目次
温野菜が生野菜よりおすすめな理由3つ
温野菜とは、特定の野菜の種類を指すのではなく、加熱調理した野菜全般を指します。温野菜が生野菜に比べておすすめな理由は3つあります。
- 加熱することでかさが減るのでたくさん食べられる
- たくさん食べても生野菜のように身体が冷えることがない
- 加熱したほうが吸収率が高まる栄養素がある
①たくさん食べて、満腹&ヘルシー

生野菜と温野菜で、どれだけ食べやすさが違うか比較してみましょう。例えばキャベツの千切り。100グラムのキャベツの千切りは、外食先でフライを頼んだときにお皿に山盛り乗っているぐらいの量です。
一方、100グラムのキャベツを茹でて絞ると、小鉢に収まるぐらいの量になります。千切りキャベツは、食べるのが大変な割には量が多くないので、時間が経つとまたお腹がすいてしまいます。温野菜は、たくさん食べられるので満腹感が持続しやすいのです。
野菜を茹でるとビタミンCは減少しますが、量を食べることでカバーできます。ほうれん草を茹でて絞ると、ビタミンCは半分近くゆで汁に溶け出してしまいますが、茹でると生の倍以上の量は簡単に食べることができるので、温野菜にすれば摂れるビタミンCの総量が増える、と考えることもできます。
②生野菜は体の冷えに注意!
生野菜サラダは、氷水で葉野菜をパリッとさせたり、冷蔵庫で食べる直前まで冷やしたりと、かなり冷たい食べ物。冷たいものを食べると、身体は温度差を埋めるために熱エネルギーを消費します。それで身体が冷えてしまうのです。
身体の冷えは、代謝を悪くし脂肪をため込んでしまうので、ダイエット中の人は特に冷えには気を付けましょう。モデルさんは、身体を冷やさないために普段の飲み物も常温で飲んでいるという人が多いです。
③温野菜は栄養吸収率が良い
栄養価は、総量だけでなく吸収率も重要なポイントです。栄養価の高い食べ物を食べても、吸収できなければ意味がありません。
ブロッコリーには、100グラムあたり0.7ミリグラムの鉄分が含まれています。生食では残念ながら、このうち6%しか吸収されません。加熱すると吸収率は30%にアップします。キャベツの鉄分吸収率も、生食だと7%、加熱すると27%にアップします。
「脂溶性ビタミン」と呼ばれるビタミンA・D・E・Kは、油分と一緒に摂ると吸収率がアップします。脂溶性ビタミンを含む野菜は、炒めて食べたり、オリーブオイルを垂らしたスープに入れて食べるのがおすすめです。
脂溶性ビタミンの多い野菜 | |
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ビタミンA | にんじん、ほうれん草、かぼちゃ |
ビタミンE | モロヘイヤ、大根の葉、しそ |
ビタミンK | パセリ、バジル、小松菜 |
※ビタミンDは野菜にはほとんど含まれていません。
ポイント
食事でダイエットをするときは、メリットを総合的に考えよう。単にカロリーオフするだけではお腹がすいてしまうし、身体によくない。満腹感を得られてしっかり栄養も摂れるのが、温野菜ダイエットの嬉しいポイント!
温野菜ダイエットの効果を検証!これだけ痩せた!

