目次
痩せてる人でも下っ腹はポッコリ!?その原因とは?

どうしても目立ってしまうポッコリ下っ腹。ダイエットで他の部分が痩せても下っ腹だけは…という方も多いかもしれません。その原因として挙げられるのが筋力の低下です。お腹周りに皮下脂肪・内臓脂肪が蓄積する一方で、筋肉不足で内臓を支えきれなくなると下っ腹周りがポッコリとしてしまうのです。以下に当てはまる人は注意が必要でしょう。
- 加齢により筋肉が衰えている人
- 1日中同じ姿勢のデスクワークで足腰を使っていない人
- 猫背で腹筋を使っていない人
どのタイプでもお腹周りの筋肉を鍛えれば下っ腹の引き締めがぐんと近づきます。とはいえ闇雲に腹筋をしても効果はイマイチです。果たしてそのコツとは一体何でしょうか。
下っ腹の引き締めにはインナーマッスルを鍛えよ!
筋肉の種類 | 場所 | 役割 |
---|---|---|
インナーマッスル | 体の奥深く | 内臓を支える、姿勢を保つ |
アウターマッスル | 体の表面 | 関節を動かす、重いものを持つ |
下っ腹の引き締めのキーワードはインナーマッスルです。筋肉にはアウターマッスルとインナーマッスルがあり、それぞれ異なる特徴・役割を持ちます。インナーマッスルを鍛えることによって内臓が元の位置に戻り、下っ腹の引き締め効果がアップです。早速その引き締め方を見ていきましょう。
ポイント
下っ腹の引き締め=インナーマッスルの強化。腹筋だけでは下っ腹は引っ込みません!
下っ腹引き締めのエクササイズ① ドローイン
方法 |
---|
①まっすぐに立つか仰向けになります。この時、背筋を伸ばすこと。 |
②そのまま15秒で息を吸って、お腹を膨らませます。 |
③再度15秒で息を吐き、お腹を凹ませます。 |
インナーマッスルを鍛える最もシンプルな方法がドローインと呼ばれる呼吸法です。激しく身体を動かさずに筋力アップできるので、運動が苦手な方にもオススメです。お腹と背中がくっつくように意識して凹ませるのがポイントです。1回3セットで毎日すると効果が出てきます。
夜中にお腹がすいた時に「今すぐ」対処できる方法6選!OKな夜食も
合わせて読みたい「デブ卒」の記事!
下っ腹引き締めのエクササイズ② プランク
方法 |
---|
①肘を肩幅に開き、床につけます。 |
②肩からかかとまで、一直線になるように脚を伸ばします。この時、お腹が落ちないようにしましょう。 |
③そのままの状態で10〜15秒保ちます。 |
インナーマッスルを鍛えるためにオススメなプランクです。多くの筋肉を刺激し、下っ腹の引き締めに効果抜群です。たった数十秒ほどのエクササイズなので、忙しい人でも手軽にできてオススメです。慣れてきたら10秒から20秒、30秒と時間を増やしていきましょう。
下っ腹引き締めのエクササイズ③ ヒップリフト
お尻を鍛えるのに効果的なエクササイズですが、お尻や腰を支えるために腹横筋(インナーマッスルの一種)も鍛えられます。上向きのお尻も同時に手に入れたいという方にオススメです。
方法 |
---|
①仰向けの状態で、膝を45度程度に曲げます。 |
②肩からつま先が一直線になるよう、ゆっくりと腰を持ち上げていきます。 |
③ゆっくりと腰を下ろし、床につく手前で止めます。この動きをゆっくりと繰り返します。 |
余裕のある人は、腰を持ち上げたらそこで5秒ほど静止するとより効果的です。10回1セットとし、2〜3セット行います。
下っ腹引き締めのエクササイズ④ レッグレイズ
ゆっくりとした動きがじわじわと効いてくるエクササイズがレッグレイズです。やり方を間違うと腰を痛めてしまうので、腰の悪い方は注意して行ってください。
方法 |
---|
①仰向けに寝て両脚を揃えます。 |
②その脚をゆっくりと持ち上げ、垂直になるまで伸ばしていきます。 |
③再びゆっくりと脚を下げ、床につくぎりぎりで止めます。 |
15〜20回を1セットとして2〜3セット行います。インナーマッスルと同時にアウターマッスルの強化もできるので、腹筋に憧れるという方にオススメです。
男性向けダイエットのポイントはこれ!ぽっこりお腹を撃退する方法とは?
合わせて読みたい「デブ卒」の記事!
下っ腹引き締めのエクササイズ⑤ 腰回し

骨盤周辺の骨盤底筋を鍛えるのも下っ腹の引き締めに効果的です。歪んだ骨盤を治し、筋力をつけることで内臓を支えます。脚を組んで座ってしまう、片方の足に重心をかけて座ってしまうという方は、このエクササイズで骨盤の歪みを矯正しましょう!
方法 |
---|
①背筋を伸ばして立ち、足は肩幅程度に開きます。 |
②ヒザを軽く曲げ、お腹とお尻に軽く力を入れます。 |
③ゆっくりと右から大きく、腰を10回ほど回します。 |
④右と同様に、左から腰を回します。 |
お尻は一緒に動かさず、腰だけを回すように意識します。全ての動作をゆっくり行うことが重要であると言えます。
猫背の改善で効果アップ!

エクササイズだけではなく、普段の生活でも注意することで下っ腹の引き締め効果はぐんとアップします。その1つが猫背の改善です。猫背の人は下っ腹の筋肉が緩んでいることが多いのです。通勤途中に電車を待っている時、仕事でパソコンに向かっている時など、立ち方・座り方に少し気をつけて猫背を改善しましょう。
下っ腹引き締めに効く立ち方

立つときには顎を引き、背筋をまっすぐに伸ばしましょう。頭のてっぺんから糸で空に引っ張られているような感覚を持つといいでしょう。この時大事なのは下っ腹に力を入れることです。この姿勢が自然とできるようになれば猫背も改善されていきます。
下っ腹引き締めに効く座り方

立つ姿勢と同様、背筋をまっすぐに伸ばし下っ腹に力を入れます。背もたれにはよりかからず、自然な姿勢を保ちましょう。立っている時と同様、慣れるとこの姿勢が一番楽になります。
ポイント
エクササイズに加えて、普段の生活でも姿勢に気をつけることで下っ腹の引き締め効果アップ!
まとめ:下っ腹を引き締めるエクササイズ

今回は皆さんが悩まされている下っ腹のお肉を取り除き、引き締めるエクササイズをご紹介してきました。ここでご紹介したエクササイズを参考に、ぜひ綺麗なお腹を手に入れてください。