食べ方を変える
痩せたいけど食べたいという方のほとんどは、食べる内容は変えたくないという場合が多いでしょう。そこで、食べるものは変えないで、食べ方を変えることでダイエットに効果がある方法を見ていきましょう。
食べる順番を変える
「食べる順番ダイエット」について聞かれたことがあるかもしれません。食事の内容は変えなくても、食べる順番を変えるだけのダイエット方法です。
順番としては、野菜類、汁物、副菜、その後ご飯とメインのおかずというものです。こうすることで、お腹がすいた時にいきなり、ご飯やメインのおかずを食べて、血糖値が急に上昇してしまうことを防げます。
また、炭水化物をたくさん食べ過ぎることもないので、ダイエットに効果的とされています。
よく噛む
時間をかけてゆっくりとよく噛んで食べましょう。そうすると、少ない量で満腹感を感じるようになります。
また、よく噛むことで唾液が多く分泌され、消化も良くなるというメリットもあります。1口食べたら、30回ぐらい噛むと良いとされています。健康とダイエット両方に効果的な方法と言えるでしょう。
本当に空腹になったら食べる
食べることが好きな方は、きっと食事やおやつの時間を生活の中で楽しみな時間にしている方が多いことでしょう。そのため、お腹がたいしてすいていなくても、「美味しそう」とか「食事の時間だから」と食べていませんか?
本当に空腹を感じた時にだけ食べることで、胃腸を休め脂肪も燃焼しやすい体になってきます。ですから、四六時中、何かを食べてしまわないようにするだけで体重に変化が見られるかもしれません。
食べる物を変える
痩せたいけど食べたい時、美味しく味わいながら、痩せられる食べ物に変えてみるのはいかがでしょうか?次のようなものがオススメです。
和食にする
和食は、非常にバランスの良く取れた食事です。
食の欧米化と共に、日本人の肥満傾向は高まってきました。毎日の食事を思い返してみた時、パスタやハンバーグ、ピザなど洋食を食べている割合はどれぐらいでしょうか?どうしても脂肪分の多い食事になりがちです。
その点、和食は野菜がふんだんに使われたものが多く、魚のメニューも多いので、栄養的に非常にバランスが取れ、味もあっさりとしていて健康的にもダイエット的にもオススメです。和食を食べる割合を増やしてみるのはいかがでしょうか?
食事の前に炭酸水を飲む
食事を摂る前に炭酸水を飲むという方法もあります。炭酸水はお腹を膨らませるので、食べ過ぎてしまうことを避けられるかもしれません。
コンビニなどで手軽に買うことができますので、オススメです。ただ、たくさん飲み過ぎると食事が摂れなくなり、栄養バランスが悪くなりますから、適量にしてください。
注意点として、炭酸なら良いというわけではなく、糖質を含まないものを選んでくださいね。
運動する
痩せたいけど食べたい、けど食べる量や食べ方を変えたくないなら、運動するのが一番のダイエット方法かもしれません。では、具体的にどんな運動をしたら良いでしょうか?
ウォーキング
忙しい毎日の中で、運動をする時間を取ることは困難という方もいらっしゃるでしょう。ですから、ちょっとした時間に歩いてみませんか?
出勤時に、一駅手前で降りて歩く、買い物は歩いて行く、エレベーターをやめて階段を使うなどの少しの努力でも違ってきます。食事によるカロリーの摂取量を変えなくても、それを上回るカロリーを消費できれば良いわけです。
歩くことで、体が引き締まり、体重だけでなく体型の変化も感じることができるはずです。
腹式呼吸
歩くよりも手軽にできる方法は、腹式呼吸をするというものです。テレビを見ながら、電車で移動中に、デスクワークをしながらなど、いつでもどこでも手軽に行えます。
インナーマッスルが鍛えられ、代謝のアップや、お腹周りのサイズダウン、便秘解消の効果を期待できるでしょう。
お腹がすいている時に次のような方法で行ってみてください。

出典:dietbook.biz
方法 |
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①鼻から息を吸い、お腹にへこませて息をためた状態を30秒キープします。 |
②キープしている間は肛門も引き締めるようにします。 |
③そしてゆっくりと口から息を吐きましょう。 |
痩せたいけど食べたいなら少しの工夫を!
「痩せたいけど食べたい」これがダイエットをしている方の本当の気持ちでしょう。食事制限をせずに痩せるのは確かに簡単ではありません。それに、大幅な体重減少は期待し過ぎない方が良いかもしれません。
でも、食べ方、食べる内容、運動をすることなどのちょっとした工夫で、美味しいものを食べながら健康的な体型を手に入れることができるかもしれませんよ。