実際、温野菜ダイエットではどの程度の効果が期待できるのでしょうか?成功者の声を集めました!
ブロッコリーや、キャベツをゆでて、食事の前に欠かさず食べるようにしました。
温野菜なので、体を冷やすことなく、お腹を一杯にできました。
4か月ほどつづけて、4キロほど痩せることに成功しました。
野菜を積極的に摂取できるので、肌の調子が良くなりました。体重は今の所−1キロです。
ポイント
温野菜ダイエットで効果を感じている人は多いものの、一方でリバウンドしてしまったという声も。短期間で痩せるとリバウンドもしやすいので、無理のないペースで長く続けることが成功の近道。
温野菜ダイエットの方法
温野菜ダイエットの方法は、短期間で痩せたいか、長期間かけてのんびり体重を減らしていきたいかによって選びましょう。短期間で痩せたい人は、夕食の炭水化物を抜いて、代わりに温野菜をたっぷり食べましょう。
すぐに効果が現れますが、リバウンドには要注意です!体重が減った後も、炭水化物は少な目をキープして、温野菜を食べる習慣を続けましょう。
長期間かけてじっくり体重を減らしたい人は、食事の初めにまず温野菜スープを飲むようにしましょう。同じ食事をしていても、最初に温野菜スープを飲むことで血糖値の上がり方が緩やかになるので、太りにくくなります。また、温野菜スープである程度お腹がいっぱいになるので、食べすぎを防止できます。温かいスープで身体を温めることで代謝が良くなるので、太りにくい身体を作るサポートにもなります。
温野菜ダイエットにおすすめの野菜
温野菜ダイエットは基本的にどんな野菜を使ってもOKですが、ダイエット効果が高い野菜を取り入れることでより効率的に。特におすすめの野菜は、トマト・ごぼう・玉ねぎ・枝豆・ブロッコリーです。
うれしいダイエット効果 | |
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トマト | 中性脂肪を減らす効果がある |
ごぼう | 食物繊維が豊富 |
玉ねぎ | ケルセチンが中性脂肪や余分な糖質を減らす |
枝豆 | 糖質を代謝するビタミンB1が豊富 |
ブロッコリー | 各種ビタミンが豊富(ビタミンK、B6、C、E、葉酸) |
積極的に食べたくなる!温野菜ダイエットおすすめレシピ
温野菜ダイエットを無理なく続けるポイントは2つ。
- 色々なスープやドレッシングで変化をつけて飽きないようにする
- 簡単な調理法でおいしく食べる
このポイントを押さえたおすすめレシピを紹介します!
レンジで簡単温野菜サラダ

出典:cookpad.com
材料(1人分) | |
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鶏肉 | 約50g |
えのき | 約10g |
人参 | 約3cm |
ブロッコリー | 約10g |
キャベツ | 1枚 |
作り方 |
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①材料を全て食べやすい大きさに切る。 |
②切った食材を耐熱皿に並べる。 |
③ラップをかけてレンジで2分温める。 |
レンジ調理なら、ビタミンが流れ出ることもなく効率的に栄養を摂ることができます。水が出てくることもないので、お弁当にもピッタリ。ノンオイルドレッシングや、カロリーハーフのマヨネーズを添えていただきましょう。
時間に余裕がある人なら、手作りドレッシングもおすすめ。人参・玉ねぎ・オリーブオイル・酢・しょうゆ・砂糖をフードプロセッサーに入れて回すと、お店に売っているような美味しいドレッシングができます。
脂肪燃焼スープ

出典:cookpad.com
材料(4人分) | |
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★キャベツ | 半玉 |
★セロリ | 5本 |
★玉ねぎ | 2個 |
★ピーマン | 6個 |
ホールトマト缶 | 1缶 |
コンソメスープの素 | 2キューブ |
ほんだし粉 | 大さじ1 |
お好みのパウダー | 適量 |
作り方 |
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①★を食べやすい大きさに切る。 |
②★の野菜をしんなりするまで煮る。 |
③ホールトマトと調味料を入れて煮る。 |
7日間で8キロ痩せた人もいたということで話題になった脂肪燃焼スープ。中性脂肪を減らす効果のあるトマトさえ入れれば、あとはどんな野菜を入れてもOK。色々な野菜を入れて変化を楽しみましょう。脂肪分がカットされた溶けるチーズを乗せてもおいしいです。
ポイント
温野菜ダイエットは、サラダとスープが基本。栄養をしっかり摂れるよう、野菜をたっぷり使って。ダイエット中でも楽しめるよう、色々なドレッシングやトッピングを試してみよう。
編集部おすすめの簡単野菜摂取アイテム
温野菜は身体にもダイエットにも良い事は、わかっていただけたと思います。ですが温野菜は調理が必要となるので、忙しい日に摂取するのは難しいのが悩みの種ですよね。そんな時におすすめが、簡単に野菜を摂取できるアイテムです。
グリーンスムージー
野菜がたっぷり配合されていて、機能性表示食品のイージースムージーグリーンもおすすめです。付属のシェイカーにイージースムージーグリーンと水を入れて振るだけで完成するので、忙しい日もバッチリです。ヨーグルトやバナナなどを入れたアレンジレシピも美味しいので、その日の気分、状況で味や飲み方を変えられるのも魅力です。
サプリで野菜を摂取するのもおすすめ
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ダイエットには断然「温野菜」がおすすめ!まとめ
温野菜は生野菜のように身体を冷やさないので、代謝が下がる事もなく栄養吸収率も良いのでダイエットにピッタリの食材と言えます。ですが極端なダイエットはリバウンドになりかねないので、ダイエットの基本ルールを守った上で上手く温野菜を利用しましょう。