飲みやすいからとがぶがぶ飲んでしまうと、ダイエットどころか、かえって太ってしまうという事なのです。
好ましくない野菜
野菜ジュースでも、ミカンが入っているものがありますが、美容のためにはかんきつ類のジュースはやめておきましょう。理由は、柑橘に含まれている成分が紫外線に当たるとシミや日焼けの原因になるそうです。これは「光毒性」といわれます。もし飲みたいのであれば、朝食よりは夕食時に飲むのが良いでしょう。
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毎日飲むのが面倒な方はサプリメントがオススメ
野菜を手軽に摂りたい、野菜をダイエット中こそしっかりとってきれいに痩せたい、野菜をタイミングよくしっかり摂りたいという女性にとって強力な味方になるのがサプリメントです。その中でも、健康に良いと人気の青汁で、ケールや大麦若葉の他、イソフラボンやマカ、ビフィズス菌など美容に必要な成分もたっぷりと配合されていて便利なのが「すっきり野菜の青汁酵素」です。
寝る前に野菜ジュースを飲むと太る?ダイエットに効果的な時間帯まとめ
ダイエット中には野菜を補いたいものです。ただ寝る前はやはり太る原因になります。さらには、野菜ジュースといえども、果糖など太る原因になるものや紫外線に弱いものも含まれています。野菜ジュースを飲むならタイミングとしては朝、さらにはかんきつ系以外の糖を抑えた食材で、そして常温以上のものがベストです。できれば、好きな野菜で手作りもしてみましょう。
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